オタクの迷宮

海外記事をもとにしたエンタメ情報から、映画・ドラマ・舞台の感想、推し活のつれづれまで──観て、感じて、考える。ヲタ視点で気ままに綴るエンタメ雑記ブログ。今日もどこかで、ヲタクが迷走中。

『爆弾』レビュー:誰にも愛されなかった男が、世界に放った叫び──宮本浩次『I AM HERO』が響くラスト

 相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、映画『爆弾』鑑賞。そもそもヲタクがこの映画を観ようと思ったきっかけはとにもかくにも、熱烈推しの、日本の誇るシンガーでありアーティストである宮本浩次さんの新曲『I AM HERO』がこの映画のテーマ曲だから❗️……ですので、今回のレビューは、宮本浩次ヲタクの偏愛全開にてお届けします(笑)

 

……とは言え、そんなミーハーなきっかけで観たにもかかわらず、作品そのものは凄まじい完成度。テーマ曲と共に「圧巻❗️」の一言でございました。


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★ざっくり、あらすじ

 自販機を壊し、店主を殴って逮捕された「スズキタゴサク」と名乗る1人の中年男(佐藤二朗)。「私には霊感があります。これから東京のどこかで大変なことが起きます」スズキの予言❓️通り、秋葉原のある店で爆発が起きます。爆発劇は全部で3回起きると不気味に笑うスズキと、それを必死で阻止しようとする警察官たち──染谷将太渡部篤郎山田裕貴、筧一郎、坂東龍汰伊藤沙莉──との、人命を賭けた死闘が始まる……❗️

 

 ★「何者でもない者」の悲劇

 佐藤二朗演じる「スズキタゴサク」の身元は最後まで明かされませんが、これってつまり※「John Doe(ジョン・ドゥ)」をパロってるんですよね。

英語圏で、容疑者や身元不明の男性の遺体を指す言葉として広く使われる言葉。

で、彼が「スズキタゴサク」と最初から名乗るということがすなわち、彼の犯罪を動機づける大きな伏線になっているわけです。(なーんてヲタク、わかったようなこと書いてますが、観終わって一連の事件の謎解きが終わった後、「あー、そうだったのか❗️あの時のスズキタゴサクの言葉の真意はそこにあったんだ」とやっと納得がいった次第 笑)

 

 スズキは取り調べに当たる清宮(渡部篤郎)や類家(山田裕貴)に、爆弾を仕掛けた場所の謎解きゲームを仕掛けて彼らをさんざん翻弄します。これって『バットマン』の悪名高きヴィランリドラーを彷彿とさせますが、どこを切っても「邪悪な金太郎アメ」みたいなサイコ野郎のリドラーとは違い、スズキタゴサクには「誰にも愛されず、誰にも認められず」、それこそJohn Doe(名無しの権兵衛)のように生きてきた男の怒りと悲哀が漂い、演じる佐藤二朗の名演も相まって、観ている私たちの心に惻惻と迫ってきます。(本作は確実に佐藤二朗の代表作になるでしょう。ヲタク的には『The Killer Goldfish』(堤幸彦監督)の怪演と双璧をなすものだと思うワ)そしてこの人間味こそが、現代の社会に潜む疎外や孤独を描いた、「令和の松本清張ミステリー」とも言えるのではないでしょうか❓

 

 だからこそ宮本浩次さんがテーマ曲の作者に選ばれたのではないかと。

 

 ★『I AM HERO』が作品のテーマを総括する❗️

 スズキの取り調べや事件の捜査を通じて、それに関わる刑事たちの報われぬ野心や、それを達成できないことへの彼らの憤怒が次々と露わになっていきます。事件の謎解きと人間ドラマが見事に融合した作品と言えるでしょう。

 

 映画全編を貫く「人生に伴う悶えと苦痛」そして尚、それを乗り越えて力強く生きていくことの決意は、ラストクレジットに流れる宮本浩次さんの新曲『I AM HERO』によって、見事に総括されているのです❗️

 

 ガキからどでかい男目指して生きてきたつもりだった

今宵どうだい?俺はどうだい?

俺の衝動 俺の感情 流れる時に押しつぶされてなんか負けそう Oh, no

 

 有り余る才能を持ちながらなかなか世間に認められず煩悶していた宮本さんが、その後誰もが認めるメジャーなアーティストになってもなお再び原点に還り、一から新しいバンド活動「俺と、友だち」を始めたその第1弾が『I AM HERO』。

 

 『I AM HERO』がラストに流れた時、劇中の「スズキタゴサク」の悲哀、刑事たちの、法規制や自らの能力、様々な障壁に阻まれながらも尚任務を遂行する気概、そしていちアーティストとしての宮本さんの半生がないまぜになって、ヲタクは流れる涙を止めることができませんでした。それは最後のあの瞬間、どんな状況下にあっても人生を投げ出さないこと、生き続けることが真のHEROの条件なんだ、自分自身の中にも確実にHEROのカケラ😅は存在するんだと確信することができたから。

 

 ……そう考えれば、スズキタゴサクは「HEROになりそこねた男」ではあるけれど、彼の姿を通して私たちは自分自身の中に眠る「HERO像」に気づくことができたのかもしれないね。

 

 ミステリーとしても人間ドラマとしても、キャストの演技も、そしてもちろん(笑)音楽も全てが一級品のこの作品、映画館の迫力ある大スクリーンでぜひ❗️

 

 

Netflix『フランケンシュタイン』感想:デル・トロが描く“美と恐怖の融合”、そして人外の愛

怪物が自らを赦すという奇跡──デル・トロ版『フランケンシュタイン』が描く異形の魂の救済


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Netflixオリジナル、ギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』鑑賞。

 

 原作はご存知、英国の作家メアリー・シェリーの書いた『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』戦士した兵士の遺体を合成して人造人間を作り上げた、マッド・サイエンティストの元祖みたいなヴィクター・フランケンシュタイン博士を、全能の神ゼウスから火を盗んで人間に分け与え、その罪を償うため三万年の長きに渡り巨大な鷲に肝臓を啄まれたと言われるギリシャ神話のプロメテウスになぞらえたわけですね。おそらくシェリーは、フランケンシュタイン博士の姿を通して、キリスト教における「傲慢の罪」がいかに重大なものであるかを描きたかったのではないかと思われます。(「傲慢の罪」は七つの大罪のうち、最も重いもので、神の恵みや他者の存在を軽んじ、見下す罪)

 

 ヲタクは以前、ナショナル・シアターライブ(英国の名だたる舞台を映画化する試み)でベネディクト・カンバーバッチが創造物(怪物とは言いません、念のため)を演じたバージョンを観てるんですが、ほぼ原作のテーマを踏襲してました。フランケンシュタイン博士の傲慢ぶりときたら胸糞悪いくらいで(下品な言い方お許しを^^;)、ベネさま演じる創造物が博士を憎んで地獄の果てまで追いかけ回し、凄惨な結末に至るんで、鑑賞後の気分はあんまり良くなかった😅『エレファント・マン』を観た後みたいな……ね。

 

しかしご安心下さい❗️

 

 『パンズ・ラビリンス』や『シェイプ・オブ・ウォーター』などの作品で、「異形の者の美」を描き続けてきたデル・トロ監督のこと、フランケンシュタイン博士(オスカー・アイザック)のマッドサイエンティストぶりよりもむしろ、無垢の存在として生まれた異形の創造物(ジェイコブ・エロルディ)が博士の元を離れて放浪するうち様々な人との出会いにより、次第に知性を得、愛に目覚め、それゆえ絶望や憎しみも抱くようになる過程が丁寧に描かれていて、ついには博士を赦し、和解に至るラストシーンには泣かされます🥲デル・トロ監督の作品群に見られる、社会から弾き出された者、その外見ゆえに差別を受けている者への温かい眼差しが随所に見られる人間ドラマの味わい。

 

★美丈夫、ジェイコブ・エロルディ


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※美しきモンスター…もとい、クリーチャーを魅力的に演じたジェイコブ・エロルディ

 

