「文豪ストレイドッグス」武装探偵社のイチオシは国木田独歩センセイですが、横浜占領を企む海外の異能集団ギルドのナサニエルH.(ホーソン)❗かっこいいっすね。メガネの奥に隠れた蒼い眼…。どんだけメガネフェチなんだ、じぶん😅ってカンジですが。
アニメ第2シリーズ、ポートマフィア梶井基次郎の異能力「檸檬爆弾」で、ギルドの基地でもある大型客船が爆破されてしまい、客船の警備係ナサニエルH.とマーガレット M.(ミッチェル)は、ヤツガレくんこと芥川龍之介と一戦交えることになるのですが…。
ギルドの ホーソンは信仰を頼りに、敵をディアボロ(悪魔)に見立て、異能力「緋文字」で戦う牧師です。文ストのホーソンのモデルは文豪その人ではなく、明らかにホーソンの作品「緋文字~The Scarlet Letter」の登場人物、ディムズデール牧師でしょう。17世紀アメリカのボストン。厳格なピューリタリズムがアメリカ社会を支配していた時代。夫が行方不明になったヒロイン、ヘスターはある日女児を出産。頑として父親の名を明かさなかった為、当時の風習により、服にAの文字(Adultery 姦通の罪)を縫い付けられ、村人の非難の眼差しを背に生きていくことを余儀なくされます。じつは子供の父親は、人びとの尊敬を一身に集める牧師ディムズデールだったのです。
映画「スカーレット・レター」では、若き日のゲイリー・オールドマンがこの牧師役を演じていて、神に仕える身で、こんなにセクシーでいいの?ってカンジでしたねぇ。自分のせいでヘスター(デミ・ムーア)が村人たちに石持て追われるその姿を、自分の不甲斐なさに悶々と苦しみながら見つめるその姿が、超絶色っぽかった。
文ストのホーソン牧師もかなりセクシーですよねえ。どこがセクシーかって?だいたい色気って本来、意識的に隠されたもの、抑圧されたものから微かに滲み出て来るもので、個人的には、これ見よがしにSix packとか見せられても「ふーん」ってカンジです。オトコの色気を感じるのは、聖職者の黒服、制服、軍服、スーツ、革手袋、白手袋…etc.ですかね。まあでも、おそらくこれって圧倒的少数意見だと思いますけど(笑)だから、誰にも言わずここで叫んでます。
ひたすら太宰の愛を求めて自身の戦闘能力を高めようとするヤツガレくんの純粋さとひたむきさに、自身の信仰心にも似たものを感じ取るホーソン。この戦い、ミミックのアンドレ・ジイドと織田作の一騎討ち、ラヴクラフトに対する双黒(太宰と中原中也)の共闘…etc.と並んで、ワタシの大好きな場面なんですわ❤️
それにしても、国木田センセイやホーソンに限らず、悪態つきながら太宰にいつもちょっかい出してる中原中也も超可愛くて母性本能刺激されるし…。あー、ホントに文ストってイケメンが多過ぎて目移りする(笑)
【感謝】2016年4月よりスタートしたアニメ文豪ストレイドッグスは、第1、第2シーズン、映画を経て第3シーズンまで制作する事が出来ました。応援、有難うございました!
— アニメ「文豪ストレイドッグス」公式 (@bungosd_anime) 2019年7月4日
「全てを知ることは誰にも出来ない。其れを、可能性と云うんだ」
未だ知らぬ未来への可能性を信じて、却説今宵も…🥂#bungosd pic.twitter.com/FHdg4AzAkk