相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」で「テルマがゆく❗️93歳のやさしいリベンジ」観賞。
ヲタクも今年で古希。あれ?映画がシニア料金になったと思ってウキウキしてたらあっという間に…。身体が思うように動かなくなって、海馬も前頭葉も働くなった時どう生きたらいいか、常に考える今日この頃。今まで自分のお手本といえば、東京オリンピックの時聖火ランナーを務めた当時100歳の女性(今はわかりませんが、その当時はまだ理髪店で働いてらした)、「世界最高齢プログラマー」若宮正子さん、「日本最高齢フィットネスインストラクター」筋肉ばあばこと瀧島未香さん、そして(フィクションの世界だけど)日本の歌〜明治生まれという高齢でありながら、かくしゃくとして博学、英語もペラペラ…という「コンピューターおばあちゃん」だったけど、今回テルマおばあちゃんが1枚加わりました❗️
テルマさんは93歳。部屋の壁中にぎっしり詰まった本、掃除マニアで家の隅々がきちんと片付けられているところを見れば、彼女の生活レベルが一目でわかります。そんな彼女が今ハマっているのは、たった1人の可愛い孫ダニー(フレッド・ヘッキンジャー)に教えてもらうPCのお勉強。……しかし彼女の平穏な日々も、携帯にかかってきた1本の電話によって破られてしまいます。目に入れてもいたくない当の孫ダニーからの電話。なんと車で妊婦と接触してしまい、ケガをさせて今は刑務所の中だと。保釈金が1万ドル必要だからすぐ振り込んでくれと言うのです。ほんの数日前に一緒にPCの勉強をしていた孫がいきなり今は刑務所……ってよくよく考えればオレオレ詐欺だってすぐわかりそうなもんだけど、いくらしっかり者のテルマさんでも、孫のダニーに関しては話が別、日頃の分別も冷静な判断力もどこかに吹っ飛んじゃうようで……。まあでも、ヲタクも自信ないなぁ…。最愛の孫(注・13歳男子)をダシにされたら、オレオレ詐欺に引っ掛かっちゃう可能性なきにしもあらずかも…。
しかしテルマさんの凄いところは、フツーの孫可愛さのおばあちゃんと違って、目には目を歯には歯を、自分自身の力で騙し取られたお金を取り戻そうと立ち上がるところ。しかもしかもそのお手本は「ミッション:インポッシブル」のイーサン・ハント(トム・クルーズ)❗️さてさてテルマさんの知力体力人間力経験値コミュ力総動員した復讐譚の顛末は……⁉️
なんと言っても、副題でもわかるように、彼女のリベンジの仕方が知恵と優しさとユーモアに溢れてるとこが◎❗️テルマさん自身も、自分の年齢を再認識して人に頼る大切さを知りはするんだけど、やっぱり独立独歩の気概を持ち続けていることがわかるラストも素晴らしい。
最近、「私はもうトシだから…」が口ぐせになってるそこのアナタ❗️泣いて笑ってタメになる「テルマがゆく❗️93歳のやさしいリベンジ」を見て元気とヤル気をもらいましょう(笑)
★今日の小ネタ……やっぱりフレッド・ヘッキンジャーLOVE
ちょっとヘタレだけど優しいおばあちゃんっ子、テルマさんの孫ダニーを演じているのがハリウッドのライジングスター、フレッド・ヘッキンジャーくん。ヲタクは実は「グラディエーターII」のジャパンプレミアで、彼と間近でお話しました〜。ダニー役は素顔の彼と近いんじゃないかな?優しくて口調が物静かで照れ屋さんな人でありました。これからも孫だと思って応援してるからね❗️(笑)