 何しろ創造物を演じるのがあのジェームズ・エロルディだからね❗️魅力的じゃないわけないのよ(笑)誕生時のムキムキ美ボディには目を奪われるし(⇐バカ^^;)、まるで創造物のことを描いたような英国の詩人シェリーの「オジマンディアス」の1節、「我が名はオジマンディアス、王の中の王。我が業を見よ、強き者よ、そして絶望せよ」を朗読する時の深い声と来たら❗️まるで創造物の未来を予見するような内容にも鳥肌もので、創造物に同情し、やがて彼と恋に落ちる女性・エリザベス(ミア・ゴス)の気持ちもわかっちゃうよなぁ(笑)


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※創造物の純粋さに惹かれていくエリザベス(ミア・ゴス)。この作品中の彼女の姿はまるで、ルネッサンス絵画から抜け出たよう😍

 

 それにしてもデル・トロ監督、人外さんと人間の女性のロマンス好きだよねぇ。今作然り、『シェイプ・オブ・ウォーター』(聾唖の孤独な女性(サリー・ホーキンス)と半魚人の切ないロマンス)然り。『パンズ・ラビリンス』のペールマンだって、あんな見た目なのに妙に色っぽかったもんね(笑)いやあの、ヲタクも人外さん大好きなんで何の問題もございません(笑)

 

 誰もが知る古典的な「怪物譚」(古くはボリス・カーロフが主演したユニバーサル映画が有名)が監督による全く新しい視点で捉え直されているこの作品。デル・トロ監督らしい鮮やかな映像で全編が彩られ、彼の特徴とも言える「美と恐怖の融合」が色濃く打ち出されており、そして人外✕人間の愛を描くことによって、私たち現代人の孤独感を一層強く浮き彫りにした作品となっています。


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※その美ボディを買われてカルヴァン・クラインの下着モデルも務めたジェイコブ。ご本人曰く「身体を鍛えるのは役作りの一環で、そればかり注目されるのは心外」と仰っているので、あまり大騒ぎするのはやめときます(笑)

 

 

『ベイビー・ガール』感想:CEOの孤独とバロックな愛──ニコール・キッドマンが魅せた“支配と救済”のドラマ

 Amazon Prime Videoにて、『ベイビー・ガール』鑑賞。ジャンルとしては「エロティック・サスペンス」に分類されてます。遥か昔、中学時代、密かに想いを寄せてたクラスの男子に「オマエといると男同士みたいで話しやすい」と言われ、その後の男女交際パターンを確定されてしまったヲタク的には、けっこう苦手ジャンル😂でも、ニコール・キッドマンは好きな女優さんだし、彼女今作の演技で第81回ヴェネチア国際映画祭の最優秀女優賞を受賞してるんで、勇気を振るって❓️(笑)観てみました。

 

  結論❗️エロティック・サスペンスというよりは、ヒロイン(ニコール・キッドマン)のキンク(特異な性的嗜好)を通して、企業のCEOという「絶対的権力」の座にいる女性の、圧倒的な孤独感と承認あるいは依存欲求を鋭く抉った社会派ドラマであると同時に、また一方で、ティザーがかなり挑発的だったのに反して、本編に描かれる恋愛模様は案外クラシカルなピュア・ラブであるのにビックリ🫨


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★ざっくり、あらすじ

 NYでロボットを使った配送会社のCEOとして、誰もが羨む生活を送るロミー(ニコール・キッドマン)。優しい夫(アントニオ・バンデラス)や2人の娘たちに囲まれて幸せな生活を送っていた……筈でしたが、実は自らの特殊な性的嗜好に悩み、悶々とする日々。ある日、会社に向かって歩いていると、突然真っ黒いドーベルマンがロミーに向かって突進してきます。恐怖に声もなく立ち竦むロミー。その時1人の青年が現れ、ドーベルマンの首を押さえつけて服従させます。その姿を見たロミーは、その青年に激しい性的な欲望を抱きます。走り去る青年の背中を餓えたような眼で見送るロミー。その後オフィスに出社したロミーは、思わず息を飲みます。先程の青年サミュエル(ハリス・ディキンソン)が、彼女の会社のインターンの1人として、彼女の前に現れたからです……❗️

 

★ラブゲームなんかじゃない❗️バロックなピュア・ラブ

 ロミーは、あるカルト宗教の閉鎖的コミュニティで育った女性。(この設定がキモ。この生い立ちが、彼女の)イェール大学卒、我が国の高市早苗総理じゃないですが、男性に伍して「馬車馬のように」働いて働いて、現在の地位を築いたわけですね。しかしCEOとしての彼女は権力を振るうことに慣れていないようで、部下に指示を出す時もどこかオドオドして、居心地が悪そう^^; 誰かに全てを支配されて安心感を得たい、CEOとしての気の狂いそうな重圧から解放されたい。誰か助けて❗️……そんな隠れた願望に火をつけたのが、まさにサミュエルだったわけ。でもね、このサミュエルがね、決して支配的なサド男なんかじゃなくて、真剣にロミーのことが好きになっちゃったから、彼女の隠れた願望を引き出して解放してあげようとするの。ヲタク的にはね、ちまたで言われているように「権力を持つ女と息子ほど年の違う若い男の危険なパワーゲーム」とは思わないんだなー。2人の恋は真剣だったよ❗️(断言)


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プラダの2025春夏キャンペーンに起用されたハリス・ディキンソン。まさに最旬❗️

 

年下のオトコの魅力

ヴェネツィア国際映画祭で最優秀女優賞に輝いたニコール・キッドマンの演技はまさに神がかっていたけど、相対するハリス・ディキンソンも素晴らしかったわよ……(うっとり😍)世の女性方、ロミーを見つめる切なげなハリスの瞳は一見の価値アリざますよ(笑)青年と年上の女性の恋を描いたイチ推しの名作と言えば、ヲタク的には『僕の美しい人だから』(1990年)だったけど、今作はそれに並んだよ。何せハリスくんがイケメンすぎる(⇐結局そこ 笑)


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※若いユダヤ系ヤンエグ(ジェームズ・スペイダー)とハンバーガーショップで働く中年女性(スーザン・サランドン)の「身分違いの年の差恋愛」を描いた『僕の美しい人だから』。この作品も、『ベイビーガール』同様、肉体の欲望を出発点にした「純愛」を描いています

 

★ヲタクの問わず語り

『ベイビー・ガール』は、決して背徳のスリラーじゃない。
 むしろ、完璧を求められる女が“完璧じゃなくていい”と初めて許された物語。
 サミュエルはロミーを支配せず「そのままでいい」と抱きしめた。 


 誰かに理解されたい、赦されたいという切実な欲求を、映画はあえてエロティック・サスペンスの形を借りて描いたんだと思う。
 だからこそラストのロミーの微笑みは、恋の終わりじゃなく「自分自身への赦しの始まり」。

 “支配”でも“依存”でもない。
 あれは、心がやっと自由になった瞬間の純愛だった❗️

 

 

 

 

 

獣道を突っ走れ❗️宮本浩次×山崎洋一郎『ROCKIN’ON JAPAN』12月号インタビューが尊すぎる件🐾

 今日は久しぶりの休日🎵やっと「ROCKIN‘ ON JAPAN 12月号」の宮本さんインタビューが読める〜〜❗️家に配達されたのはもう何日も前なんだけど、夜遅く帰って本を一旦開いちゃったら絶対コーフンして寝れなくなって、果てはブログでその感動を呟きたくなっちゃうから、今までぐっとガマンしてたのよ(笑)


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 いつも宮本さんの想いを巧みに引き出して下さる山崎洋一郎さん。11月号からなんと❗️3号続けての宮本浩次連続インタビューの大盤振る舞いで、私たち宮本ファンは狂喜乱舞😂

 

 今回のインタビューは宮本さんが最近立ち上げたビッグプロジェクト──ロックバンド「俺と、友だち」──下北沢SHELTERでの初ライブが熱狂のうちに終了、そして10/27日本武道館でのフルメンバーによるライブが開催される前に行われた模様。宮本さんはSHELTERライブの大成功に興奮冷めやらぬ様子。

 

 名プロデューサー小林武史さんとのユニットは「縦横無尽」ツァーで頂点を極め、完成を見た……と語る宮本さん。うん、確かに「縦横無尽」「今俺の行きたい場所」ライブは、衣装から舞台演出から何もかもがスタイリッシュでめっちゃ洗練されてた。(この人、あのエレカシの泥臭い(←注・褒めてます 笑)フロントマンと同じ人❗️❓️)って感じだったもん。だから突然その最中に『ガストロンジャー』や『奴隷天国』をぶっ込んで来られると、例えば『冬の花』辺りからソロシンガー宮本浩次のファンになった方たちの中には、そのアングラ感の凄さにビックリして狼狽える向きもいらしたかもしれない😂

