オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アニャ・テイラー=ジョイとニコラス・ホルト、映画『ザ・メニュー』撮影の裏側を語る

なかなか予約の取れない、ある孤島の高級レストラン。セレブな客たちがそこで遭遇する、想像を絶する恐怖体験を描いたスリラー『ザ・メニュー』。主演のアニャ・テイラー=ジョイとニコラス・ホルト、そして監督のマーク・マイロッドが撮影の裏側について語っ…

『グリーンナイト』A24~アーサー王伝説のアンチヒーロー!?

あの有名なアーサー王と円卓の騎士の物語の中で、ぜんぜん有名ぢゃない(笑)サー・ガウェインのおはなしです。 若き日のガウェイン(デーヴ・パテル)はアーサー王の甥という立場でありながら、騎士になる気もなく、娼館に入り浸りで朝帰りの毎日(なんか、ハル…

ジェラール・フィリップ生誕100年祭~至高なる陰翳の美よ

映画史上に輝き続けるフランスの俳優 ジェラール・フィリップが早や生誕100年を迎えました❗ 彼の映画の特集「ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭」が、11月25日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ…

『ミセス・ハリス、パリへ行く』幾つになってもオシャレは大事♥️

※みなとみらいは早やクリスマス仕様に。 KINOシネマ横浜みなとみらいで『ミセス・ハリス、パリへ行く』鑑賞。 舞台は1957年、ロンドン。 第二次世界大戦で出征した夫を待ちながら、家政婦の仕事をかけもちして日夜働いているミセス・ハリス(レスリー・マンヴ…

『ある男』~演技のアンサンブルが見事な映画

冒頭から、安藤サクラの絶品の「泣き」の演技。カンヌ映画祭、当時審査委員長を務めた名優ケイト・ブランシェットに、「私、今度泣く演技をする時には、(『万引き家族』の)サクラを参考にさせてもらうわ」と言わしめたほどの安藤サクラ。この冒頭のシーンだ…

『ホワイトノイズ』~愉快で恐ろしく、叙情的で不条理

11~12月はヲタクの見たい映画が目白押しで、どう時間をやりくりしようか嬉しい悲鳴の毎日ですが、その中でも1,2を争うワクワク感満載なのがこれ❗アダム・ドライバー主演の『ホワイト・ノイズ』。監督は才人ノア・バームバック。そう、あのNetflixの名作『マ…

ラウリ・ティルカネンの隠れた名作映画『トム・オブ・フィンランド』

Netflixの北欧サスペンス『DEADWIND 刑事ソフィア・カルピ』も、早や第3シーズンを迎えました。第1シーズンの配信時は殆ど関心が集まらなかったフィンランドのイケメンラウリ・ティルカネンの魅力が、ここへ来てやっと、認知し始めた感のある昨今。彼は俳優…

『ザ・メニュー』グルメ・ブームへの痛烈な皮肉?

横浜駅ビルNewmanにあるシネコン「Tジョイ横浜」で、『ザ・メニュー』鑑賞。 大西洋に浮かぶ孤島にある高級レストラン・ホーソン。料理の神とも崇められる天才スローヴィク(レイフ・ファインズ)がシェフを務めるホーソンは、予約が取れないことで有名でした…

ドキュメンタリー『ルキノ・ヴィスコンティの世界』~デカダンスの表現者

デカダンスとは…… 退廃主義。頽唐(たいとう)派ともいう。衰微、衰退を意味する語で、ギボン著『ローマ帝国衰亡史』(1776~88)に読まれるように、ローマ帝国が爛熟(らんじゅく)から衰退、破滅に向かう過程の病的で享楽主義的文芸の風潮をさすことば。19世紀…

『帰らない日曜日』~英国的な、あまりにも英国的な

U-NEXTで『帰らない日曜日』鑑賞。 1920年代の英国。第一次世界大戦の傷痕が、いまだ人の心に深く残っていた時代。孤児院出身のジェーン(オデッサ・ヤング)は、大戦で二人の息子を亡くしたニヴン夫妻(おそらくジェントリ階級……英国演劇界のもはや重鎮、コリ…

『ザリガニの鳴くところ』~謎を解くカギは湿地の中にある

桜木町駅前のシネコン「ブルグ13」で、映画『ザリガニの鳴くところ』鑑賞。 時は1960年代のアメリカ・ノースカロライナ州。「ザリガニの鳴くところ」という異名をとる湿地帯で、富裕な家の生まれで街の人気者チェイス(※ハリー・ディキンソン)の変死体が発見…

ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤとフローレンス・ピューについて語る

ティモシー・シャラメ、盟友ルカ・グァダニーノ監督の新作『チャレンジャーズChallengers』もう観たんだ~❗ グァダニーノ監督と一緒にインタビューを受けている時、監督に「実はティモシー、僕の新作、もう観てるんだよね~」ってバラされちゃったみたい特別…

『ドント・ウォーリー・ダーリン』~まんまと騙されたーっ!

