オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

「選ばれてあることの恍惚と不安二つ我にあり」~吉沢亮 in 『ボクらの時代』

  この3人の醸し出す雰囲気が、とても落ち着いていて、静謐で、凍てつく冬の朝にじわっとキモチが温まるような時間でした🎵

 

 ご本人たちは意識しているかどうかわからないけど、 生き方や考え方、価値観に共通項が沢山ある3人なのではないかと😊特に、自らを冷静に分析して、役者としての立ち位置やプライベートな部分をも俯瞰して客観的に眺めているようなところが。そして、ガチで語るというより、時に自虐や羞恥心というオブラートでくるんでユーモア混じりに語るところが。

 

  「他にやることがないから役者をやっている。…結局、最後に残ったのが役者業だった」と、半ば自嘲ぎみに語る3人。役者の家に生まれて、一番やりたくなかったのが役者という職業だった若葉さん😅、落合さんに至っては「(役者やっていなかったら)まともに社会出られるのか」という恐怖に囚われたこともあったそう。その一方で、カメラに立つ時の半端ないプレッシャー、常に「人に見られ、評価される」ことの緊張感を正直に吐露する3人。役者さんたちはきっと、与えられたその役を、その身を削るように日々演じてくれているんだね😢…でも、あなたたちの努力のおかげで、ヲタクを含め、大勢の人が日々、励まされたり癒されたり、勇気や生きる希望をもらってる。そしてその成果は、銀幕の上で半永久的に生き続け、さらに大勢の人たちに影響を与え続ける。

 

選ばれてあることの恍惚と不安二つ我にあり

 

この3人にはこれからもずっと、幾多のプレッシャーに負けずに、自分自身を失うことなく、演技を通してたくさんたくさん、私たちに愛と希望を届け続けてほしい…と、願わずにはいられない。

 

  最近、座長を務めることの多い吉沢さんに、落合さんが、相応の心構えがあるのか尋ねると、吉沢さんがすかさず落ち着き払って「今回(映画『AWAKE』の現場)はあんまり…。しっかりした役者さんばかりだから、俺が無理に何かしなくても自然とまとまっていった」と。たたみかけるように若葉さんが「それでいいと思うよ❗オレは座長が頑張ってる現場ってあんまり好きじゃないんだ。こっちにもそれを強要されてる気がして」と、ナイスフォロー❤️

 

  しかしまあ、吉沢さんって若葉さんと落合さんの5個も年下なんだよね❓…なんだかその落ち着きと貫禄がお兄ちゃんたちに負けてなくて😅ヲタク的にはますます(…やっぱり吉沢亮はハンパぢゃない❗)という想いを強くした30分なのであった、ぢゃん、ぢゃん❗

 

  

 

  

 

  

 

君もボクもヒーローさ😉~吉沢亮 in 『AWAKE』

 将棋の世界を、新しい切り口で描いた映画。山田篤宏監督のワンアイデア、一発勝負❗爽快で、胸アツで、登場人物たちに100%感情移入できちゃう…

はっきり言って、めちゃくちゃヲタク好みの映画です❗

 

  全国から将棋会館に集まって来る、プロのタマゴの少年棋士たち。お互い切磋琢磨し、1日ほぼ全てを将棋に費やし、身を削るように技を磨いても、実際にプロになれるのはほんのひと握り。棋士会館の先生が、「地元で天才ともてはやされて、ここへ来て上には上がいると知る。…でも、(厳しい現実に直面しながらも)努力を続けられるのが天才なんだ」と呟く。言い古された言葉かもしれないけれど、見終わったあと、冒頭のその言葉がしみじみ胸を打つのです。

 

  それこそ少年時代は将棋の天才と呼ばれた清田英一(吉沢亮)。しかし彼は、唯一無二のライバルとしてずっと切磋琢磨してきた浅川陸(若葉竜也)にある日敗れ、彼にはこれからも(きっと勝てない)と悟って、その日からプロの夢を「捨てた」。21才で大学に入り直した彼は、コンピューター将棋の可能性に魅せられ、サークル「人工知能研究会」の先輩、磯野達也(落合モトキ)とタッグを組んで、最強の将棋ソフトAWAKEの開発にのめり込んでいく……。

 

  将棋という「静」の世界を題材にし、説明的なセリフも殆どないのに、全編を貫く疾走感、見終わった後の爽快感はどうしたことでしょう😮それに、ヲタクぜんぜん将棋のことわからないのに、このドキドキワクワクの緊張感はどこから来るのかな…。まるでアクション映画を見てる時みたいな😅リピートの時は、最近パソコン相手に将棋さしてる夫を連れていってみよう。将棋好きの彼の感想も聞いてみたい😊

 

  何しろ、吉沢亮 & 若葉竜也 &落合モトキの、演技のトライアングルが素晴らしいです。物語は、英一(吉沢)&磯野(落合)によるコンピューターソフトAWAKEの開発と、棋士陸(若葉)の成長と苦悩が並行して語られ、かつてのライバル同士が会いまみえる電脳戦で最大のクライマックスを迎えるのですが、この吉沢亮 vs.若葉竜也の、無言の中にも激しい火花が散るような演技合戦が凄い❗期待と緊張と不安と猛々しさを眼だけで語る吉沢さんの「表情の魔術師」ぶり、それを受けて立つ若葉さんの、どこから見ても新進気鋭の天才棋士にしか見えない佇まいと、端正な中に仄見える得体の知れない不気味なオーラ。若葉さんの駒を進める時の指先の美しさは必見❗

 