 

 そういう「完成形」を惜しげもなく脱ぎ捨てて、新たな獣道に踏み込んでいくのが、我らが宮本浩次たるゆえん。それはまさに椎名林檎とのユニットで彼自身が朗々と歌い上げた──

人間たる前の単に率直な感度を頼ってゐたいと思ふ

さう本性は獣 

丸腰の命をいま野放しで突っ走ろうぜ

(詞・椎名林檎

まんまぢゃ、ありませんか❗️(先日スペシャTVで放映されたライジング・サンフェスの「獣ゆく細道」にまたハマっちゃって、最近録画をヘビロテしてるヲタク😅)日本作詞界の巨人・椎名林檎は、一見「永遠の少年」とも見える宮本浩次の裡に沸々と煮え滾る、獣の本性をとうに見抜いていたということか。

 

 来年はきっと、丸腰の命をもて野放しで突っ走る宮本浩次が見れるのね。楽しみだわ(笑) 

 

 インタビューの中で思わず吹き出したのは、インスタのストーリーズに上げたSHELTERライブの時の顔が「やたら重鎮みたいな顔してるなと思った。もっと可愛い顔してると思ってたのよ」ってくだり。そーお❓️ぜんぜん重鎮っぽくなかったよ。めっちゃカッコ可愛かった。……まあ、ヲタクは宮本さんの溺愛ファン過ぎて、宮本さんなら何でもかんでも可愛くてカッコよく見えちゃうんで、大きな声ぢゃ言えないんだけどさ……。宮本さんを見る時にはヲタク、何かのフィルターかかっちゃってるのかも、もはや😂

 

 「ROCKIN’ ON JAPAN」12月号には、いつもながらの宮本さんと山崎洋一郎さんのステキな対談の他に、ROCK IN JAPAN FES 2025のスペシャルフォトブックもついている豪華版。このフォトブックのね、宮本さんのどアップがまたカッコ可愛いのよぉぉ〜〜(うっとり)

 

 “俺と、友だち”という名の新しい旅路は、まだ始まったばかり──

 

「もっともっと尖っていきたい」と語る宮本浩次がどんな獣道に踏み入っていくのか──次号(2025年1月号)のROCKIN’ ON JAPANが待ちきれない❗️

 

 

★宮本さんのインタビュー第1弾「ROCKIN ‘ON JAPAN」11月号のレビューはコチラ。第2弾を読んでからまた読み直すと、感慨深い⇩⇩⇩⇩⇩⇩


宮本浩次、還暦前夜の挑戦──ROCKIN' ON JAPAN11月号インタビュー - オタクの迷宮

 

ROCK IN JAPAN FES.  2025宮本さんの熱狂ステージレポはコチラ❗️⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩


最前列の奇跡〜宮本浩次「ROCK IN JAPAN FES 2025」 - オタクの迷宮

#宮本浩次 #ROCKINONJAPAN #俺と友だち #山崎洋一郎 #エレカシ

『(LOVE SONG)』レビュー:君に捧げるLOVE SONG、それはボクの祈り──

桜木町駅前のシネコン「ブルグ13」にて、森崎ウィン×向井康二の共演で最近話題の映画『(LOVE SONG)』鑑賞。

 

 タイの大人気BLドラマ『2gether』のチャンプ・ウィーラット・トンジラー監督が、森崎ウィン×向井康二のフレッシュなコンビを主演に迎えて描くBLロマコメの決定版、ついに爆・誕❗


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★ざっくり、あらすじ

 化粧品会社で研究員のソウタ(森崎ウィン)は、新製品の共同開発のため、企画部の上司・タカクラ(及川光博…タイでもミッチー節サクレツ😂)と共にタイへ赴任します。そして首都バンコクで、偶然にも幼なじみで初恋の相手でもあるカイ(向井康二)と再会を果たします。カイはバンコクでカメラマンとして働きながら、昔からの夢である音楽活動を続けていました。カイを想う気持ちは今でも変わらないものの、自分に黙って大学を中退し、音信不通になってしまったカイをどこかで許すことができず、傷ついた心が癒えないままのソウタ。

 

 大学時代にカイが書きかけていまだに未完だという(LOVE SONG)。その曲がついに完成し、カイがフロントマンを務めるバンドのライブで初披露すると聞いて、胸を痛めるソウタ。なぜなら以前から、LOVE SONGを最初に歌うのは、愛する人の前で……と、カイ自身の口から聞いていたからです。きっとカイは、大学時代に付き合っていたGFをタイに呼び寄せるに違いない……と思い込み、ソウタは悩んで悶々としますが、素直に自分の気持ちをぶつけることができません。

 

 一体カイの(LOVE SONG)は誰に捧げたものなのでしょうか❓️

果たしてソウタは、正直な気持ちをカイに告げることができるのか❓️

 

 切なくもどかしく、だけど、カイとソウタが大好きなタイのクレープみたいに甘々なロマコメです😍(LOVE SONG)が完成した時、それは初めてカッコ()がとれて、秘めていた気持ちが花咲く時。果たしてそれはいつ…❗❓

 

★ピュアで可愛い主役の2人

 思い込んだら命がけ(笑)一途な乙女モード爆裂の森崎ウィンと、なかなか感情を露わにしない謎めいたイケメン向井康二が織りなすのは、まんま少女漫画の世界観。(もちろんラスト、なぜカイがソウタにつれない態度をとっていたのか、伏線が一気に回収されて、私たち観客は彼のいじらしさに涙腺崩壊するしくみ 笑)

 

★こんなBL待ってたよ(笑)

  ヲタクの観てきたBL映画って、古くは『ブエノスアイレス』とか『さらば、わが愛』とか、最近では『異人たち』『クイア/QUEER』とか、みーーんな同性を好きになったが故に社会の差別とか宗教上の呪縛とかで悶々と悩んでて、ヲタクは観てて辛くなるものが殆どだった😭

 

 だけど、どうでしょう、この映画は「BL映画」というレッテルを貼るのが恥ずかしくなるくらい、主役の2人はどこまでもピュアに真っ直ぐにお互いを思いやっていて、そしてその歓びを何の衒いもなく全身で表現してる。

 

そうよ、こんなBL……いやもとい、ロマコメが見たかったのよ❗️

 

 まあ、舞台になるのが、東南アジアでは珍しく──性的マイノリティー(LGBTQ)カップルに寛容な国として知られているタイ──で、だからこそ実現した作品世界なのかもしれないけど。(本作品は日タイの合作で、監督は世界的なBLブームを牽引したドラマ「2gether」の立役者であるチャンプ・ウィーラチット・トンジラー)

 

 日本も早く、こんな映画が自然体で作れるような、そんな社会になったらイイな。その時こそ、私たち、ボクたちの(LOVE SONG)もまた、完成するはず🎵

 

 

 

 

映画『盤上の向日葵』感想:坂口健太郎が“天才棋士の業”を演じきる、心抉るヒューマンミステリー

 横浜駅直結のシネコン「Tジョイ横浜」にて、映画『盤上の向日葵』鑑賞。

 

スクリーン一面に広がる

目に染みるような向日葵畑

その明るさとは裏腹な、絶望を抱えて生きる

男たちの哀しみが胸を抉る


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★ざっくり、あらすじ

 埼玉県の山中で発見された白骨死体。そこには鋭利な刃物で深々と貫かれた傷があり、また遺体の上には数百万円の価値があるという将棋の駒・初代菊水月作の錦旗島黄楊根杢盛上駒(きんきしまつげねもくもりあげこま)が、まるで死者に手向ける献花のようにひっそりと置かれていました。調べに当たる埼玉県警の刑事石破(佐々木蔵之介)と佐野(高杉真宙)は、その遺体がかつて「鬼殺しの東明」と異名をとった賭け将棋の真剣師・東明重慶渡辺謙)のものであることを突き止めます。やがて捜査線上には、かつて東明と愛憎相半ばする歪んだ師弟関係にあった、今飛ぶ鳥を落とす勢いの若き天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)の名前が浮上しますが……。

