オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

ジャックはモリッシーのまねごとをしなかった by マーク・ギル

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(Photo of Manchester from Pixabay)

ボヘミアン・ラプソディ』のような映画は撮りたくなかった(笑)。ジョニー・マーザ・スミスの元ギタリスト)がそれっぽいギターリフを弾いて、曲ができるみたいなシーンを撮影するのは、考えるだけで身の毛もよだつ思いだよ(笑)。

 

☝️のギル監督の言葉に激しく反応したワタシ(笑) 「ボヘミアン・ラプソディ」クイーンの曲は大好きなので、最初は観に行こうかな…と思っていたけど、結局映画館には足が向かなかった😅口コミを読んでたら(皆さん絶賛していたにも関わらず)ますます遠のいちゃって(汗)フレディのそっくりさんが出て来て、バンドのサクセスストーリーをそのまんま見せられたら(むろん様々葛藤があったにせよ)、オタクの想像力働かせる余地がないなーなんて。レッド・ツェッペリンの曲聴いて、ロバート・プラントがどのケルト神話からヒント貰って詞を書いたのか、ゴソゴソ調べてひとり悦に入るのが好きだったりするから…(汗)つくづくあまのじゃくだな、じぶん(笑)いつもみたいに圧倒的少数意見だと思いますので、聞き流して下さいね(汗)

 

  監督は「イングランド・イズ・マイン」でパーソナルな感情を込めつつ普遍的価値を追求した、とおっしゃってます。キャッチコピー「毒舌家モリッシーも、最初はただのスティーブンだった」がまさに全てを物語っているんですね。モリッシーの大ファンであるギル監督が、モリッシーへの溢れる想いを込めて作った作品なのに、不安と絶望、憂愁に満ちた、普遍的な青春映画に昇華しているところが凄い❗だからこそ、最後の最後の場面でジョニー・マーがスティーブンを訪ねてくる場面が生きてくるんですね。絶望の中の一筋の光。「運命」を感じさせるあの瞬間が。

 

  モリッシー役になぜジャクロくんを選んだか、という質問に対して監督は…。

 

こんな才能を持った人はなかなかいないと思うくらい、印象的な俳優だったんだ。オーディションをやったんだけど、大体がモリッシーの真似事をやる中、ロウデンはそうしなかった俳優の1人だった。モリッシーを演じるのはすごくプレッシャーだったと思うけど、「僕は君の演技力を買ったんだから大丈夫」と励ましていたよ。

 

  まさに監督の映画製作に対する確固たるポリシーが、役のオーディションにも反映されていたんだなぁ…と感慨深いです。ジャクロくん、「エディンバラ国際映画祭」で、映画のオーディションに関するレクチャーをするみたいなんですが、すっごく参加したい❗彼の演技への取り組み方について知りたい❗…って100%ムリな話なんだけど😭絶対この「イングランド・イズ・マイン」の話は出るよねぇ。この作品、一昨年のエディンバラ国際映画祭のクロージング・ガラ上映作品ですものね😊どなたか奇特な方が記事を書いて下さるのを期待していよう(笑)

 

  今日は東京に所用があるので、帰り道また「イングランド・イズ・マイン」リピート予定です🎵