オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、鑑賞後の感想を呟いたりしています。今はおうちで珈琲片手に映画やドラマを観る時間が至福。

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年オタクが選ぶ洋画ベスト10プラス1~後編

見ているだけで元気になったり、知らなかったことが学べたり、生きる勇気が貰えたり……。今年も私たちに、数々の素敵な贈り物をしてくれた映画たち。そんな映画の中から、10プラス1の映画を選んでみました。先日UPしました前編に引き続き、今日は後編でござ…

今年の映画納めは『そばかす』で。

KINOシネマ横浜みなとみらいで、映画『そばかす』鑑賞。今年、映画館で観る映画は、これが最後かな。映画納めは『そばかす』で~🎵 恋愛や性に全く興味が湧かない、いわゆる「アロマンティック・アセクシュアル」の女性がヒロインだから、正攻法で描くと、かな…

年末年始は上質なミステリ映画を~『ほの蒼き瞳』

KINOシネマ横浜みなとみらいで、クリスチャン・ベール主演『ほの蒼き瞳』を鑑賞。ルイス・ベイヤード原作の『陸軍士官学校の死』を映画化したものです。 【あらすじ】 時は1830年。ハドソン川近くにあるウェストポイント士官学校で、木から吊るされた士官候…

2022年 オタクが選ぶ洋画ベスト10プラス1~前編

見ているだけで元気になったり、知らなかったことが学べたり、生きる勇気が貰えたり……。今年も私たちに、数々の素敵な贈り物をしてくれた映画たち。そんな映画の中から、10の映画を選んでみました。(実際はどうしても絞り込めず、日本映画同様、プラス1と…

おシャレな会話と小ネタとサスペンスと~Netflix『ナイブズ・アウト~グラスオニオン』

待ちに待った『ナイブズアウト~グラスオニオン』Netflixで配信開始~✨✨ 第1作目の『ナイブズアウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019年)は、ちゃんと映画館で公開されたんだけどな。第2作目も、ストーリーの斬新さやキャストや舞台設定のゴージャスさを考える…

X'mas~お正月に見たい!ハッピーなロマコメ3選~『ハッピーニューイヤー』『ノエルの日記』『フォーリング・フォー・クリスマス』

もうすぐ楽しいクリスマス✨ 続いて楽しいお正月~ しかし上がる気分とは裏腹に、ここ数日は強烈な寒波が日本列島を覆い、凍えそうに寒いが続いています。景気も悪くてお財布の中身も寒い……そこで今日は、観るだけでほっこり温かくなり、ハッピーな気分になる…

日本の誇るカウンターテナー藤木大地~クリスマスコンサート in みなとみらいホール

※12月21日夜のみなとみらい 横浜みなとみらいホールで「クリスマス・パイプオルガンコンサート」。 みなとみらいホールは、新たなウォーターフロント街づくりの一環で、「海の見えるコンサートホール」として1990年代に建設されたもの。その後全面改装を経て…

我が愛しのダーク・ヒロインよ~『ウェンズデー』(Netflix)

Netflixで、あの『アダムス・ファミリー』のスピンオフとも言うべき『ウェンズデー』全8話鑑賞。ご存知の通りNetflixは、今までの視聴履歴から、こちらの好みに合いそうな映画やドラマを「おススメ」してくれるのですが、『ウェンズデー』はなんと、驚異の9…

2022年 オタクが選ぶ日本映画ベスト10プラス1~後編

く ★さかなのこ (沖田 修一監督) あー、これ、個人的にもう、好きでたまらない映画。かなりリピートしました(笑)ご存知、「さかなクン」(もはや彼自身が1つのアイコン化しています)の半生を、あの、のんが男性として演じるというアイデアの凄さ、不思議さ。…

ジャック・ロウデン、『Benediction』で英国アカデミー賞(スコットランド)主演男優賞おめでとう!