 

★原作は柚月裕子の同名小説

 柚月裕子の原作は、ミステリーの分類としては「倒叙ミステリー」(犯人が最初から大体わかっている)の味わい。フーダニットの面白さで読者を引き込むのではなく、「犯人がなぜ殺人に手を染めてしまったのか」という、人間の心理に焦点を当てたヒューマンミステリーになっています。映画も、原作同様(ヲタクは事前に原作を読んでいましたので^^;)捜査を進める「追う者」石破と佐野の視点と、容疑者である「追われる者」上条桂介の視点が交互に語られ、ラストのクライマックス(上条と東明による将棋の真剣勝負)に向かって、息つく間もないスリリングなストーリーが展開します。原作を読んでいてもいなくても、楽しめる作りになっていると思います。

 

★破滅へとひた走る男たちの運命

 父親(音尾琢真)から壮絶な虐待を受けて育ち、果ては自らの「呪わしい出自」(これはネタバレになっちゃうので、ヒミツ 笑)を聞かされ、次第に人としての心が崩壊していく主人公上条役・坂口健太郎の鬼気迫る演技が素晴らしい❗️これまでは所謂「イケメン俳優」の範疇に入っていた彼ですが、今作で演技者開眼したんじゃないかな。それに彼って、切れ長の三白眼で、所謂欧米で言う「blank eyes(空虚な瞳)」ってやつなんですよ。彼の持つ、ちょい冷酷な雰囲気が、心に暗い空洞を抱えたまま生きる天才棋士のイメージにぴったりでした。彼がスクリーンに登場した途端、(わー、上条がいた❗️)ってヲタク、思わず心の中で叫んだもん(笑)


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※この、冷たく酷薄そうな表情がヲタクのドM心をくすぐるのであった…(←バカ^^;)

 

 上条を悪の道に引きずり込むヤクザな賭け将棋の真剣師・東明役の渡辺謙、死に瀕してまでも取り憑かれたように将棋を打ち続ける勝負師の柄本明(サスガの怪演^^;)、どーしよーもないクズ中のクズ父ちゃん役の音尾琢真と、一癖も二癖もあるベテラン役者たちに相対して一歩も引かない坂口健太郎の演技は、彼のファンならずとも一見の価値あり❗️

 

★原作と比べてみると……

 原作には、持つ者の運命を狂わさずにはいられない錦旗島黄楊根杢盛上駒(きんきしまつげねもくもりあげこま)の妖しい魅力や、将棋に取り憑かれた男たちの妄執がより深く、より鮮明に描かれています。しかし、映画という2時間の限られた時間の中では、今作のように、何かに取り憑かれたような狂気……というよりむしろ、求める愛を得られぬ絶望の中で、破滅へと突き進む男たちの哀切さに焦点を当てたのは、まさに正解だったのではないでしょうか。(箸にも棒にもかからないような上条のクズ父ちゃんも、音尾琢真の卓越な演技により、最後にはこの映画のテーマとも言える「報われぬ愛の悲劇」を体現しているように見えてくるから不思議^^;)

 

 

 

勝負は終わっても、人生の盤上は続く。
誰もが、自分という盤上で逃れられぬ一手を指し続けている──。
『盤上の向日葵』は、その宿命に抗うすべての人間への、容赦なき鎮魂歌だ。

 

 

 

 

 

戸籍を売った若者たちの魂が叫ぶ──映画『愚か者の身分』

 相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、映画『愚か者の身分』鑑賞。

 

 幼少期の虐待、貧困、家族の病気……様々な理由から、半グレ組織の手先になって戸籍の売買という「愚か者」の犯罪に手を染めた3人の若者たち(林裕太、北村匠海綾野剛)あ、綾野剛はもう40過ぎてるからオジサンか(笑)この3人がある事件をきっかけにして、その愚か者の世界から命を賭けて脱出しようとした顛末をサスペンスフルに描いたノワールミステリーです。


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★ざっくり、あらすじ

 作品の主人公は、マモル(弟分:林裕太)→タクヤ(兄貴分:北村匠海)→梶谷(裏社会の仲介人:綾野剛)の3人。3人は闇ビジネスに手を染めながらも、時折良心に苛まれ、それぞれが「逃れたくても逃れられない心の地獄」を抱えています。ストーリーは三人三様の視点に立ってリレー方式で語られ、前の章で残された数々の謎が、次の章で明らかにされる……というスタイリッシュな展開になっています。

 

 第1章はマモル(林裕太)。タクヤ北村匠海)を兄貴分と慕うマモルですが、ある日タクヤが知り合いの梶谷(綾野剛)に頼んで、自分自身の身分証明書を作らせていたことを知り、愕然とします。1人で組織を抜けて高飛びしようとしているタクヤに裏切られた、と絶望するマモル。翌日、マモルは組織の幹部から、タクヤは組織を裏切り資金を持ち逃げされて殺された…と知らされます。タクヤの部屋の掃除を命じられたマモルは、血だらけの部屋の惨状に息を飲み……❗️

 

★主役3人、魂の競演

 「魂の競演」というのはポスターのキャプションですが、3人ともそれに恥じない名演です。特に、料理の得意なタクヤからサバの煮付けをご馳走になっている時

マモル:家でごはん食べたことないなぁ。給食食べだめしてたから

と呟く時の表情を見た時にもはやヲタクの涙腺は崩壊。それ以降、マモルが何か喋る度に涙が出るので困った😂

 

 上のマモルの言葉を聞いて彼の頭を撫でようとしたタクヤが、ビクッとして飛び退くマモルの姿に、彼がずっと家庭で酷い虐待を受けていたことを悟って思わず手を引っ込めるシーンにも泣けましたね。タクヤが自分の戸籍を梶谷(綾野剛)に売ったのも、病気の弟の手術代を稼ぐためだったのですから、この一瞬のシーンで、タクヤがマモルのことを本当の弟のように守ろうと決意したことを私たち観客に悟らせるニクイ演出、素晴らしいと思いました。

 

 主役の3人の他にも、妻が娘を虐待死させ、いっぺんに家族を失った絶望で戸籍を売り、ネカフェで暮らす男を演じた矢本悠馬も秀逸。出番は少ないですが、ラスト、タクヤの運命を知った時の慟哭の演技は、サスガ若手でも一二を争う名脇役と言えるでしょう。

 

 レーティングはPG12だけあって、目を背けたくなるような凄惨な暴力シーンも多いですが、ラストは、例え悪事に手を染めても良心が残っていれば必ず再出発できる……という微かな希望の光が暗示され、観る者の胸にも温かい余韻が残る佳作❗️

 

 

 

 

 

市原隼人、食の美学ここに極まれり!『おいしい給食 炎の修学旅行』レビュー

 相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、映画『おいしい給食 炎の修学旅行』鑑賞。

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★ざっくり、あらすじ〜甘利田、修学旅行でもお約束の暴走❗️(笑)

 1990年、函館。給食をこよなく愛し、生徒たちの友情も未来も、共に美味しい給食を食べてこそ……と信じてやまない中学校教師・甘利田幸男(市原隼人)の熱血映画も早や4作目。今回は甘利田が担任を務める3年生と共に青森・岩手に修学旅行へ行き、甘利田の永遠のライバル❓️給食をアレンジする天才・粒来ケンと、御当地グルメの代表格・岩手のせんべい汁やわんこそばで、お約束の「美味しいバトル」を繰り広げます。

 

 おなじみの濃いキャラたち〜校長先生(小堺一機)、なぜか妙に色っぽい給食のおばさん(いとうまい子)、昔懐かし駄菓子屋のおかみさん(高畑淳子)、喧嘩っ早いPTA会長(六平直政)に加え、今回は生徒たちに「黙って食べろ、早く食べろ」と強要する昭和初期の頑固オヤジみたいなパワハラ教師(片桐仁)も登場、「給食は楽しく美味しく食べなきゃ意味がない」と主張する甘利田と激しく対立しますが……。

 

 市原隼人、グルメ役者道を極める

 このシリーズを見る度に思うんだけど、ものすごくアクロバティックな食べ方するのに(仰け反ったり逆立ちしたり 笑)、市原隼人ってなんでああいつもいつも美味しそうに、しかも品良く美しく食べられるのかしら。これはもう『孤独のグルメ』の五郎さん(松重豊)と双璧をなすんじゃないかしらん。