  山田監督が、「どうしたらいいかわからなくて吉沢くんに丸投げした」という吉沢さんのクライマックスシーンの表情、これはもうヲタクの中の「映像作品における吉沢亮の表情コレクション」、いきなり首位に躍り出ましたね(笑)リバエを抜いたかも…。

 

  一方、吉沢さんと落合モトキくんとのコミカルな掛け合いは、緊張を孕んだストーリーの中での一服の清涼剤😊落合くんは、奇人変人の天才を演じさせたら右に出る者はいない…と普段ヲタクが思っているベネさまことベネディクト・カンバーバッチを思わせる緩急自在な演技で、ヲタク、胸キュン(笑)

 

  人は誰も人生において、勝負に打って出なければならない岐路に立たされる時がある。けれど、それは長い長い人生の単なる通過点。勝っても負けても、その結果を糧にして努力を続け、新たな挑戦を積み重ねていけば、いつかきっと、君もボクも今いる場所で、ヒーローになれる……そんな希望と勇気をもらえるような映画でした❗将棋という特殊な世界の話ではあるけれど、テーマは普遍的…孫がもちょっと大きくなったらぜひ見せてあげたい映画😊

 

  山田監督、「この座組で今度はコメディをやりたいね」って仰っていましたね~🎵

 

あー、見たいよ、この3人組のコメディ❗山田監督の演出で😍

街に元気を🎄🎅🎁✨『とくダネ❗』の宮本浩次さん

  クリスマスイブの今日、『とくダネ❗』にご登場の宮本浩次さん。いつものように全力投球の宮本さんですが、こんな朝早くに出演の数時間前にスタジオ入りして、ライブと同じ位の熱量で歌い切るって凄いことだと思うんですね。宮本さんのことだから、また好きなビールも1週間前からひかえて今朝に臨んだんでしょうか。

 

  生歌2曲を披露…というのでワクワクしていました。クリスマスイブだから、1曲はこれしかないでしょう❗…というわけで、ハイ、1曲めはもちろん、ユーミンの『恋人はサンタクロース』❗プレゼントを抱えて、つむじ風追い越して雪国からやって来る背の高い彼。今日のヲタクにとって、熱い歌声とパフォーマンスというプレゼントを抱えてやって来たサンタさんはもちろん、宮本浩次さんです😊クリスマスらしく赤いネクタイで…なんか…可愛かった(笑)

 

  2曲めは、『異邦人』。宮本さんはよく、「街に歌声と元気を届けたい」という言い方をしますね。その気概がもう、素晴らしいといつも思うんですが、今回のカバーアルバム『ROMANCE』の中で、その言葉がいちばんしっくり来るのがこの曲でしょう。TVで披露してくれるパフォーマンスももちろん素晴らしいんですが、眼を瞑って宮本さんの歌声を聴いていると、空間が無限大に拡がっていくような気がします。

 

  歌い終わった後、キャスターの小倉智昭さんから「スタジオは宮本くんには狭すぎたね」と言われる宮本さん😅うん、ヲタクもいつも思います。スタジオも、ライブの舞台も、宮本さんには狭すぎるよね。ひょっとしたら日本という国すらも(笑)

 

  

「モトキくんのお芝居はおもしろい」by吉沢亮~『Awesome❗』Vol.39

 『Awesome❗ 』Vol.a39は、映画『AWAKE』総特集なんと40ページ❗あらすじや場面集に加えて吉沢さんと若葉竜也くん(人間対AIの将棋対決をテーマにしたこの作品の中で、吉沢さんの長年のライバルである天才棋士を演じる)のロングインタビュー❗

 

  吉沢さんのインタビューの中でヲタク的に一番印象的だったのは、吉沢さんが落合モトキくんについて語っているくだり。ヲタクはどちらかというと、男性がバディのほうが吉沢さんのお芝居の独自性とか面白み、意外性が、より多く引き出されるような気がしてならない。最近だと、『キングダム』の山崎賢人くんとか、『青くて、痛くて、脆い』の岡山天音くん、『さくら』の北村匠海くんとか。今回のインタビューの中でも、「(この映画の)どんなところに惹かれたんでしょうか」との問いに、吉沢さん自身

ストーリーはそこまで難しいことを言ってるわけではないんですが、男と男のこういった関係性に憧れるんだろうなって思ったんです。 基本的に男と男がバチバチやってるのが好きなんです。

って仰ってるし😊さすが、男きょうだい4人育ち(笑)

  あ、もちろん現時点での話で、吉沢さんの演技の進化の度合いはスゴいものがあるから、これからどんどん変化していくんでしょうけど😅

 

  落合モトキくんは、将棋に青春を賭けてきて、挫折した映画の主人公・英一(吉沢さん)が、将棋畑以外で初めて触れた大学の先輩役。吉沢さん自身、撮影中はモトキくんのお芝居にかなり影響を受けていたようで…。

僕はモトキくんとのシーンが多かったので、いつも"どんな感じでやるのかな?"と想像しながら見ていて。でも毎回想像と違っていて、"そんなふうに作るんだ!"って驚かされていました。

うわー、アノ演技巧者吉沢さんの想像を裏切るお芝居を繰り出してくるモトキくん…😮最強じゃないですか❗

 