ま、まつげ、まつげ、まつげ 第一次世界大戦に従軍して戦功を立てたものの、戦場での心的外傷から精神を病み、反戦詩人として知られたジークフリード・サスーンの人生を描いた作品『ベネディクション(祝祷) Benediction』(テレンス・デイヴィス監督)の類い稀…

2022年 オタクが選ぶ日本映画ベスト10プラス1~前編

今年も早いもので、あと2週間で大晦日。トシをとると1年、いや1ヶ月、いや1日の経つのが早いことそんな中、ヲタクの乾いた?心を癒してくれた映画作品たち。今日はそんな作品をご紹介したいと思います。順位なんてとてもつけられないので、順不同です。 ★…

素顔のラミン・カリムルー~『トゥモロー・モーニング』

横浜のミニシアター「ジャック & べティ」で、ミュージカル映画『トゥモロー・モーニング』鑑賞。 今日のヲタクのお目当ては、ラミン・カリムルー! 若干28才にしてアノ『オペラ座の怪人』に抜擢されたラミン・カリムルー!ヲタクも10年前位にロンドンで『オ…

フェミニズム・ホラーとでも言うべき?~『MEN / 同じ顔の男たち』

桜木町駅前のシネコン「ブルグ13」にて、『MEN / 同じ顔の男たち』(A24 アレックス・ガーランド監督)鑑賞。 ロンドンに住むハーパー(ジェシー・バックリー)は、離婚話がこじれた末に、アパートの階上の部屋から落下する夫ジェームズを目撃、さらには鉄の柵に…

『天上の花』と舞台挨拶(ジャック & べティ横浜)

横浜黄金町のミニシアター、ジャック & べティで『天上の花』鑑賞。日本近代詩の祖とも言われる萩原朔太郎の息女・葉子の小説『天上の花~三好達治抄』の中から、特に、朔太郎の弟子のような存在である三好(東出昌大)と朔太郎の奔放な妹慶子(入山法子)との短…

意識の流れの涯に~映画『夜、鳥たちが啼く』

桜木町駅前のシネコン「ブルグ13」で城定秀夫監督の『夜、鳥たちが啼く』鑑賞。土曜日のこととて、桜木町はどこを向いても人、人、人。そんな休日の賑わいの中で、薄暗い映画館の片隅、賑かさとは真逆の映画を見る。うっわ~、暗いわぁ、陰キャだわぁ、映画…

時には少女のように~Netflix『チャタレイ夫人の恋人』のエマ・コリン

『ザ・クラウン』で、英国王室というある意味伏魔殿のような場所に飛び込み、愛のない結婚に悩み、傷つきながら必死で未来を模索するダイアナ元皇太子妃を繊細に演じ、見事ゴールデングローブ賞を受賞したエマ・コリン。そんな彼女が、戦場で負傷し性的不能…

映画『エルヴィス』オーストラリア・アカデミー賞独占!

今日は1日中オースティン・バトラーの「パームスプリングス国際映画祭ブレイクスルーパフォーマンス賞」(長い笑)受賞のニュースにコーフンしていたヲタクですが、はたまたテンション爆上がりなニュースが✨✨ オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞(Aust…

オースティン・バトラー「パームスプリングス国際映画祭」受賞で限界突破!?

やったぜ、オースティン・バトラー! 年末になってワクワクするニュースが飛び込んで来ましたっ! 開催地がカリフォルニア州であり、毎年なにげに アカデミー賞の前哨戦的な役割を担っているパームスプリングス国際映画祭。このたび我らがオースティン・バト…

心身共に痛くなる~『あのこと』(フランス)

KINOシネマみなとみらいで、本年度ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞のフランス映画『あのこと』鑑賞。……見終わって、なんだか身体のふしぶしが痛い(緊張して身体が硬直してたのか?)、心もついでに痛い。 これは大学生のアンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)が一…

野人ヒーロー爆・誕!~ドウェイン・ジョンソン in 『ブラック・アダム』

ロックさまがいよいよDCヒーローズに参戦~~✨✨ぱちぱちぱち 舞台は(たぶんアフリカか中近東あたりの)架空の 小国カーンダック。現代でも軍部が実権を握る独裁政権。あまりにも暴れん坊だったせいで、数千年もの間魔力を封じられていた破壊神テス・アダム(ド…