 

★誇るべき日本の文化…給食

 今回この映画を観ながらふと考えました。ひょっとして「給食」って、じつは日本人にとって大切な根っこの文化なんじゃないかって。

 

 台湾や韓国も給食の普及率は高いけど、子どもたちが給食当番を決めて配膳や片づけを自分たちで行い、みんなでお教室で食べる……というのは日本独自の文化。(韓国や台湾では別に食堂があり、調理員が配膳を行う)お掃除当番と共に、自分で食べたもの、汚したものは自分で片付ける……という、幼い頃からのその習慣こそが、今現在、公共道路沿いにゴミ箱がなくても、あまりゴミを見かけないという、(海外の人から見たら驚愕の)日本の民度の高さに繋がっている……と思うのはヲタクだけでしょうか❓️

 

★「いただきます」に宿る日本のこころ

 今ちまたでは、首都圏のある小学校で、外国人の風俗習慣・宗教に配慮して、「いただきます」を言わなくなった……という記事が論議を呼んでいるけれど、自らの命を捧げて私たちの食物となってくれた動植物と、そしてそれを調理して美味しい料理に仕上げて下さった人たちへの感謝の発露である「いただきます」は、数ある美しい日本語の中でも最たるものだとヲタクは思っているので、できれば宗教・文化の異なる海外の方にも唱和して頂けたら、心も次第に溶け合ってくるのでは……❓️と思う今日この頃。

 

 今回の映画の中でも、手を合わせ、声を揃えて「いただきます」を唱和する甘利田先生と忍川中学の生徒たちの姿はとても美しかった……とヲタクは思ったよ❗️

 

 今回の修学旅行で、忍川中学の子どもたちにとっても甘利田先生にとっても一つの区切りを迎えました。そしてラスト、沖縄に転勤になっちゃった甘利田先生。別れと旅立ち、今度は最北から最南に飛ぶんだね😂沖縄名物「ポーク玉子おにぎり」に目をランランと輝かせる甘利田先生。「南国・沖縄編」(沖縄の給食ってどんなの❓️興味あるぅ)楽しみにしてるね❗️

 

 

 

グレン・パウエルが可愛すぎる!Netflix『恋するプリテンダー』が令和ロマコメの頂点

 令和のラブコメ映画史上No. 1となる大ヒットを記録、全世界での興行収入はなんと$2.16億ドル超え(約327億円)を達成した映画『恋するプリテンダー』をNetflixで鑑賞(日本公開は2024年5月)
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 令和ラブコメ史上No.1と謳われるだけあって、正直言って……

めちゃくちゃ面白いです(笑)

 主役2人だけでなく、2人を取り巻くサブキャラたちの右往左往に笑いっぱなし😂

 

Netflixで観る『恋するプリテンダー』は、令和ロマコメの金字塔

 

★ざっくり、あらすじ

 オープニングはニューヨークの街角のカフェ。血相変えて飛び込んできたのはロースクールに通う学生のベアトリスことビー(シドニー・スウィーニー)。「お菓子買うからトイレ貸して」とレジのお姉さんに訴えるも、レジは長蛇の列。顔を真っ青にして頼み込むも、お姉さんは「規則だから」と突っぱねる。押し問答をしているところに助け舟を出したのが、前列にいた金融マンのベン(グレン・パウェル)。「ハーイ、ハニー😍待ってたよ、何飲む❓️あ、まずはトイレだね」って夫婦のフリしてくれて、無事お漏らし危機一髪から生還。

 

 トイレしながら「なんてステキな人なの。理想の人に巡り合えた❗️」と叫ぶビー。フツーのZ世代だったらそこで助けてもらった恩も忘れ、「なにあのキモいおっさん(グレン・パウエルは37才。シドニーとは14才差)。なんか魂胆あるに違いないわ」って言ってダッシュして帰っちゃうところだろうけど、まっオジサンと言えど相手はグレン・パウエルなんでね(笑)

 

 たちまちのうちに意気投合し、一夜を共にする2人……と言っても、お喋りしてるうちにソファで一緒に寝落ち……っていう可愛らしさ。こんな純な人たち、アメリカぢゃ中坊でもいないんでは❓️(笑)

 

 しかし翌朝些細なことですれ違っちゃった2人。そのまま別れ、時は流れて……。ところがところが、共に姉妹の、そして友人の結婚式が行われるオーストラリアで運命の再会❗️紺碧の空、透き通る海、輝く太陽の下、2人の拗れに拗れた恋のゆくえはいかに❓️

 

★可愛いオジサン、グレン・パウエル

 年寄りのヲタクから見ると、ビーの両親から年の話題を持ち出されると顔をひくつかせたり、ビーと歩く時にはウェストインしてるシャツを大慌てで出したりするベンがいちいち可愛くて好き😍若いコに振り回されるオジサンの哀愁が全身に漂ってるの。(ボクはおカネも能力もあるオトナのオトコさ。キミに恋愛のイロハを教えてあげるよ)的な上から目線が一切なくて◯❗️そしてビーが何だかんだ言いながらも、ベンのフラットさに惹かれていくのもしごく当然……と思えるストーリー展開も◯❗️


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 ヲタクはねー、ロマコメの帝王はタレ目の癒し系の顔立ちがベスト……という独断と偏見を持ってまして(笑)古くはヒュー・グラントしかり、現在はプリンス・オブ・ハリウッドのティモシー・シャラメしかり。聞くところによるとグレン・パウエル、シャラメみたいな優男はお嫌いらしく、イマドキ珍しいマチズモ……いやもといマッチョで男らしい俳優を目指しているんだとか。あらまあ、勿体ないわぁ〜〜。あなたならヒュー・グラントを遥かに超えるキング・オブ・ロマコメになれるのに(笑)


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※ヲタク独自の俳優論〜ロマコメの帝王はタレ目であるべき(笑)

 

「Unwritten」の癒しの魔法

 飛行機恐怖症のベンが、ピンチに陥った時に口ずさむのが、英国のポップス歌手、ナターシャ・べディングフィールドが20年前に歌った「Unwritten」。エンドロールで、ほんの端役に至るまでキャスト全員がこの曲を歌い踊るシーンを観たらきっと、どんなに気分落ち込んだ人も笑顔になるに違いありません。

宮本浩次、床に転がる(笑)──Mステ『I AM HERO』が証明したロック魂

 宮本浩次さん、新曲「I AM HERO」引っさげ、ミュージックステーションにご出演、堂々地上波初披露❗️

 

 今日は土曜日、ハケン代行業のヲタクは昨夜は遅番、帰宅したら夜10時でした😭サスガにクリアな頭で宮本さんのパフォーマンス見る元気はなく…。今朝起きて襟を正し、ファンのハシクレとして「I AM HERO」拝聴させて頂きましたっっっ❗️


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★還暦前の新たなる挑戦「俺と、友だち」

ななななんと❗️のっけからヒップホップ❗️

 

 いやはや意表を突かれましたね。今回の曲は10/31に公開の映画『爆弾』の主題歌で、映画の公式サイトでサビの部分が公開されているんですが、全編ヘヴィメタかと思いきや、まさかのミクスチャーロック。そして小林武史さんとのメジャーなユニットを卒業して、新たに「俺と、友だち」バンドを結成、還暦直前にしてまさかのオルタナティブ・ロック(笑)今宵もリズム隊の面々、名越由貴夫(ギター)、奥野真哉(キーボード)、キタダ マキ(ベース)、玉田豊夢(ドラム)、もうもうカッコよかった、最高っっっ。(推しの玉田豊夢さんのお顔が見れなかったのは、ちと残念。めっちゃイケメンなのに^^;)

 

ヲタクはオタクなんで

俺の妄想 俺の懊悩 俺の明日

のくだりが、ファン1人1人の気持ちを代弁してくれてるみたいでゾクゾク。ヲタにも優しい宮本浩次(笑)

 