  確か山田篤宏監督が、このモトキくん演じる大学の「人口知能研究会」の先輩、磯野達也の人物造型は映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の科学者ドクを参考にした…ってどこかで仰っていた気がする。いやぁ、ドクかぁ~😍ヲタクはもう、主人公のマイケル J フォックスに負けず劣らず、クリストファー・ロイド演じるドクの奇人変人ぶりを愛してたし、二人の掛け合いも超面白くて大好きだったから、今回の『AWAKE』、吉沢亮vs.落合モトキの引き起こすお芝居の化学反応がめちゃくちゃ楽しみだわ❗

 

  そして グラビア、レザージャケットをはおった下に、チラリと見える、滑らかな素材のシャツブラウス❤️ハードになりすぎず、吉沢さんの柔らかい雰囲気にぴったりなステキな着こなし😍グラビアも相変わらず眼福、眼福🎵

 

 「awesome❗」Vol.39を読んでおけば、明日から公開の映画『AWAKE』、予習はバッチリです😊

 

これはね、反則ですよ(笑)~吉沢 亮 in『キネマ旬報』2021年1月号

 キネマ旬報にご登場の吉沢さん❗キネ旬の吉沢さんかぁ…。なんか、感慨深い。

 

  吉沢沼に落ちる前までは、俳優部門ではヲタクはほぼほぼ外タレ専門でした。推しが出演している映画が、『スクリーン』でベスト10入りするのはもちろん嬉しい。でもやっぱり…キネ旬の評価は…なんだか特別感があるんだよね。ヲタクにとってその特別感がどこから来るのか、いまだにはっきりわからないんだけど😅今号の日本映画「REVIEW」 で、『AWAKE』に3人の専門家の方が評論を寄稿されていましたが、うちお2人がなんと星4つ★★★★「オススメ❗」をつけていましたぞ❗

…これはキネ旬ベスト10も期待しちゃおっかなー😉

 

  グラビアの中で、映画館の赤いシートにもたれる吉沢さん。その陶器のようなお顔の半分が闇に沈んで、光と翳にくっきりと別れています。濃い睫毛に縁取られた淡褐色の瞳がひとつだけしか露になっていないために、その美しい表情をすべて白日の下に晒してみたいという見る側の欲望をかきたてる…。

これはね、反則ですよ(笑)

隠されれば隠されるほど、こっちの欲望は肥大していくんだから。

 

  美の極致とも言えるグラビアから一転して、インタビューでは、寝る前のカップラーメンとビール2本でブクブク太った(注・本人談)という話題に😅さすがギャップ萌えの帝王、吉沢亮❗…確かに若葉くんと将棋をさしている場面を見るとかなり…Ⅹ%#≒≠$#?太った時って、横から見るとはっきりわかっちゃうんですよね。まあ、『聖の青春』の松山ケンイチほどじゃないとは思うんだけど(⬅️希望的観測😅)

 

  主人公の身体的特徴はさておき(笑)吉沢さんが主人公の英一の心情をどう捉えているかというと…。

 

似ているところは、けっこうありました。たとえば、人から善意を向けられていないがゆえに、変に疑ってしまったり、他人の存在をうっとうしく思ってしまったりとか。本当はうれしいし、素直になれないだけなのに、それを人のせいにしちゃう感じは理解できるなと思いました。

 

  吉沢さんがいつも、与えられた役をきめ細やかに、リアルに演じることができるのは、こうやってその心情を理解しよう、寄り添おうとひたすら努力しているからなんだね。理解は愛に通じるから、吉沢さんの、演じる役柄に対する愛情が結局は、彼自身を耀かせているのだと思う。

 

 …そう言えばいきなり話は変わりますが、 山田篤宏監督はニューヨーク大学で映像製作を学んだ方なんですね❗最近見た映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(ウッディ・アレン監督)で、主人公のティモシー・シャラメの幼なじみがニューヨーク大学で映画製作を学んでいる…という設定だったのを思い出しました😊彼が自主製作する「フィルムノワール」で、シャラメが初対面のセレーナ・ゴメスとラブシーンを演じるハメになったんでしたっけ😅

 

  街のそこかしこにアートが息づいていると言われる街ニューヨーク。そこでグローバルな感覚と自由闊達な表現力を身につけた山田監督が紡ぐ青春エンタテイメント❗

(…と、ヲタクは予想する=笑)

ハートは乙女のアマゾネス~『ワンダーウーマン1984』


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(ワンダーウーマンが活躍するワシントンの街…From Pixabay)

 やっと公開~~❗コロナ禍のせいで未公開の話題作が山積みだけど、この作品もその一つ。前作の舞台は第一次世界大戦中でしたが、時代は一気に飛んで1984年。見ている私たちにしたら、当時のバブリーな雰囲気や、ファッション、音楽がすでに懐かしいのだけど😊

 

  冒頭、現在のダイアナの基礎を築いた一つの出来事として、少女時代のダイアナが故郷の島セミッシラでアマゾネス版SASUKEみたいな競技に参加するシーンから始まるんだけど、もうしょっぱなから手に汗握りまくり(笑)背景に広がる真っ青な海、急峻な山谷を馬で一気に駆け抜けるアマゾネスたち。

 

  馬に振り落とされてやむなく近道したダイアナを、「勝利に値しない❗」と一刀両断するアマゾネス史上最強の将軍と言われたアンティオペ役のロビン・ライトが前作に引き続きめちゃくちゃカッコいい❗ロビン・ライト…そう、大ヒットドラマ『ハウス・オブ・カード~野望の階段』で、夫(ケビン・スペイシー)の後を引き継いでアメリカ初の女性大統領に上り詰めた鉄の女。ロビンはいつでもどこでもアマゾネス(笑)

 