桜木町駅前のシネコン「ブルグ13」で、『ドント・ウォーリー・ダーリン』鑑賞。 見終わってから振り返ると、何とまあ皮肉な題名をつけたんでしょうね、監督のオリヴィア・ワイルドは「ドント・ウォーリー」どころぢゃねーよ❗って感じ(笑) 頭脳明晰な女性が、…

『響け!情熱のムリダンガム』~もしかして『RRR』よりアツい?

※日本版ポスター。熱血少年マンガの表紙みたい。この泥臭さ、嫌いじゃない(笑) あー、相変わらず熱い、熱いぞ❗インド映画(笑) 横浜は黄金町のミニシアター「ジャック & べティ」で、『響け❗情熱のムリダンガム』鑑賞。 舞台は南インド、タミルナードゥ州都…

ジョー・アルウィン、ヨルゴス・ランティモス監督『AND』でエマ・ストーンと再共演

ヨルゴス・ランティモス監督の新作『AND』(サーチライト・ピクチャーズ)に、ジョー・アルウィンが参加することが新たに発表されました❗ ランティモス監督、精力的ですねぇ~監督のミューズ、エマ・ストーンと、アベンジャーズのハルクことマーク・ラファロが…

『ブラックパンサー /ワカンダ・フォーエバー』~じつはオコエ隊長推し♥️

黒曜石の肌に白く煌めきながら滴り落ちる汗、獲物を捉える鋭い視線、戦いに臨む時の強靭なムチのようにしなる身体。しかしその強靭な身体は、いざ戦いに勝利すれば、太古の時を刻む音楽に乗って、柔らかに、セクシャルに変化する……。『ブラックパンサー / ワ…

『エノーラ・ホームズの事件簿 2』~ヒロインの魅力もイケメンパワーもさらにアップ!

Netflixで『エノーラ・ホームズの事件簿』が配信されたのがちょうど2年前の9月。本来は劇場公開が予定されていたのが、コロナ禍のせいでネット配信となったのです。TVの小さな画面では残念なくらいの大作でしたが、今回も然り。19世紀英国のロンドン。サスペ…

『チケット・トゥ・パラダイス』で天国へGo!

横浜駅ビルNewmanにあるシネコン「Tジョイ横浜」で『チケット・トゥ・パラダイス』鑑賞。 あー、やっぱり映画ってイイね❗実際に飛行機に乗ったら直行便でも8時間近くかかる「この世の楽園」バリ島にもひとっとび、一瞬で行けちゃうんだから(笑) ジョージア(…

Netflix『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』~げに恐ろしきは人の業

待望のギレルモ・デル・トロ※総監修のドラマ・シリーズ『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』がいよいよNetflixで配信開始となりました❗原題は『Cabinet of curiosities』で、不思議なるものの飾り棚、とでも訳しましょうか❓……そう言えば、珍奇な品々や骨董…

エマ・コリンが『チャタレイ夫人の恋人』に挑む(Netflix)

『ザ・クラウン』のダイアナ元皇太子妃役で鮮烈な印象を残したエマ・コリン。無垢な少女が、王室というある意味伏魔殿に何も知らないまま飛び込み、傷つき、精神を病んでいく過程を繊細に演じていました。傷つきながらも未来を渇望する意思の強さ、ダイアナ…

『恋人はアンバー』~アイルランドから青春映画の傑作がやって来た!

※みなとみらいの木々も色づき初めています。樹木の向こうにちらっと先端が写っているのは、ランドマークタワー。 キノシネマ横浜みなとみらいで『恋人はアンバー』(アイルランド)鑑賞。 もうね、観ているうちに胸の奥がぎゅぎゅぎゅ、と痛くなって、気がつく…

ジャック・ロウデン & シアーシャ・ローナンの新作プロジェクト『THE OUTRUN』ついに始動!

※『THE OUTRUN』のシアーシャ・ローナン。髪を緑色に染めた姿が公開されました。 ジャクロが突如インスタにシアーシャの写真をupして、彼女とArcade Picturesという映画製作会社を設立、その記念すべき第1作目はエイミー・リプロのベストセラー『THE OUTRUN…

ジャック・ロウデンとKSTの『エレクトラ』かぁ……(遠い眼)

そりゃーもう、最高(だった)でしょうよ❗ ギリシャ悲劇『エレクトラ』。作者によっていろいろバージョンあるけど、この場合KST(Disney+で絶賛配信中のスパイドラマ『窓際のスパイ』でジャクロと共演しているクリスティン・スコット・トーマス。ジャクロがイン…

東京国際映画祭『アシュカル』(チュニジア)~廃墟マニアにはたまらない

チュニジアの鬼才、ユセフ・チェビ監督の長編デビュー作。 舞台は、チュニジア共和国の首都チュニス郊外にある『カルタゴの庭』。ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー政権下で富裕層向けに開発が進められた地域でしたが、ジャスミン革命でによってそ…