オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

生きるって、難しい「猫は抱くもの」

   「さすが、若きカメレオン俳優吉沢亮さん、ついに猫にまで芸域を広げた❗」編

こういうファンタジックな映画、個人的に大好きです😊(日本にはこのテの映画、少ない気がする。)冬、おうちでぬくぬく暖まりながら観るのに、最適な映画。

 

  吉沢さん演じるロシアンブルーの良男は、沢尻エリカさん演じる沙織(元アイドルで、今は地方都市のスーパーのレジ係)のことが大好き❤️自分のことを人間だと信じこんでる。

 

 今沙織が住んでいるアパートはペット厳禁なので、沙織は自分が働いているスーパーの倉庫で、こっそり良男を飼っていて、日々の暮らしの愚痴を良男に呟くのが日課

 

  そんな沙織の前に、峯田和伸さん演じる画家の後藤保(通称ゴッホ)が現れて。沙織は、芸能界で生き残るために何でも(自分のプライドや信条すらも犠牲にして)やってきたこと、自分の今の環境を惨めに感じて受け入れられないこと、これからどう生きていいのかわからず迷っていること…等々、今まで目を背けてきた諸々の事柄に、いやいやながらも向き合うようになる。

 

  一方良男も、道に迷って紛れ込んだノラ猫の溜まり場で、「自分は猫じゃない❗自分は人間で、沙織の恋人なんだ」と思い込むのは良男のとんだカンチガイだと、ノラ猫たちから容赦ない現実を突きつけられる。その原因は、ペットショップで買い手がつかず、次々といなくなっていく猫たち(その先は、想像通り😢)を見ていた良男のトラウマなのだと(良男も、半額に値下げされ、床に置いたケージに入れられたところで、沙織に拾われたのです)

 

  このノラ猫たち、いっぱし哲学者の風貌、人生に迷って右往左往している、この映画の人間たちよりよほど肝が据わっている(笑)そうそう、かの「わが輩は猫である」でも、人間は、人生を達観した猫に、さんざん皮肉られてましたっけ😅

 

  コムアイ扮する猫のキイロ。そのしぐさといい、透明感のある歌声といい、「もう一人のヒロインで賞」❗吉沢さんとコムアイのツーショット、とってもキュート❤️

 

  吉沢さん、沢尻さんとの場面で「人間っぽくなりすぎるとイヤらしくなるので、なるだけそうならないように気をつけた」と言ってたけど、イヤらしいとダメなの❔(笑)冒頭の沢尻さんとの場面で、吉沢さんの身のこなしとってもセクシー、(おー、いいぞ、いいぞ)って見てたんだけど(⬅️オヤジか💦💦)でもその後はひたすら可愛い猫ちゃんに…😅でもまあ、そういうお宝映像は一瞬だから貴重なのよね、うん🎵もちろん、「可愛い猫ちゃん」の吉沢さんも、眼福、眼福😊

 

  沙織と離ればなれになり、キイロと一緒に沙織を探す良男。その途中、電車の通りすぎる音に驚いて(電車、初めて見たのね😢)、思わず木に登っちゃう良男❤️あー、もはや犯罪(笑)

 

  あと、吉沢さんが歌を披露する場面がありますが、ビックリするほど、大人っぽくて色っぽい。見た目は中性的なのに(まあ、猫なので💦)、声はセクシーな大人の男。ここでも、ギャップ萌え❤️

 

  自分がこれから何をしたいのか、何が悲しい、何が楽しいと思っているのか、本当にわかっている人って少ないと思う。ワタシみたいなオバサンになっても、はっきりとは、わからない。いつも、あっちこっち、ぶつかってる。迷ってる。過ぎてみて、わかることもいっぱい。だからさ、良男が、猫仲間からバカにされても、人間だって思い込みたいキモチ、よくわかる。生きるって、難しい。だから、お互い身を寄せあって、抱きしめて、温めあって、生きていこう。

 

  最後に、良男が「ボクは、猫だね」って呟く場面。そして、その澄みきった目から、つーーっと伝わる一筋のなみだ。自分を、自分として受け止めた瞬間。もう、吉沢さんが神になったあの一瞬。時間を止めて、額に入れて、飾っときたい(笑)

 

  自分と向き合い、自分を(イヤイヤながらでも)受け止めることができた一人と一匹。彼らが出した答えは…❗❔

 

いやーもう、この映画は、私たち女性のドリーム(別名、妄想とも言う😅)を、まんま映像化してくれた素晴らしい作品です。だって、吉沢さんがペットなんだよ❔体にスリスリしてきたり、ひざにゴロニャン上ってきたり、エサおねだりして潤んだ目で見上げてくるんだよ❔でもって、ぶちぶち愚痴っても、人間の男みたいに「はいはーい、わかりましたー、キミもタイヘンだねェ」なんて口先だけじゃなく(誰とは言わないが=笑)ひたすら無条件の愛を注いでくれるんだよ❔

 

   新年早々、ワタシにとって最高のお年玉❤️

 

  犬童一心監督、ありがとう❗❗