★ジャンルを超えて挑戦し続けるHERO

 Mステの宮本さん見てて、そのジャンルを超えて挑戦し続ける姿勢にふと、「Meteora」発表時のリンキン・パークのマイク・シノダのインタビュー、思い出した。彼はチェスター・ベニントンと共に、ロックやヒップホップ、エレクトロサウンドを融合して一大旋風を巻き起こし、いわゆるミクスチャーロックの雄になった人だけど、既に第2作の「Meteora」で、ストリングスや尺八を取り入れ、一方ではリフを排除した曲もあったりで、彼らに貼られたレッテル「ミクスチャーロック」すらも超えようとした。つまり、所謂「ジャンル分け」を拒否し続けて、常に新しい音楽に挑戦し続けている人。バンドのシンボルとも言えるチェスター・ベニントンをあんな不幸な形で失って😭バンドの存続さえ危ぶまれたのに、なんと新たなヴォーカル(しかも女性❗️)を迎え入れた。ヲタクは今年の2月、さいたまスーパーアリーナで新生リンキン・パーク復活の歴史的瞬間をこの目で見て感動の涙を流したもんだけど、今宵の宮本さんにはマイクと同様、どんな枠組みにも当てはまらない、常に変化して至高の音楽性に挑戦し続ける姿勢が感じられた。言わば、常に自分自身を素材にして実験し続ける人なんだよね。

 

 そう言えば「over the top」の時も、自称メタラーを気取るヲタクは、あの疾走感の凄さに(これぞメタルぢゃー)って狂喜乱舞してたけど、何度も聴いているとむしろ壮大なストリングスが惻惻と胸に迫ってきて、宮本浩次しか作り得ない唯一無二の曲になってたと思う。

 

 基本寡黙な人であろう宮本さんは、マイク・シノダみたいに自らの音楽論を滔々と語りはしないけど、その熱、その気概は狭いTVの画面からも溢れてた。

 

★タモさんミヤジの掛け合い漫才

タモさん「最新曲ってどんな曲なの❓️」

宮本さん「どんと生きてゆくぜって曲です」

タモさん「はぁ❓️」(笑)

宮本さん「生きていく…ってゆう」

タモさん「あー、そーゆーことね」

 いつもながら2人の掛け合い最高😍もうずーーっと昔(20年くらい前❓️)「笑っていいとも」のテレフォンショッキングで、エレファントカシマシの名前の由来を聞き出そうとするも、宮本さんに何度も振り出しに戻されちゃって苦戦してたタモさん思い出して吹き出した😂今回はタモさん、宮本さんの真意を迅速に聞き出せて良かった(笑)

 

男、宮本

ゆくしかないなら today

強くもなく弱くもなくまんまゆきますっっ

(「ハレルヤ」より)

……って気持ちだったんでしょうか(笑)

結果宮本さん、どーーんと行き過ぎて、まんまスタジオの床に転がってました(笑)

 

 「I AM HERO」昨夜10時から配信も始まりました。今日土曜日は、関東地方は小雨模様のはっきりしない天気みたい。そんな日は気分も落ち込み気味だけど、「I AM HERO」を聴いて、モヤモヤをどーーんと吹き飛ばそう❗️(笑)

 

 

 


https://x.com/Mst_com/status/1981693918661226954?t=mLgZqaoBcPKKFp7rVw4ujQ&s=09

 

還暦目前の男が、いまも“今日を生き抜くヒーロー”を歌う。その姿こそ本物のロック❗️


https://x.com/miyamoto_hiroji/status/1981736022430912709?t=r157tQB4g5J99Z73UzkBFQ&s=09

 

 

 

 

 

 

 

「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/高市首相」が流行語大賞に❗️昭和母ちゃんが想うこと

流行語大賞に、高市首相就任当時のあの言葉「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が受賞❗️

首相の名言に、昔の私がうなずいた理由。

この記事は以前書いた内容に、今の視点を加えてリライトしたものです

 

🌀バブルの光と影:夫は戦い、私は泣いた

 円高対策で金融緩和しまくって資金が株と土地に流れ込み、不動産と株価が異常に高騰。東京の土地の総額がアメリカ全土より高い、なんて冗談も本気で言われた。

海外では「日本企業がハリウッド映画会社を買いまくる(コロンビア=ソニーなど)」時代。


そんなバブル期を戦った世代だからこそわかる、
“働く”って何のため?
“豊かさ”ってどこにある?
笑いと涙で振り返るリアル昭和母ちゃん物語──。


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あの頃、テレビではジュリアナ東京の扇子が舞い、OLさんがボディコンで踊ってた。
「景気がいい!」「給料が上がる!」「日本は世界の頂点!」──そんなニュースが流れてたけど、
会社では夫がトイレで倒れてた(^_^;)

 

💼「24時間働けますか?」がガチだった時代

 夫は当時、パーキングシステムの技術開発部。
残業月に100時間を超えることなんて当たり前、三日三晩会社に泊まり込み。
「仮眠室」なんて洒落たものはなく、会議机を並べて寝袋ひとつ。
結婚したばかりで娘が生まれたばかりだったけど、家に帰ってくるのは週に1度。
それも、顔色が蛍光灯みたいに青白い(笑)。

 トドメはある日、会社のトイレで倒れて救急搬送。電話越しに死にそうな夫の声を聞いた私の絶叫、今でも近所の人が覚えてるかもしれない😂

 

👶ワンオペ育児という名の“精神修行”

 こっちはこっちで、寝不足+孤独+初めての育児。当時は「イクメン」なんて言葉、影も形もなし。泣き止まない赤ん坊を抱えて深夜のNHK時報を聞くたび、「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」で今日が終わってた😭

 

 経済が右肩上がりでも、私のメンタルは常にストップ安。でも不思議なもので、人間って笑い飛ばすと生き延びられる。
「ミルクの温度より、自分の体温が先に上がる」とか、
「夫より先に倒れるわけにいかん」とか、変な使命感で地獄の時期を乗り切った(笑)。

 

🗻「資源がない国だから、俺たちが働くしかない」

 が夫の口ぐせ(^_^;)
「資源も何も無い、ほとんどが山の日本では、俺たちが懸命に働くしかないんだ」って。今はすっかりいいおじいちゃん、料理が趣味の夫だけど、その言葉は、今も胸に残ってる。

 

 あの時代、誰もが「自分がこのニッポンを支えてる」って本気で思ってたんだよね。
馬車馬みたいに働くことが誇りであり、愛国心だった。

 

 今でもその気持ちは変わらない。もうすぐ古希を迎えるヲタクだけど、夫が定年で家庭に入り、「主夫」になってくれたから、今ではヲタクがハケン代行の仕事で外に出てる。身体が動くうちは、そして夫が家庭を守ってくれるうちは一生働くつもり。若い世代を支えるために、これからはさ、年寄りも元気なうちは働かなきゃね❗️もちろん昔の夫みたいにぶっ倒れるまではやらないけど(笑)

 

 働いて働いて働いて働いて働いてまいります

 

という言葉を聞いたとき、私はバブル期の自分たちを思い出した。
単なる根性論じゃなくて、
「国民が少しでも安心して暮らせるように、私たち政治家が犠牲になってニッポンの礎になる」という覚悟。政治家としての責任感を超えた、高市さんの、国の母のような確固たる決意を感じたの。

 

🌸豊かさとは、誰かが笑っていられること

 今の娘夫婦を見ていると、義理の息子はちゃんと土日休んで、たまに有休を取って、孫(中1)の授業参観にも行く。それを見てるとね、「日本は、いい方向に変わったな」と思うのよ。

国が豊かでも、家庭が壊れてたら意味がない。
GDPが上がっても、心が疲弊してたら幸せじゃない。
真の豊かさって、「誰かが笑っていられる時間を守ること」なんじゃないかって、今なら思える。


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💖おわりに

 あの頃、夫は倒れ、私は泣き、でも「なにくそっっ」って笑って生き延びた。
そうして積み上げてきた日々が、
今の日本の土台になってると思えば、悪い人生じゃなかったかな(笑)。

 高市首相の強いリーダーシップのもと、日本人がもう一度立ち上がるなら──
これから生まれてくる日本の子どもたちが平和で、健やかで、笑い合える幸せな明日が築けますように。

 

映画『グランドツァー』レビュー〜ミゲル・ゴメスが描く愛と逃避のモノクロ大阪

 「KINOシネマ横浜みなとみらい」にて、映画「グランドツァー」鑑賞。ポルトガルの鬼才ミゲル・ゴメスが、コロナ禍の渦中に制作期間4年をかけて完成させ、第77回カンヌ映画祭で監督賞を受賞した作品です。


