オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

吉沢亮に脳内変換してみる


吉沢さんのカメレオン俳優ぶりを見ていると、ついオタクの妄想が暴走してしまいます。最近のワタシの楽しみは、お気に入りの小説の登場人物を、吉沢さんに脳内変換して読み返すこと😅…なので、そのつもりでお読み下さい😅

あくまでワタシ個人の意見ですのでね😉

 

三島由紀夫・春の雪(豊穣の海第1部)

松枝清顕

  松枝侯爵の息子で、自尊心が強く冷たい美貌の持ち主。(作中では、「あまりの美しさに却って果敢ない(はかない。脆いと同義語❔)感じのするような美貌」とあります。華族として何不自由ない生活を送りながら、心を湧き立たせるものがない倦怠の日々を送っている(生きることに厭きている感じ❔若いのにね😅)

 

  2歳年上の綾倉聡子とは幼なじみ。聡子は一途に清顕に恋慕の情を寄せる。この聡子の愛情は、何て言うんだろう、母性愛にも近いくらいひたむきです。それを、単なる幼い恋の続きと疎ましく思う清顕は、冷徹にそれを退け、絶望した聡子は、内親王との縁談を受け入れてしまう。婚約成立後、清顕は態度を豹変させ、今度は彼のほうから、強引に求愛するようになる。彼は内親王の婚約者となった聡子を我が物にすることで、「至高の禁を犯す」ことに生まれて初めて生きがいを見出だす。しかし、聡子が妊娠したことで、清顕は一気に自ら破滅への道を突っ走ることになります。

 

   何年か前に、妻夫木君と竹内結子さんで映画化されましたが…うーーんって感じ(笑)ただの安易なラブロマンスになってました。清顕は本当は昔から聡子を愛していて、内親王の婚約者になったことで初めて自分の気持ちに気づくっていうありがちなストーリーにすりかわってた。

 

  違うでしょー、そうじゃないでしょ(またもや山崎退口調😅)

 

  清顕は、聡子はおろか誰も愛していない。内親王の婚約者という、神聖な存在を支配する行為「至高の禁を犯す」に、初めて生きる情熱を見出だしただけ。まー、手が届かない高貴なものと思うと、その気になるっていう光源氏みたいなもん😅ワガママな貴公子なんだわ。

 

    賢い聡子もそれを感じていて、婚約破棄後出家してしまう。雪の降りしきる中、「もう一度逢いたい」と、寺の門を叩く清顕をあくまでも拒絶することで、自分たちの恋愛を神聖化しようとしたのかと思うのですが。

   

  清顕は、雪の中で倒れ、20才の若さで命を散らすわけだけど、彼はきっと本望だったわけですよ。人生で最も美しい時期に死を迎えられて。老醜を晒すことを何よりも恐れていた三島の、理想的な姿が清顕なのかも😅

 

     婚約が成立する以前の、清顕が聡子を見る冷え冷えとした目。若く、美しく、高貴な生まれだからこそ許される傲慢さ、残酷さ。これはさ~~妻夫木くんの、可愛い丸い目じゃ、ダメなのよぉ(泣)吉沢さんの、切れ長のドS三白眼じゃなきゃ(笑)最近東出昌大君が舞台で演じたらしいが…やっぱなんか違う😅

 

   学習院の詰襟姿、似合うだろーなー、吉沢さん。ビジュアル的には「ブリーチ」の石田雨竜かな。ストレートヘアに詰襟🎵

 

  吉沢さん、何年か前の「ライ王のテラス」で、三島の独特な美意識は体験済みだよね❔三島が今生きていたら、吉沢さんは絶対お気に入りの役者になっていたはず(断言)

 

  +actのインタビューで、吉沢さん、「作家の人って、自分の死すらも計算に入れている気がする」と言っていましたが、ワタシはその読みの鋭さに驚きました😲学生時代の吉沢さん、現国そうとう得意だったんじゃないだろうか(笑)

 

  しかし、聡子役の女優さん、今の女優さんの中では見当たらないなぁ😅

 

  まっ、マニアックなオタクの妄想なんで、お許し下さい(笑)