  ヲタクはチビで童顔(しかもタヌキ顔😅ヨーロッパに住んでいた頃は、30代だというのにしょっちゅう中学生に間違えられてた)なんで、長身でパワフルな美女を見ると無条件で憧れちゃう😍『ドクターストレンジ』のティルダ・スウィントンとか『マイティソー』のケイト・ブランシェットとか今回のロビン・ライトとかね。

 

 さて1984年のダイアナですが、 前作のラストから引き続きスミソニアン博物館の学芸員として働きながら、ワンダーウーマンとして街の悪を挫き、困った人々を助ける日々。(ニューヨークにはスパイダーマンが、ワシントンD.Cにはワンダーウーマンあり…というわけ😉)そんな彼女が今作では、世界征服の陰謀に立ち向かいます。

 

  ダイアナの一番の魅力は、オニ強いのに、心は乙女のままのピュアハート、アマゾネス族の王女らしく、立ち振舞いもとっても淑女なところ。アクションも美しいんですよね。まるでバレエを見てるみたい😍

 

  前作で悲しいお別れをした😢スティーブが、(え、それ❗?)っていう形で甦ってきます😅これ以上はネタバレになっちゃうから言えないけど…。でもそれも、ダイアナの純粋さがなせるわざ…と思えば納得がいく、うん。

 

  ヒール役もそんな彼女に相応しく?😅人間離れしたサイコパスなんかじゃなくて、しごく人間くさいんですよ。今回ダイアナのライバルとなるチーターも、元はと言えばドジでモテないいじめられッ子。それが思わぬ力を与えられて…って、『ミザリー』を思い出します。ラスボスも貧しいヒスパニック系で、人生逆転を狙ったがために正道から踏み外してしまった設定。ダイアナも、そんな彼らの心の痛みがわかるからこそ、力でねじ伏せたり、断罪しようとは決してしない。ラスト、彼女が全世界の人々へ向けて語りかけるメッセージが泣かせます😢

 

  最近はヒーローものと言ってもダークな内容のものが多くなってきましたが、この作品は安心して家族揃って見に行けます。特に母娘で見るのにおススメ❗

 

TVドラマ版でダイアナを演じた元祖ワンダーウーマン、リンダ・カーターが一瞬だけカメオ出演しています😉ガル・ガドットが取材の時に着ていた衣装も、リンダのファッションを踏襲したものだとか。監督やキャストをはじめとして、関係者たちの、大先輩に対するリスペクトが清々しい😊

 

 

 

 

  

 

  

 

  

 

  

『AWAKE』vs.『ソーシャルネットワーク』❗

  You Tube脳科学者の茂木健一郎さんと、山田篤宏監督の対談が公開されていて、めちゃくちゃ面白かった😊

 

  茂木さんは『AWAKE』の試写を見て、『ソーシャルネットワーク』(デヴィッド・フィンチャー監督)と感触が似てる…って仰っていて、それに対して監督も「あの映画は参考にしました。元々好きな映画だったので」と。

 

それを聞いたヲタク、「よっしゃあああ❗」と言いつつ、こぶしを振り上げるの巻(笑)

 

  吉沢さんは「将棋に馴染みがない人でも楽しめる映画。仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリーになっています」と語っていて、ヲタクにとって『ソーシャルネットワーク』もまた、まさにそういう映画だったから😊

 

  フェイスブックのスタートアップを描いた物語なんだけど、何しろハーバードの学生ザッカーバーグがひどくKYのコミュ障で、ボストン大の彼女(ルーニー・マーラ)に「(ハーバードの)僕と付き合えて光栄でしょ?」と口走り、「あなたってサイテー❗」と手ひどくフラレるところから物語が始まります。可愛さ余って憎さ百倍、ブログに彼女の悪口を書き込み(未だ未練タラタラなクセに…😅)、それでも気がおさまらないザッカーバーグは、女子大生のビジュアルの格付けサイトを立ち上げるんですね。天下のフェイスブックの前身にしてはサイテーすぎる…😅学生でありながら起業し、巨額の富を手中にしてのしあがっていく一方で、かつての仲間たちから「借金を踏み倒された」「アイデアを盗まれた」と次々と訴訟を起こされるザッカーバーグ。革新的コミュニケーションツールを立ち上げながら、自分自身は周囲と思うようにコミュニケーションがとれず、彼女とよりを戻したいと思っても、結局彼女は戻って来ない…という皮肉で苦い青春物語。映画のラスト、一人ぼっちで佇むザッカーバーグの、何とも言えない寂寞とした表情が強烈でした。

 

  片や『AWAKE』、吉沢さん演じる英一(あら、こっちも英一なのね。字は違うけど😅)もまた、一番望んでいたものが手に入らないという強烈な挫折感を味わった青年。手段を変えて、夢に再度の挑戦を試みるわけですが、果たしてその行き着く先は…❗❓ザッカーバーグのように、さらに苦い結末が待ち受けているのか❓それとも…。

 

  ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグはこの時アカデミー賞主演男優賞ノミネート。「ラストの表情は吉沢くんに任せる」と監督から全幅の信頼を寄せられた日本のジェシー・アイゼンバーグこと吉沢さん😊茂木健一郎先生からも

「いやぁ、あの美形の吉沢亮さん。

いい演技しますよね」

と、その演技はお墨付き❗

 

いろいろ楽しみな映画『AWAKE』、公開日の25日まであと4日❗

 

周りの方々の力を借りて~吉沢亮 in『月刊TVガイド』

  さまざまな雑誌に来年の大河ドラマの主役として取り上げられ、スポットライトを浴びているのを見ると、吉沢さんは役者として今、つくづく凄い位置にいるんだな…と思う。(⬅️今さら😅)

