映画(海外)
Netflixで『伯爵 El Conde』視聴。昨年、ヲタクのブログでも「ベネチア国際映画祭の注目作品」としてご紹介しましたね。 実はヲタク、吸血鬼映画に目がありません。何せ昨年、当ブログでも「オタクおススメ!〜ドラキュラ(吸血鬼)映画&ドラマ5選」なんて…
KINOシネマ横浜みなとみらいにて、『ファルコン・レイク』鑑賞。 まもなく 14 歳になる少年バスティアンは夏休みに、自身の住むフランスから、カナダ・ケベック州の湖畔にある母の友人ルイーズのコテージを、両親や弟と共に訪れます。鬱蒼と繁る森と神秘的な…
KINOシネマ横浜みなとみらいにて、『青いカフタンの仕立て屋』鑑賞。 舞台はモロッコの港町サレ。これは、モロッコの伝統衣装カフタンの路地裏で、小さな仕立て屋を営むある夫婦の物語です。公式サイトによれば、カフタンとは…… 結婚式や宗教行事などフォー…
KINOシネマ横浜みなとみらいにて、『聖地には蜘蛛が巣を張る』鑑賞。 むむむ……なんだろうこの後味の悪さ。観終わった後、抑えても抑えても心に沸き起こるどす黒い怒りと絶望。この映画に描かれた、イランの社会に厳然と存在する強烈なミソジニーに打ちのめさ…
見ているだけで元気になったり、知らなかったことが学べたり、生きる勇気が貰えたり……。今年も私たちに、数々の素敵な贈り物をしてくれた映画たち。そんな映画の中から、10プラス1の映画を選んでみました。先日UPしました前編に引き続き、今日は後編でござ…
見ているだけで元気になったり、知らなかったことが学べたり、生きる勇気が貰えたり……。今年も私たちに、数々の素敵な贈り物をしてくれた映画たち。そんな映画の中から、10の映画を選んでみました。(実際はどうしても絞り込めず、日本映画同様、プラス1と…
チュニジアの鬼才、ユセフ・チェビ監督の長編デビュー作。 舞台は、チュニジア共和国の首都チュニス郊外にある『カルタゴの庭』。ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー政権下で富裕層向けに開発が進められた地域でしたが、ジャスミン革命でによってそ…
昨日(10月24日)にオープニングセレモニーが行われた第35回東京国際映画祭。ヲタクにとっては鑑賞第1作目の映画が、この『ラ・ハウリア』(フランス・コロンビア)。ラテンビート映画祭と銘打って上映される作品群のうちの1つですが、なんだかしょっぱなから…
第35回東京国際映画祭が間近に迫ってきました❗ヲタク的には第33回以来2年ぶりで、映画『写真の女』(串田壮史)に衝撃を受けたあの瞬間が、つい昨日のことのようです(遠い眼)。 今日は、ヲタクが(東京国際映画祭、この映画だけはぜってー見逃さねーぞ✨)って、…
横浜黄金町のミニシアター『ジャックアンドべティ』で、マーク・カズンズ監督の『ストーリー・オブ・フィルム』観賞。 小さなブログの片隅で「私は映画ヲタクでして……」なんて呟いているのが恥ずかしくなっちゃうような、カズンズ監督の映画に関する膨大な知…
(Greenland from Pixabay) 世界を見よう、危険でも立ち向かおう それが人生の目的だから …をスローガンに掲げるアメリカの写真雑誌『LIFE』。そこで16年間にわたりネガの管理者としてコツコツ働いてきたウォルター(ベン・スティラー)。より高いポジション、…
(Morocco from Pixabay) 再びモノクロ映画のお話です今日焦点を当ててみたいのは、モノクロ映画だからこそ際立つ、俳優さんたちの美しさについて。 モノクロ映画って光と翳の二元的世界ですから、やはり顔立ちの彫りが深いほどくっきりはっきり美しく見えま…
(『第三の男』で重要な場面に登場するウィーン、プラーター公園の観覧車…Pixabay) 第93回アカデミー賞で、モノクロ映画の『Mank/マンク』が撮影賞と美術賞を受賞❗リアルタイムで授賞式の模様を放映してくれたWOWWOWでの、行定勲監督のコメント「モノクロ映画…
推しのトム・ヒューズが、8月7日(金)公開の新作『ジョーンの秘密』(平凡なイギリス人の老女が、半世紀前のスパイ容疑で逮捕されるという衝撃の実話)でカリスマ的魅力を持つロシア人留学生レオに紛し、ケンブリッジの学生を前に長演説をぶち、彼らを洗脳して…
昨日、ヲタクが独断と偏見で選んだイヤミス映画TOP10のうち、10位~6位を発表❓いたしましたところ、予想外に沢山の方々に読んで頂いているようで、調子に乗って5位~1位を発表するヲタク(笑) ⑤イノセントガーデン(2013年 米・英合作) 『ジェーン・エア』や『…