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★ざっくり、あらすじ

 1918年、ビルマ(現ミャンマー)のラングーン。大英帝国大使館に勤務するエドワード(ゴンサロ・ワディントン)と結婚するため、婚約者モリー(クリスティナ・アルフィアテ)は、心ウキウキ現地を訪れますが、エドワードの住まいはもぬけの殻。なんとエドワードはマリッジブルーにかかったらしく❓️モリーの到着直前に突如姿を消してしまったのです。彼はシンガポール行きの船に乗ったらしい、と聞きつけたモリーは、早速彼を追いかけます。そして、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、日本、中国と、全アジアを股にかける壮大な追いかけっこ勃発❗️果たして彼らの行き着く先は❗️❓️

 

★モノクロ映像美と愛の闘争❓️

 我が日本の誇る名監督、小津安二郎溝口健二ドイツ表現主義の巨匠F.W.ムルナウの大ファンだというゴメス監督、モノクロ映像美をとことん追求した、偉大なる先達たちへのリスペクトがそこかしこに見られます。時代設定を1918年にしたのもそんな理由かと。口コミでは、「バイクやカラオケ、果てはドンキまで登場して、時代考証が無茶苦茶すぎる」って辛口なご意見もチラホラ(^_^;)基本、モノクロ映像で進んで行きますが、たまに無作為にカラーの映像が挿入されるしね。

ーうん、みんなの気持ちもわかるわかる、でもね、これは

男と女の間にはァァァ

深くて暗い河があるゥゥゥ

誰も渡れぬ河なれどォォォ

エンヤコラ今夜も舟を出すゥゥゥ

(by 野坂昭如「黒の舟唄」)

ってなもんで、時代を超えた男女の愛の闘争を描いたしごく寓意的な作品だと思うんで、そこんとこちょっと大目に見てちょ。(各国の現代風景シーンにはエドワードやモリーは出てこないので、1918年と現代を比較対照してるーって解釈も成り立つと思うんです)

 

 しかし結婚が怖くて逃げ回るエドワードや「我々が東洋人の思想を理解しようなどと無理なんだ。彼らは超越し過ぎている」と曰う中国の阿片中毒の英国人にしろ、男たちは皆臆病で現実逃避型なのに比べ、モリーや他の女たちは皆、違う環境に対する適応力があり、「アジアは好きよ。ここに住んでもいいわ」なんてすぐに言い出し、しかも共闘する(笑)男女で異国での旅の仕方が全く違うのも、この映画の見どころ。

 

★大阪、ザ・エキゾチック

 冒頭でお話したように、ミャンマーシンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、日本、中国……と、アジア7カ国で大規模ロケを敢行したこの作品、我が日本の代表として選ばれたのは大阪❗️「エキゾチックジャパ〜〜ン」の最たる都市として大阪を選んでくれた、このゴメス監督の感覚、東京生まれ、横須賀&横浜育ちのヲタクからしたら、「わかるわかる、そうだよね」って感じ。ヲタクはね、大阪に行って、大阪弁の音楽的な響きや猥雑な雰囲気、独特のファッションで声高に喋りまくるおばちゃんたちを見ると、日本じゃなくて、かつて訪れたことのあるフィリピンや台湾、香港の裏道に迷い込んだんじゃないか❓️って錯覚に陥るから。エドワードはその後大阪の忙しさに疲れたのか(笑)虚無僧にくっついて行って、京都あたり❓️の山寺に籠もって珍妙な禅問答を繰り広げますが(^_^;)、一方モリーベトナムから真っ直ぐ上海入り。残念❗️彼女の大阪の感想を聞いてみたかったわ(笑)

 

 「グランドツァー」とは、かつてイギリスの上流階級の若者が、教育の一環として世界各地を長期にわたって巡る大規模な旅行のことだそう。

 

 アドベンチャー要素あり、ファンタジー或いは寓話的要素あり、そしてラストのあの「オチ」は一体何❓️といったミステリー要素あり-----。人によってかなり好き嫌いが真っ二つに分かれる作品だとは思いますが、少なくともヲタクはめっちゃ好き😍

 

 ……さあ、愛と絶望のカオス、迷宮の如き映像世界のグランドツァーへ出かけよう❗️

 

溝口健二監督、LOVE

 じつはヲタク、ゴメス監督も大ファンだという溝口健二監督フリークでありまして。以前、溝口監督のモノクロ作品について当ブログで熱く語っております。この記事を読んで、モノクロ映画に興味を持たれた方は、ぜひこちらも読んでみてネ⇩⇩⇩⇩⇩


モノクロ映画を語ろう②~溝口健二の墨絵の世界 - オタクの迷宮

 

挑戦し続ける男・宮本浩次──RISING SUN FES 2025「昇る太陽」&「獣ゆく細道」

スペースSHOWERTVが、今年8月15日(金)16日(土)の2日間、北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで行われたRISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZOの模様を、本日5時間に渡って独占配信〜〜〜❗️


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 ハケンのヲタク、今日に限って帰宅に1時間半かかる東京のド真ん中でお仕事(泣)(ダッシュで帰っても19時にしか着かないよぅぅぅ〜〜)と焦りまくっていたら、ヲタクお目当ての宮本浩次さんは20時以降のご出演という情報をGET❗️心安らかに家路に着くことができましたとさ(笑)


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裏声シャウトが空を貫く〜今宵の放送曲は「昇る太陽」

ネットで調べたところによると、フェスのセトリは1.悲しみの果て
2.冬の花
3.over the top
4.哀愁につつまれて
5.昇る太陽
6.今宵の月のように
8.ハレルヤ
9.俺たちの明日

……だったそうですが、今夜放映されたのは、フェスのテーマそのままに「昇る太陽」、WooHoo❗️

 

 めっちゃ疾走感のあるロック・ナンバーで、ヲタクはいつもロバート・プラント顔負けの宮本さんのハイトーンヴォイスを聴くたびに、こんな、修行を自らに課すみたいな曲をあえて作って歌うなんて、宮本さんってつくづく「挑戦し続ける男」だなぁ……と、我が推しながらいつも惚れ惚れしちゃうわけ。RISING SUNでの「昇る太陽」は、裏声のシャウトが北海道の紺碧の空を突き抜けていくようなド迫力だった。(熱演し過ぎて、自分からYシャツ破っちゃってたよ 笑)


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椎名林檎宮本浩次、視線交わさぬその先に〜「獣ゆく細道」

 出ましたぁぁぁ、椎名林檎姐さんとの至高のコラボレーション「獣ゆく細道」❗️この曲はいかにも「ザッツ林檎ワールド」な世界観なんだけど、その中に違和感なくピタリとハマる宮本さんの柔軟な対応力が凄い。……それにしても、歌う間じゅう、一切林檎姐さんと目を合わさず、姐さんの周りを暗黒舞踏よろしく激しく動き回る宮本さんって、永遠のヤンチャ少年ね(笑)

 

 コケティッシュ・ビューティーの代名詞のような椎名林檎が、宮本浩次を前にするとなぜ、そのsmokin’ hotな魅力をこうまで完全封印してしまうのか。姐さんの今夜の放送曲が「丸の内サディスティック」だったから、その違いに仰け反ったヲタク(笑)児玉裕一演出による名作MV「獣ゆく細道」では、2人の距離はせいぜい林檎姐さんが宮本さんの耳元で囁く程度だったものね。今回のステージでも、姐さんMVと同じように耳元で囁く仕草をしてたけど、当の宮本さんは1メートルくらい離れてた😂

 

 宮本浩次という人は一見あらゆる人を惹きつける愛嬌を持ちながらもそのじつ、どこか孤高で人を寄せ付けない、硬質なダイヤのような資質を秘めているのかもしれない。

 

 「昇る太陽」と「獣ゆく細道」、今宵は宮本浩次の全く異なる2つの魅力を堪能させて頂きました。何にも代えがたい、夢のような時間(…ちと短くはあったが 笑)でした。スペシャさん、ありがとう❗️

 

 そして次はいよいよ10/24(金)Mステで新曲「I AM HERO」地上波初披露❗️──宮本浩次の疾走は、まだまだ止まらないぞ〜〜〜🔥


https://x.com/miyamoto_hiroji/status/1979171518052532633?t=Ke2B90ZdJDM5d9FQr1WOmQ&s=09