 

  吉沢さんによれば、キャストの豪華さはいうまでもなく、照明の数の多さからオープンセットの広さに至るまで大河ドラマは破格のスケールであるらしい😮よく「大河ドラマが俳優としての悲願」とか、出演が決まって号泣した…とかいう話を聞くけど、むべなるかな。…しかしそこはそれ吉沢さんのこと、当初は緊張して雰囲気に呑まれていたとは言うものの、インタビューから感じられるのはいつもながらの柔軟な、そして自然体の姿勢😊

 

  主演として座長の心得みたいなものをよく聞かれるけれども、そこはあまり意識していない…と。先輩の素晴らしい役者さん方もたくさんいらっしゃるし、気張ったところで空回りするのは目に見えている…と(笑)

 

むしろ周りの方々の力を借りて、助けていただきながら渋沢栄一として真ん中に立たせていただくつもりで、現場に臨んでいこうと考えています。

さすが吉沢さん、ナイスですね❗

(by 某監督=笑)

 

  作品の数字や評価を主演俳優やある特定の人にヒモ付けるような煽り記事をたまに見かけますよね。映画にしろドラマにしろ、ひとつの作品はクレジットに登場する人々をはじめとして、それに関わった人たち全員が一丸となって作り上げていくもの。ああいう言い方はね、そういう関係者の方々に対してきわめて失礼なことだと思うんですね。

 

  しかし、吉沢さんの上記の発言等を読むと、周囲の雑音に惑わされず、不必要なプレッシャーもさほど感じることなく、渋沢栄一としての長丁場を爽やかに駆け抜けてくれそうで、ほっとひと安心😊

 

  演じきった時、自分がどういう感覚を身につけているのか本当に楽しみにしているという吉沢さん😊

 

  見ているこちら側も、それはもう本当にワクワク楽しみが止まりませんっっ❗❗

 

 

岩田剛典は日本のアーミー・ハマー❗~『コールドケースIII』

 今夜の『コールドケースIII』第3話『女優』、ゲストは今をときめく有村架純と岩田剛典❗

 

  有村架純は、田中絹代かはたまた京マチ子か、多くの巨匠たちに愛される昭和の大女優役。彼女の黒目がちな大きな瞳とふっくらした顔立ちが、古風な外巻きカールに似合うこと😊その美しさは眩しいばかりです。

 

  そしてそして、岩田剛典ですよ❗大女優を献身的に支えるマネージャー役。今回の作品も然り…なのですが、この人はなんて「受け」の演技が巧いんだろうといつも思う。

 

  『植物図鑑』の高畑充希、『ディア・シスター』の石原さとみ(彼女のそれまでのイメージを打ち破るような役柄になりました)、『去年の冬、君と別れ』の山本美月、『パーフェクトワールド』の杉咲花、『空に住む』の多部未華子、そして今回の有村架純…。美貌と演技力を兼ね備えた、綺羅星のような女優さんたち。どの作品でも、岩ちゃんは自分が目立つというよりもむしろ、彼女たちの魅力を耀かせ、それによってまた彼自身もさらに高みに登って行っているような気がするんです😊

 

  それってアーミー・ハマーに凄く似てる気がする。彼自身にエッジーな、または強烈な個性があるわけではないけれど、決して相手役(女優さんばかりでなく、ティモシー・シャラメのような同性の相手でも😉)の魅力を相殺することはない、いやむしろ共演することで相乗効果を生んでいく…。アーミーもその素晴らしい「受け」の演技で、作品が途切れませんよね。

 

  うん、岩ちゃんは日本のアーミー・ハマーだ❗二人ともセレブ出身の正真正銘のおぼっちゃまくん(笑)生来のおっとりとした育ちの良さが滲み出るような演技、人を押し退けて前に出なくても、いつのまにか、しっかり自分の地位を確立してる…。

 

それって、スゴイことだ、素晴らしい個性だ😮

「吉沢亮は若手きっての理論派である」朝日新聞デジタル

 しょっぱなからこの名言。ヤられました(笑)

 

  ヲタクがちょうど2年前にブログを始めたのは、好きな人々、好きな事柄について、自分がその時どう感じたか、特にどの部分に感動したのか、備忘録を残しておきたかったから。感動❗…って移ろいやすいもので、すぐに日々の雑多な出来事に埋没してしまうから。だから、この記事のことも即、ブログに書いときます❗(笑)

 

  日頃ヲタクが吉沢亮さんという稀有な俳優さんについて想っていることを短い文章で完璧に表現して下さっていて、狂喜乱舞(笑)インタビュアーは石飛徳樹さんという方ですね。

 

  「若手演技派」って言われてる俳優さんはけっこう大勢いらっしゃると思うのね。でもその中でも、「理論派」というのは…。憑依型でなく直感でなく自らに酔うのでなく、「理論派」という言われ方は、個人的にかなーりツボである😊

 

  吉沢さんはインタビューの中で、映画『AWAKE』(12月25日公開)将棋の夢破れ、AIを開発することによって新たな夢に立ち向かう主人公を演じる際のアプローチについて語っていますが、まさに「若手きっての理論派」の面目躍如です😊

 

彼は表情の魔術師でもある。

 

なんだなんだ、その素晴らしい賛辞❗またヤられたゾ(笑)_〆(゚▽゚*)石飛さんはそのひとつの例として、アノ『リバーズエッジ』、ラスト近く悲劇が起きた後のアノ場面を取り上げて下さっていますが、「表現の魔術師 吉沢亮」を証明するシーンは、『AWAKE』にも所々に散りばめられているもよう。