名優ジェラール・ドパルデュー~『メグレと若い女の死』3月17日公開

『フランス国際映画祭 2022』の一環として、イオンシネマにて『メグレと若い女の死』(パトリス・ルコント監督)鑑賞。 監督は今回来日出来なかったとのことで、エルストナー・ユニフランス代表より、監督のメッセージの代読がありました。本作品を製作するに…

新たなるスタア誕生!~映画『幻滅』のバンジャマン・ヴォワザン

フランスの文豪オノレ・ド・ヴァルザック原作の『幻滅』を堂々映画化、2時間半に及ぶ大作ですが、全く長さを感じさせない、さすがセザール賞7冠!ヲタク的にはフランス映画というと、人生の断片を独自の視点で切り取った、ミニシアター向けの小品が基本的…

バンジャマン・ヴォワザンがヤンチャだった『フランス映画祭オープニングセレモニー』と映画『エッフェル』

※セレモニーの後、エッフェル塔建設を描いたドラマティックな映画『エッフェル』が上映されました。主演のロマン・デュリス(左)と監督のマルタン・ブルブロン。ブルブロン監督は大作『三銃士』の監督に抜擢されたそうです。そして、映画の中でイケおじサクレ…

『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』~ベネさまの変人ぶりが……

猫を擬人化し、ユーモラスな筆致で描き続けた英国の絵本作家ルイス・ウェイン。彼の生涯を、当時の社会情勢を絡めて描いた「真実の物語」です。 原題は『The Electrical Life of Louis Wein』んんん?何ゆえに「電気的生活」?……映画を見て、はじめて納得。…

アニャ・テイラー=ジョイとニコラス・ホルト、映画『ザ・メニュー』撮影の裏側を語る

なかなか予約の取れない、ある孤島の高級レストラン。セレブな客たちがそこで遭遇する、想像を絶する恐怖体験を描いたスリラー『ザ・メニュー』。主演のアニャ・テイラー=ジョイとニコラス・ホルト、そして監督のマーク・マイロッドが撮影の裏側について語っ…

『グリーンナイト』A24~アーサー王伝説のアンチヒーロー!?

あの有名なアーサー王と円卓の騎士の物語の中で、ぜんぜん有名ぢゃない(笑)サー・ガウェインのおはなしです。 若き日のガウェイン(デーヴ・パテル)はアーサー王の甥という立場でありながら、騎士になる気もなく、娼館に入り浸りで朝帰りの毎日(なんか、ハル…

ジェラール・フィリップ生誕100年祭~至高なる陰翳の美よ

映画史上に輝き続けるフランスの俳優 ジェラール・フィリップが早や生誕100年を迎えました❗ 彼の映画の特集「ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭」が、11月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ…

『ミセス・ハリス、パリへ行く』幾つになってもオシャレは大事♥️

※みなとみらいは早やクリスマス仕様に。 KINOシネマ横浜みなとみらいで『ミセス・ハリス、パリへ行く』鑑賞。 舞台は1957年、ロンドン。 第二次世界大戦で出征した夫を待ちながら、家政婦の仕事をかけもちして日夜働いているミセス・ハリス(レスリー・マンヴ…

『ある男』~演技のアンサンブルが見事な映画

冒頭から、安藤サクラの絶品の「泣き」の演技。カンヌ映画祭、当時審査委員長を務めた名優ケイト・ブランシェットに、「私、今度泣く演技をする時には、(『万引き家族』の)サクラを参考にさせてもらうわ」と言わしめたほどの安藤サクラ。この冒頭のシーンだ…

『ホワイトノイズ』~愉快で恐ろしく、叙情的で不条理

11~12月はヲタクの見たい映画が目白押しで、どう時間をやりくりしようか嬉しい悲鳴の毎日ですが、その中でも1,2を争うワクワク感満載なのがこれ❗アダム・ドライバー主演の『ホワイト・ノイズ』。監督は才人ノア・バームバック。そう、あのNetflixの名作『マ…