オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

「ジョゼと虎と魚たち」吉沢さんが乳母車に乗っているのがツボである

 公式LINEでスタッフさんが送って下さったお宝写真❤️吉沢さんの大好きな映画「ジョゼと虎と魚たち」オマージュ。吉沢さん、なんで乳母車乗るほうなの😅押すほうじゃなくて。もう、そこからしてツボすぎる。吉沢さんの乗った乳母車押したい😅顔、見えないからうろたえることも、ないと思うし(笑)

 

  吉沢さんは人間洞察の鋭い人だと思うので、きっと乳母車を押す側の気持ちも、押される側の気持ちもわかるんだと思う😊そして、ああいう映画が大好きだっていう吉沢さんが、やっぱりワタシは(なんてセンスのいい男の子なんだろう)と思って、ますますホレボレしてしまうしくみなのだ。じゃん、じゃん❗

 

  吉沢さんは、映画の中でブッキーが演じたフツーの大学生の男の子が演じたいって言ってましたね🎵ワタシは娘二人しかいないけど、ああいう息子がいたらもう、溺愛しちゃう、完全に。優柔不断で女の子にだらしなくて、ジョゼと付き合ってる間じゅう悩んでうろうろしてるけど、それは自分とは全く異質の世界に棲んでいるジョゼを理解しようと、精一杯努力してるから。真の意味で優しい人だから。いいコなんだよ~、ホントに。ドラマ「ぼくは麻理のなか」の小森功もいいコなんだけど、何せ母親として関われる部分がほとんどなさそう(笑)

 

  公開当時よく言われてた「健常者と障害者の恋愛の難しさを鋭く描いている」って括りにはなんだか違和感覚えたなぁ。マイノリティの、「なんか自分は人と違う」って感覚を、これが精神面のことだとわかりにくいから目に見える「歩けない」ってことで表現しただけで。

 

  ジョゼは体が不自由でも、貧しくても、しっかりと自分の世界を持っている女の子。完全に精神は自立してる。(聡明な彼女は、物理的にも十分自立できるということはラストを見れば、わかる)ブッキーに出会うまでは、たとえ世間一般の生活とはかなりズレていたとしても、幸福に暮らしていた。

 

  ジョゼは、フランスの作家フランソワーズ・サガンが大好きな設定。サガンは、17才で「悲しみよこんにちは」で彗星のようにデビューして、ワタシが昔若かりし頃は、そう、海外の「ユーミン枠」みたいなもん。シャンパンとプールつきのセレブな大人の世界に違和感覚えてトガってる17才。かくいうワタシも一時ハマって、フランス熱が高まったな(汗)日本では北海道の作家原田康子(挽歌とか)がその系統だよね。

 

  ワタシ的には、サガンっていうより、ジョゼを見ると、森茉莉(あの文豪、森鴎外のお嬢さん)のエッセイ「贅沢貧乏」思い出すんだよなぁ。世間から見たら、貧しい可哀想な独り身の女の人なのに、その精神世界は、誰も追いつけないくらいきらびやかで美しくて…っていうね。お料理上手なとこもソックリ❗

 

  そんなジョゼが、ブッキー演じる大学生のことを心から好きになって、人と向き合うこと、ふれ合うことを知ると同時に、そのことで、上野樹里演じる女の子に代表されるような、世間からのいわれなき差別や無理解に対峙しなくちゃいけなくなる。相手を真剣に好きだからこそ、スレ違っていく二人が切ない😢人を理解すること、人と交わるってどういうことなのか(別に男女間のことでなくても)改めて考えさせられる、名作です❤️

 

  この映画はベルギーにある日本のレンタルビデオやさんで借りて見たんだけど、それに副音声がついてたの、犬童監督と妻夫木くんの。で、妻夫木くんが「あー、これさあ。前の晩飲み過ぎて顔ムクんじゃって、同じ場面で顔が違うんだよなぁ」とか言ってて、めちゃくちゃ笑ったんですけど。遠い記憶なんで勘違いだったらゴメンなさい😅…あれ❔また最後で吉沢さんにつながったゾ😀