後味が悪く、イヤ~な気持ちで終わるミステリー作品、略して「イヤミス」。 ... サイコパスのゾッとする心理描写や、どうにもやるせない人生の裏側を描き、謎解きがあってもそれがカタルシスにならず、かなりの不快感が残る。ヲタクはなぜか、周期的にこの種…
緊急事態宣言が解除され、日常を取り戻す街が増えつつある中、ヲタクが暮らすこの辺りでは継続の気配。そのせいか、はたまた先日『ジュディ 虹の彼方に』を観賞して少々ツラくなった反動なのか😅今日ご紹介したい映画は、『タイピスト❗』(2012年 フランス)。 …
これはヲタクにとっては曰く付きの映画。地元の映画館に入ってまずパンフレットを買い、「さあ、これから」と言うときに携帯がリリーン仕事のトラブルで職場に戻るハメに。リベンジしようと思っていたら、コロナ騒ぎで映画館は瞬く間に閉館そんな『虹の彼方…
映画『アンタッチャブル』が近日WOWWOWで放映決定❗という記事を先日UPしました。ブライアン・デ・パルマ監督による、有名な「禁酒法時代の暗黒街の帝王 アル・カポネVS エリオット・ネス捜査官」の闘いを、実話に基づいて描いたもの。 今日は、エリオット・…
『アンタッチャブル』WOWWOWプライム 5/22(金)午後2:20~、WOWWOWライブ5/28(木)深夜3:58~にて放映決定❗懐かしや、ケヴィン・コスナーの出世作。世界情勢も複雑になった昨今、トレンドは『カメレオン俳優』一癖も二癖もある演技派。しかしかつてのハリ…
いつも楽しみにしている映画.Comさんの新作映画評論ですが、このご時世新作はしばらくお預け…ということで、しばらくは『映画.Com ALL TIME BEST』に選ばれた映画の評論を再掲載して下さるそうまずは『L.A.コンフィデンシャル』❗嬉しいですねぇ、しょっぱな…
(From Pixabay) UPLINKオンラインにて『サーミの血』観賞。サーミとは何か?ちょっと長いけど、ウィキの説明を引用させていただきます😊 サーミ人(サーミじん、北部サーミ語:Sápmi)は、スカンジナビア半島北部ラップランド及びロシア北部コラ半島に居住する…
1970年代後半のイギリス。大英帝国の栄光今いずこ、経済破綻に瀕する国家の常として、移民排斥、ヘイト主義が横行。国民戦線(British National Front=通称NF)と呼ばれる白人至上主義の極右政党が不気味に勢力を伸ばしはじめていました。NFのイヤらしい所は…
先日も記事にした、たまアリ『クイーン+アダム・ランバート』ライブ(WOWWOW)大好きな『レディオ・ガガ』歌ってくれて嬉しかった!遅咲きのヒットメーカー、ロジャー・テイラー(ドラム)の曲。この曲のMVは、博物館で展示してもいいくらいの映画創成期の名作…
マインド・ファック(Mind Fuck)とは…固定観念を覆すようなショッキングで頭から離れないような経験 まさに❗ 『女神は二度微笑む』(インド)に引き続き、「固定観念を覆すようなショッキングな映画」第2弾❗ これ、ドイツ映画です。生真面目でスクェアなイメー…
U-NEXTでジム・ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・イン・パラダイス』鑑賞。 僕はキャリア・アスピレーション(出世)を目指している人の映画を撮ることにまったく興味がない。僕のどの映画にもテーマとしてあるのが、そうしたキャリア・ハッスル(出世主…
(Kolkata from Pixabay) 映画館は軒並み閉館、チケット購入していた宮本浩次さんのライブやセルゲイ・ポルーニン様のサクレは延期…毎日自宅で蟄居生活を送るヲタクの日々の友は、WOWWOWと各種動画配信サイト(笑) そんなある日、ヲタクはNetflixで見つけた、…
いよいよ明日、新型コロナ対策で緊急事態宣言が出されるもよう。東京都に隣接する我が神奈川県もそれは避けられないでしょう。…となれば、ヲタクの最大の趣味である映画館での映画観賞も当分見送りまあ、この2週間ほど、仕事から帰宅した後や週末はほぼ終日…
本年度アカデミー賞で音響編集賞、編集賞を受賞した『フォード VS フェラーリ』❗過酷な耐久レース、ル・マンで不敗を誇ったフェラーリをフォードが破った(しかも123フィニッシュ😮)実話を元にした長編です。 このアカデミー賞2賞受賞は激しく納得ですね全編の…
ロッテントマトで驚異の 満足度97%❗間違いない❗相応しい面白さ❤️ このポスターの撮り方、そして、人里離れた豪奢な館で大富豪にしてミステリー作家のハーラン(クリストファー・プラマー)が不審な死を遂げ、容疑者はその夜内輪のパーティーで集まっていた親族…