 

 

 

 

 

 

宮本浩次「I AM HERO」降臨❗️映画「爆弾」主題歌&「俺と、友だち」バンド炸裂💥

 な、ななななんと、我らが宮本浩次さんの新曲「I AM HERO」(10/31公開の映画『爆弾』の主題歌)が10/24(金)22:00〜配信開始〜〜〜❗️


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 キリスト様お釈迦様アッラーガネーシャ様弁天様宮本様ありがとう❗️(感涙)

 

 今はYou-tube『爆弾』公式のリリックムービーで

の野望 俺の絶望

俺の明日 さあ行くぜ

I AM HERO  I AM HERO

I AM HERO I AM HERO

というサビの部分が流れてて、それがもう素晴らしくて(宮本浩次史上最高の楽曲になる期待しかない😍)ヲタクはヘビロテ状態だけど、全曲聴けるのは10/31の映画公開を待たなきゃいけないのか…ヘビの生殺し状態ぢゃん、ぶつぶつ……って思ってたから(笑)予想外のプレゼント🎁貰った気分よ、ホクホク。早速Amazon Musicで※Pre-Save(プリアド)してきちゃったー❗️

※配信直後に自動的に自分のプレイリストに追加される。もちろんApple MusicやSpotifyでも予約可能です。

 

 しかもしかも配信直前の24日当日21:00〜からMステで「I AM HERO」初披露❗️いやー、プロモ上手ですねっっ、宮本社長(笑)その日は19:00まで仕事だけど、絶対リアルタイムで見たいから、ダッシュで帰ってくるわ🏃🏃🏃🏃

 

 もちろん、Mステは「俺と、友だち」(10/8に下北沢SHELTERで始動した宮本さんフロントマンの新バンド)の新バンド総出演よね❓️日本最高のロックバンド(……になる予定 笑)「俺と、友だち」の狼煙がTV画面から爆裂する瞬間を、共に見届けよう❗️


https://x.com/miyamoto_hiroji/status/1979171039062938034?t=aX2icIsLOccaa4g2WKmgTg&s=09

 


https://x.com/miyamoto_hiroji/status/1979171518052532633?t=Ke2B90ZdJDM5d9FQr1WOmQ&s=09

クィアな魂の果てに──『クィア/QUEER』ルカ・グァダニーノが描く哀切と耽美

動画配信サイト「U-NEXT」にて、イタリアの鬼才ルカ・グァダニーノ監督の新作『クィア/QUER』鑑賞。

 

 「クィア」とは、同性愛者の侮蔑的な呼称で、元々は「(常識と)異なること、奇妙なこと」を表す言葉。時は第二次世界大戦直後の1950年代、自らを「クィア」と自嘲的に呼ぶ中年男(ダニエル・クレイグ)が、人生の黄昏時に足を踏み入れた時に落ちた、身悶えするような激しい恋。その顛末は、哀しく、愛おしい……。

 

 『君の名前で僕を呼んで』、『ボーン・エンド・オール』に続くルカ・グァダニーノ監督の「愛と欲望3部作」、最後を飾るに相応しい作品と言えるでしょう。
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★ざっくり、あらすじ

 1950年代のメキシコシティアメリカ人駐在員ウィリアム・リー(ダニエル・クレイグ)は、日々の孤独を持て余し、酒とクスリに溺れ、同性愛者たちが集まるバーで、夜毎一夜の相手を漁る空虚な毎日を送っていました。そんなある日、その行きつけの店で店主の中年女性とチェスに興じる美貌の青年ユージーン(ドリュー・スターキー)と出逢ったリーは、ユージーンの元軍人とは思えない優雅な身のこなしや滲み出る知性、あまり心の裡を露わにしない謎めいた態度に強烈に惹かれ、激しい恋に落ちます。しかし、初老期を迎え、これが生涯最後の恋と縋り付くような気持ちのリーと、若さを謳歌するユージーンとの間には少しずつ亀裂が生じてきて……。

 

★切ない2人の恋

 同性愛が倫理に反すると弾劾されていた時代。自分を世間からの厄介者と感じて、心に常に空虚さを抱えながら生きる中年男を、ダニエル・クレイグが心憎いばかりに巧みに演じています。その演技は、巨匠ルキノ・ヴィスコンティの名作『ヴェニスに死す』、ペストの蔓延するヴェニスで、貴族の美少年(ヴィヨルン・アンデルセン)に恋し、追いかけたその先で感染し死の床に伏せる音楽家(ダーク・ボガート)の、哀切極まりない演技を彷彿とさせます。

 

 『ヴェニスに死す』を彩ったのは、グスタフ・マーラー交響曲第5番でしたが、今作でリーが電撃的な恋に堕ちる場面で流れるのはニルヴァーナの「Come As You Are」❗️名盤「Nevermind」からの1曲。(ヲタクこのアルバム持ってるわ〜〜関係ないけど 笑)カート・コバーンバロウズのファンだったことはよく知られた話。

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※この映画の成功は、リーの執着を受け入れる寛容さを持つ一方でどこか、人そのものに関心がないかのような冷淡さを併せ持つユージーンの複雑な人間性を演じ切ったドリュー・スターキーの魅力に負うところが大きいでしょう。第2のティモシー・シャラメになれるか❗️❓️

 

 しかし、リーの想い人であるユージーンは、『ヴェニスに死す』の尊大な貴族の少年と違い、自分に燃えるような視線を投げかけ、自分の一挙手一投足におろおろしている哀れな中年男を、時に疎ましく感じながらも、理解し受け入れようと努力する、優しく柔らかな心根の青年なのです。その優しさを知れば知るほど、老いて、しかも薬物の禁断症状に苦しむ惨めな自分と、若く瑞々しい相手とを引き比べ、狂おしいほど彼に執着していくリー。リーと同年代のヲタクはね、気持ちがよく理解できるよ。……なんて辛い恋なんだろう😭若さって、それだけで残酷なの、私たち年寄りにとっては。

 

★ロマンスから幻想綺談へ〜この変調こそ、グァダニーノ監督の真骨頂❗️

 不思議なことに後半から作品の雰囲気がガラリと変わります。ユージーンの心を掴みかねて悶々とするリーは、それを食せばテレパシーを得ることができるという伝説の植物を求め、ユージーンを伴ってエクアドルの密林へと足を踏み入れますが、もはや幻想と現実の境目の無い摩訶不思議な世界に、私たちも彼らと共に誘われることになるのです。

 

★リーとユージーンがジャン・コクトーの『オルフェ』を観ていた意味

 エクアドルの植物店の店主からリーは、「その植物が手に入っても、新しい世界が開けるわけじゃない。鏡で自分の姿を見せられるだけかもしれないよ。そのほうが辛いかも」と言われるのですが、そこで私たちはハタと気づくのです。


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ジャン・コクトーもまた「クィア」でした。『オルフェ』に主演したのは、当時コクトーの愛人だったジャン・マレー

 

 映画の冒頭、2人揃って観ていたのが、フランスの高名な詩人でもあったジャン・コクトーが監督した映画『オルフェ』(1950年のフランス映画)でした。鏡の中を通って死後の世界へと足を踏み入れたオルフェ(ジャン・マレー)ですが、愛した王女は死の世界の住人。永遠に結ばれることはない。

 

このオルフェのテーマこそ、リーの恋の結末を暗示していたものに違いありません。リーの恋には、全編を通じて不穏な死のオマージュが繰り返し現れるのです。それは実質的な死を意味するのか、それとも精神の死を意味するのか……。

 

 余談ですが、エクアドルの密林に暮らす変わり者の植物学者を演じるレスリー・マンヴィルの「怪演」も見もの。普段は淑やかな英国レディを演じることが多い彼女、最初出てきた時誰だかわからなかった(笑)


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※密林に住む植物学者コッター博士(上)を演じたレスリー・マンヴィル。とても同人物とは思えない…(笑)

 

 グァダニーノ監督の作品らしく、流麗なカメラワークで捉えられた美しい自然の中、愛し合う美しい恋人たちの姿に、うっとりと非日常を味わい、恋の切なさの余韻に浸る2時間❗️