オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

なじみのハマでお花見を🌸BGMはエレカシ


 もうすぐお花見🌸の季節ですね😊予報によれば、首都圏の見頃は3月23日頃からとか。温暖化のせいか、年々お花見の季節、前倒しになっているみたい😅娘たちが小学生の頃は、だいたい入学式の頃が見頃だったんですが…。1月から毎日気温を足し算していって、600に達した頃が開花時期なんだとか。高校時代の同級生が河津に移住したので、一足先に開花する河津桜を見に行くことは多いんですが、ソメイヨシノはなかなか時期が合わなくて😅今年は万障繰り合わせて花見するんだぁぁということで、夫と二人、えいやあっ❗と予約を済ませました。

 

  え❔何を予約したかって❔そりゃもう、「大岡川の花見クルーズ」です❗

 

  ヨコハマでお花見といえば、「さくら通り」(JR桜木町駅から横浜ランドマークタワーパシフィコ横浜へと続く約500メートルに渡る桜並木)、掃部山公園伊勢山皇大神宮、野毛山あたりが有名です。でも土日は大変混みますから、人混みがニガテな方(吉沢さんみたいな方、ですね😊)へのおススメは大岡川の屋形船クルーズ❗両側の桜並木を、下からノンビリ眺めることができます(さくら祭りの時期は、上の舗道はかなり混雑)飲食も持ち込めるし。桜木町に停泊している日本丸あたりから出発して、日の出町~黄金町(ジャック&べティの真裏も通り~)~弘明寺を遡ります。たとえ散り始めても、桜の花びらが川面を薄いピンク色に染め上げて、それはそれで風情があるんです😊

 

  大岡川の桜にこだわる理由はもう1つ、オタクならではの理由がありまして😅ワタシの敬愛するハマの名探偵、濱マイク(演・永瀬正敏)」映画三部作(監督・林海象)のうちの第2番目「遥かな時代の階段を」に大岡川の桜並木が登場したから❗しかもしかも、マイクを幼い頃に捨てたストリッパーの母親(演・鰐淵晴子。この時の鰐淵さん、50才位なのに超絶妖艶で美しかった😻今どうしてらっしゃるんでしょう)がハマに舞い戻る場面。彼女は桜並木の下、大岡川を小さな一艘の舟に乗ってやって来ます。濱マイクの三部作のうち、第1作「我が人生最悪の時」はモノクロで強烈な印象を残し、第2作目「遥かな時代の階段を」からカラーになったので、モノクロこそ濱マイク❗って方も多いんですが、桜はやっぱりカラーでなくちゃね😊

 

  あー、マニアックな話でスミマセン😅黄金町、根岸あたりでロケしてた濱マイク、映画三部作が評判になり、その後TVシリーズになりました。キャストがもんのすごく豪華。TVのレギュラーは、中島美嘉小泉今日子阿部サダヲ松田美由紀村上淳(虹郎くんのパパね)、井川遥、ゲストが浅野忠信鈴木京香菅野美穂窪塚洋介…等々。虹郎くんのママ、UA濱マイクTVシリーズのゲスト(歌姫)で歌手役で出ていますが、これ見るだけでもう、虹郎くんのDNAハンパない❗あの若さであのオーラ、納得。虹郎くんは映画マニアなんですよね。去年公開されたさまざまな映画についてのコメント、独自の視点があって、面白かった😊

 

  TV版でマイクが通った実在のマツモトコーヒー店(永瀬正敏さんが直接ご主人に交渉してロケ場所になったという、濱マイクマニアの聖地。)も閉店😢マイクが住んでいた設定の映画館横浜日劇も、もはや跡形もない…。

 

はっ、こんなセンチメンタルになってたら宮本浩次の兄さんに叱られる(笑)

夢や幻じゃねぇ❗燻る胸の想い、笑い飛ばせ桜花

例えりゃ人生は花さ。思い出は散り行き

ああ俺が再び咲かせよう

(by エレファントカシマシ「桜の花舞い上がる道を」)

 

   人は年老い、昔馴染みのハマの風景も急激に変わっていくけれど、桜の花は相変わらず美しい、昔も、今も。そしてワタシたちは、何が起きようと、命ある限りは進んでいかなくてはならない。愚痴らず、くさらず。だから、今年は絶対に見に行こう🎵平成最後の大岡川の桜を。