 

だってだって…

初めて山田篤宏監督とお会いした時、『そこの表情は吉沢さんにお任せします。僕も、どうすればいいか分からないので』と言われました。なんでそんなにプレッシャーを掛けるんだ、と思いました(笑)

うぇぃぃぃぃ~~~\(^o^)/

いつものように吉沢さん、冗談めかしているけど、監督のその吉沢さんに寄せる絶対的信頼感なに❗❓(笑)

 

『AWAKE』とはまさに覚醒。吉沢さんの新たな作品を見るたびに私たちは、彼の演技者としての新たな覚醒を目撃しているのだと思う。

 

 …そして、最後に語る彼の、作品選びの姿勢もファンとしてはたまらない(笑)

 

  このインタビュー、無料の会員登録をすれば誰でも読めます😊ぜひ❤️

 


表情ひとつ、観客操る 「AWAKE」に主演、吉沢亮:朝日新聞デジタル

「体を大きくしています」by 吉沢亮~『からだにいいこと』2021年2月号

 「からだにいいこと」2021年2月号、『癒されタイム』に我らが吉沢亮さんご登場~❗

 

  …しかしインタビューを読み進めているうち、ヲタクにとっては『癒されタイム』というより、『頭でっかち妄想タイム』に変容していくのであった(笑)

 

  最近の吉沢さんは、来年2月から放送開始のNHK大河ドラマ『青天を衝け』渋沢栄一の役作りに余念がないもよう。

 

渋沢栄一は力持ちだったそうで、僕も力持ちに見えるよう体を大きくしています。

 

 どちらかと言えば多くを語らず、寡黙であるけれど、吉沢亮という人は、言葉よりまず行動で示すめちゃくちゃ男前な人だとヲタクは思う。…だから、「体を大きくしています」というたった一言の裏に、どれだけの努力を積み重ねているんだろう…と想像してみる。だけどきっと、それを誰かから言われたら、吉沢さんのことだから、「(そんなことないですよ)楽して生きたいほうだから」とか、答えちゃうんだろうなぁ😅

 

  ヲタクが沼に落ちたのは、あの痩せた、影の薄い感じの『リバーズエッジ』山田一郎役だったけど、もちろん、「体の大きな」吉沢さんだって楽しみに決まってる(笑)

 

  具体的に言うと、どの辺りを大きくしているのかしら❓😅大胸筋?三角筋上腕二頭筋僧帽筋?そ、それとも、だ、大臀筋?大きくなった体はドラマの中で着衣の上から想像するだけ?それともいつかの西島秀俊さんみたいに劇中で陽の目を見る場面はあるの?

(いーかげんにしてくださいッッッ( `д´)

by Ryo &Staff)

 

「筋肉は筋肉それ自体を目的として鍛えられねばならない」とのたもうたのは三島由紀夫ですがね、 イメージ的に言うと、ギリシャ彫刻?ラオコーン?ダビデ

 

  ……はっっ❗いけない、いけない😅いいかげんこのへんで口をつぐんで、ちょっとこれから妄想の世界にワープしてきます(笑)

 

  

最も過激で最も恐ろしく最も美しい女~『レディ・マクベス』

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  最近ヲタク大注目のフローレンス・ピュー、彼女の出世作『レディ・マクベス』U-NEXTで期間限定配信❗…これ、東京でしか上映してなくて、迷っているうちに終わってた作品😢半年くらい待たなきゃダメかな…と思っていたので、嬉しい~~😍(但し超新作なので、1,200円です😅)

 

  原作はロシアの作家ニコライ・レスコフの小説『ムツェンスク郡のマクベス夫人』で、オペラ化もされているそう😮舞台を英国に置き換えて撮影されたのがこの映画なんですね。どの批評読んでも「シェイクスピアの『マクベス』とは違います」って書いてある😅しかしヲタク的には、ヒロインの、欲望と野心を満たすためには手段を選ばない感じが、どう見てもシェイクスピア作品中最大のヒール(リチャード三世と双璧を為す😅)、マクベス夫人を想起させます。周囲のオトコたちの情けない腰抜けぶりも似てますね(笑)

 

  ストーリーは、20才以上も年の離れた夫に嫁いだ17才の少女キャサリンが、馬の世話係によって性の歓びに目覚め、彼を我が物にする為に次々と手を血に染めていく…というトンデモナイ話なんですが😅何が凄いかって、冒頭、少々野暮ったい無垢な少女として登場したキャサリンが、当時の女性に課せられた意味のない数々の風習や社会通念に次第に苛立ちと怒りを募らせ、ついには数々の軛を自ら断ち切ることによってあらゆるものから解放され、どんどん美しく変貌していくところ((( ;゚Д゚)))フローレンス嬢、この時若干20才❗ヲタクは『ファイティングファミリー』『ミッドサマー』『ストーリーオブ・マイライフ~わたしの若草物語』と彼女の多彩な演技を見て来ましたが、この映画が彼女の原点だったなんて❗……いやはや末おそろしや😅(特に『ミッドサマー』の、典型的巻き込まれ型ヒロインとのギャップ、スゴすぎ=笑)

 

  ロケ地はどこなんでしょう?冷たい風が吹きすさぶ、見渡す限りの索漠とした荒野。イングランドのヨークシャー地方か、はたまたスコットランドのハイランドか。自由を得る代わりに、人間として何かが欠落してしまったかのような孤独なヒロインの、荒涼たる心象風景をそのまま表しているかのようです。

 

 なんと、世界の映画祭・映画賞で21部門受賞47ノミネートされたという話題作かつ問題作。U-NEXTでの配信は、来年2021年1月10日まで❗

 

  

 

  

この魔女、狂暴につき😅~映画『魔女がいっぱい』

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  ギレルモ・デル・トロロアルド・ダールの『魔女がいっぱい』を映画化~~❗こりゃ、見ないとアカンやつでしょう(笑)(注・但し今回は監督ではなく、プロデュース&脚本に名を連ねています)

 

  ロアルド・ダールの原作は、祖母と暮らす一人の少年が魔女によってネズミに変えられてしまい、「世界中の子どもたちをネズミに変身させる❗」という魔女たちの悪辣な陰謀(魔女は世界中でいちばん子どもがキライ…という設定)を阻止しようとする…というおはなし。監督はロバート・ゼメキス(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『フォレスト・ガンプ』)だから、そのまま行ったら、少年の、アメリカン・スピリットに溢れたアドベンチャー、そして苦難を乗り越え大人に成長するというビルディングスロマンになったところでしょうが(まっ、それはそれで楽しそうだけど)、そこにデル・トロが加わったことで、原作のけっこうダークでシビアなテイストも保ちつつ、魔女のキャラ造型が、彼ならではの独特な魅力に溢れているのです。

 

  デル・トロの「異形への偏愛ぶり」は、『パンズ・ラビリンス』のペイルマンや、『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人の、セクシャルな造型で既に実証済みですが、今回デル・トロの期待を一身に受けて登場したのが(おそらく…ね😅)なんと、あのアン・ハサウェイ❗これはねー、ドギモ抜かれましたよね(笑)厚化粧やカツラで覆い隠してはいるけれど、そのじつ「手の指はかぎ爪、子どもの匂いを嗅ぐと鼻柱は20センチも広がり、口は耳まで裂ける」という恐怖の魔女軍団の頂点に君臨するラスボス((( ;゚Д゚)))ロシアか東欧?なまりの巻き舌英語を駆使し、恐ろしく狂暴で圧倒的オーラを放つ、眩しいばかりのゴージャスなヒール❤️…ギレルモ・デル・トロの「異形への偏愛」は、アン・ハサウェイを得て、ここに極まれり(笑)

 

  この映画の凄いところは、アン・ハサウェイ演じる大魔女が、長い間、異質なものを排除しようとする人間たちに恐れられ、忌み嫌われ、時には中世の魔女裁判のように迫害を受けてきて、ひょっとするとその復讐をしようとしているのでは…と思わせる場面があること。脚本の力か、演技の力か…。きっとその両方😊

 

  ネズミに変えられた孫の少年を助け、アン・ハサウェイの大魔女とガップリ四つ、堂々と戦い抜く肝っ玉おばあちゃんにオクタヴィア・スペンサーという名女優を持ってきたのもナイスキャスティング❗(『ヘルプ 心をつなぐストーリー』『ドリーム』『シェイプ・オブ・ウォーター』等々、逆境に負けないガッツな役柄はこの人ハマリ役ですよね😊)この、アカデミー賞女優二人のガチンコ勝負も見ものですゾ😉

 

  ハラハラドキドキの冒険譚に、(幸せは目に見えるものじゃなくて、決まった形があるものでもなくて、自分の置かれている状況をどう捉えるか、そして自らがどう行動するかにかかってる)…というさりげない教訓も滲ませて、大人も子どもも楽しめる、そして見終わった後は自然と、自分の日頃の生活を振り返る……そんな映画になってます。

 

  人生に必要なことはみんな、映画が教えてくれる。今までも、そしてこれからも😊

 

 

 

 

 

 

 

終わり良ければすべて良し~ドラマ『七人の秘書』


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  いやー、とうとう終わってしまった『七人の秘書』。木曜日の夜、伊良(いよし)コーラ片手にソファに寝そべって、大口あけて笑いながら「うっわー、キモいコイツ❗」とか、「いいぞ、やっつけちゃえ~」とか叫びまくる楽しみも、もはやこれまで(笑)

 

  題名見て、(秘書の話か~、懐かしいなぁ)と思いながら見始めたヲタク(昔むかし5年ほど、とある機関で秘書をしていたことがあるので)。時にはボスの代わりに文書等作成してボスはめくらサイン…なんてこともあるのに、実際のところは何ら権限も決定権もない、それこそドラマにあるように、何者にもなれない黒子の秘書稼業。…そんな悲哀とリアルを描く「お仕事モノ」かと思って見始めたら…。

 

なんの、なんの、全然違った❗(笑)

 

  社会の中枢で働く秘書たちが、その情報収集能力を駆使して、社会にはびこる悪い奴らをお仕置きしちゃうお話だったんですねぇ。

月に代わってお仕置きよ、秘書バージョン(笑)

結論として、ヲタク的にはリアルなお仕事ドラマよりこっちのほうが面白かった😉木曜日の夜っていちばん仕事の疲れが押し寄せる時だから、リアルなドラマより、こういう荒唐無稽(もちろん、良い意味です😊)なほうがストレス発散できる(笑)

 

  ストーリー展開は、毎回かなり突っ込みどころ満載なんだけど😅面白いんだから、カタイこと言いっこなし(笑)…それに、何より秘書たちがもうそれぞれキャラ立ちがスゴイ。室井滋の老獪なユーモア、木村文乃の気っ風の良さ、水を得た魚のごとき菜々緒のアネゴ肌(やっぱり菜々緒はこうでなくっちゃ❗)、大島優子のコケティッシュな小悪魔的魅力(『生きちゃった』と同じ人とはとても思えない😮)、シム・ウンギョンの汚れなき純情、そして、一緒に見ていた夫イチ推し、広瀬アリスの壮大な天然ボケ…誰も彼もみんな魅力満開でした🌸🌸

 

  秘書たちに相対するオトコたち…ワケありラーメン店の亭主・江口洋介、ラスボス岸部一徳はサスガの安定感😊

 

  なかでも、シム・ウンギョンの演技が素晴らしかったです。終盤も近づいた頃、リリー・フランキーが生き別れになっていた父親役で登場するんだけど(ゴメンなさい、1つだけネタバレ、お許し下さい🙇)二人がお互い名乗りをあげる場面、もう二人の情感籠った芝居がスゴくて、ヲタクは『愛の不時着』見た時より泣いちゃったゾ😭

 

  最終回、超絶アクションを誇る現代忍者の坂口拓さん(ヤクザな雑誌記者役)と秘書たちの大立回り、そして最終回ならではのゴージャスゲストも◎❗

 

  来週から木曜日寂しいなぁ…。シリーズ化してくれないかなー。

 

 テレビ朝日さん、よろしくお願いいたします(笑)

 

  

  

硝子の少年ノア・シュナップ~『アーニャはきっと来る』

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  『エイブのキッチン・ストーリー』で、そのむかしエドワード・ファーロング(『ターミネーター2』)やブラッド・レンフロ(『目撃者 刑事ジョン・ブック』)を初めて見て以来の衝撃を受けたヲタク。それ以来、ヲタクのアタマの中には、あのKinKi Kidsの名曲『硝子の少年』が鳴り響いているのです😅

 

  …あの歌は、最愛の人を年上の、地位も財力もあるオトナの男に奪われた少年の傷心と絶望を歌い上げたものだけど、ヲタクにとって『硝子の少年』とは、銀幕に登場する、硝子のように儚く脆い、あっという間に過ぎさってしまうその年齢特有の美しさを持った耀ける少年たち。

 

  この映画に主演するノア・シュナップくんも、そんな少年たちの一人。今回は、フランスはピレネー山脈の麓に住む羊飼いの少年ジョー(13才)としてご登場❗雪を戴くピレネー山脈を背に、ベレー帽を被り羊飼いのマントを翻して立ち尽くす姿は、さながら一幅の絵画のよう😍

 

  第二次世界大戦中の1942年、ナチスは既にパリを占領下に。ジョーの住む、スペインと国境を接する南仏のエスカン村にも、戦争の足音は確実に近づいてきます。村を通ってスペインに亡命しようとするユダヤ人たちを「狩る」…国境警備隊の日夜を問わないパトロールが始まったのです。そんなある日、ジョーは、山でベンジャミンという一人の男に出会います。彼はユダヤ人で、収容所列車に乗せられる直前に、一人娘のアーニャを連れて逃亡。ユダヤの子どもたちと共にスペインに亡命する為、義母オルカーダ(アンジェリカ・ヒューストン…『アダムズファミリー』のママですね😅今回も「村の災い」と呼ばれる特異なキャラを怪演)の農場に一時身を寄せていたのです。

 

  ベンジャミンと子どもたちの存在は、ジョー、そして朴訥で反骨精神旺盛なジョーのおじいちゃんアンリ(ジャン・レノ…イイ味出してます😊)から、最後には村人全員の知るところとなり、村人たちは一致団結して子どもたちを逃がそうと計画します。

 

  自分たち自身に危険に晒されている親族や友人がいるわけではない。何の利害も関係なく、ただただ見ず知らずの子どもたちを、身を賭して助けようと立ち上がる村人たち。そこに、ヒューマニズムの根源を見るような気がして、胸が熱くなります。しかもしかも、これが実話だなんて……❗

 

 ニンゲン、捨てたもんじゃないよね(笑)

 

また、この映画に登場するナチスの軍人は、戦争映画に よく見られるような非人道的キャラではなく、人間的な側面を持つ存在として描かれています。ナチスユダヤ人をテーマにした作品としては、かなり新しい視点で描かれているというか。特に、国境警備隊を率いるナチス将校のトーマス・クレッチマン。彼、アノぶっ飛びホラーの巨匠、ダリオ・アルジェント監督(『サスペリア』『フェノミナ』など)の『ドラキュラ』で、主役のドラキュラ伯爵演じてた人だー。お腹回りに貫禄がついたとはいえ😅すっかりダンディなイケオジになってるわー(笑)任務を忠実に実行しようとしながらも、平和を願い、自然を愛し、ジョーを父親のような目で見守る役を好演。さながら『ジョジョ・ラビット』のサム・ロックウェルのよう😍

 

  さまざまな苦難を乗り越え、やっと迎えた山越え決行の日。ところが、ベンジャミンが待ち焦がれる、収容所列車で離ればなれになった一人娘のアーニャだけが姿を現しません。…。子どもたちの行く手に広がる急峻な山々、谷川を流れる清流…。あの『サウンド・オブ・ミュージック』のラストシーン思い出しちゃった。

 

  果たしてアーニャは現れるのか?子どもたちの決死の逃避行の行く末は?

 

  ラストシーン、神が招来したかのような奇跡に、きっとあなたも涙するはず😢

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(ブルグ13併設のカフェから眺めるみなとみらい。カフェの円柱が映っちゃってますけど=笑)