(photo by Tim Hill from Pixabay)
例年になく冷夏でいろいろなところに影響が出ているようですが、巷では明日から三連休、気温もぐっと上昇するもよう👕💦そんな夜はゴシックホラー映画を🎵
何しろ昔から、ヨーロッパの古城や廃墟のような大邸宅を舞台にしたゴシックホラー映画が大好きで、特に好きだったのがドラキュラ(笑)古くは無声映画ムルナウ監督の「吸血鬼ノスフェラトゥ」(むろんモノクロ)、吸血鬼俳優として名を馳せたクリストファー・リーの吸血鬼シリーズ…etc ヨーロッパに住んでいた頃も古城ホテルに宿泊したり、ロンドン搭も数回見学しましたが、ああいう建物って暗くて湿ってて、どこから何が出て来てもおかしくない(汗)部屋数が多過ぎて、どこに誰がいるかわからない状況ってそもそもめちゃ怖くないですか❔😅映画の中でヒロインが、暗~い地下室や「開かずの間」に自ら飛び込んでいくのはどうしてだろう😅先には破滅が待っているとわかっているのに(笑)
ゴシックホラーの定義とは…。コトバンクには、「小説や映画のジャンルの一つ。ヨーロッパのゴシック風の古城や寺院などを舞台に、超自然的な怪奇を描いたものを指す」キモは、ヨーロッパと「古い建築物」のようですね。
またまた前置き長くてスミマセン😅
えっと、「夏の夜におススメ~ゴシックホラー名作3選」❗色彩やカメラワークが美しいものを選んでみました😊
Be careful who you fall in love with this #ValentinesDay https://t.co/cNhv2KvZoj #Crimson Peak pic.twitter.com/eO3o4zU5Mr
— #CrimsonPeak (@crimsonpeak) 2016年2月14日
1 「クリムゾンピーク」(2015年 主演 トム・ヒドルストン、ミア・ワシコウスカ R15)
監督はギレルモ・デル・トロ❗監督の大ファンのワタシとしては、これは絶対外せない(笑)「パンズ・ラビリンス」や「シェイプ・オブ・ウォーター」同様、この作品でも、言わば「美と恐怖」の融合が計られていて、恐怖によって追い詰められていくヒロインの心理描写が巧みで、最初から引き込まれます。ニューヨークで実業家の父が謎の死をとげ、天涯孤独となった女性(ミア・ワシコウスカ)が謎めいた美青年(トム・ヒドルストン)と恋に堕ち、イギリスにある彼の古く広大な館で暮らし始めますが、次々と怪奇な出来事が起きて…。という定番のストーリーですが、とにかく色彩感覚が素晴らしい💕クリムゾンとは深紅、ピークとは山の頂きですが、その意味がわかる美しくもおぞましいラスト、必見です😊
2 「ドラキュラ」(1992年 主演 ゲイリー・オールドマン、ウィノナ・ライダー)数ある吸血鬼映画とは一線を画す、ドラキュラを恐怖の魔物とは描かず、愛ゆえに悪魔と契約を結んでしまった存在として描いています。監督はあの名匠フランシス・コッポラ❗女性たちの血を吸う場面のゲイリーがめちゃくちゃセクシーで(笑)当時のゲイリーとウィノナ・ライダーは実生活もアツアツの恋人同士、二人の場面はちょっとこっちが気恥ずかしくなるくらいムードがあったように記憶しております(笑)また、故・石岡瑛子さんがこの作品でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したことでも、大きな話題となりました。特にドラキュラの犠牲になった女性ルーシーの「死の花嫁衣装」❗これを見るだけでも価値あり、です。
One to watch tonight on @horror_channel - the brilliant adaptation of The Woman in Black with Daniel Radcliffe! https://t.co/E5Eabacrs5
— STARBURST MAGAZINE (@STARBURST_MAG) 2019年5月22日
3 「ウーマン・イン・ブラック~亡霊の館」(主演 ダニエル・ラドクリフ)
身の毛もよだつ…って言えば、3作の中では断然コレでしょう。主演はご存じハリポタことダニエル・ラドクリフ。
19世紀末のイギリス。ロンドンで弁護士として働くアーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)は、4年前妻と死別。そんな彼は、人里離れた田舎町への出張を命じられます。そこに建つイールマーシュの館へ赴き、亡くなった家主であるアリス・ドラブロウ夫人の遺書を見つけ出すというものでした。やがて彼は黒衣をまとった女が周囲の森や窓辺に出現するのを目にするようになり、館の恐ろしい歴史と町の子どもたちが次々と怪死している事実を知るのです。
ラストの哀しくも恐ろしいどんでん返し((( ;゚Д゚)))背筋が寒くなること請け合いです😓
その他、「古城や廃墟のような館」を舞台にした映画がお好きなら、「レベッカ」(監督 アルフレッド・ヒッチコック、モノクロ)や「ジェーン・エア」(主演ミア・ワシコウスカ、マイケル・ファスベンダー)はいかがでしょう❔超常現象は登場しないのですが、ゴシックミステリーあるいはゴシックロマンスとでも呼んだらいいのかしら❔「広すぎて、古すぎて、一体幾つ部屋があるのかもわからないし、どこに誰が潜んでいるのかわからない怖さ」があり、ヒロインがどんどん心理的に追い詰められていく…という点では同じです。ワタシはこの二作、原作も読みましたが、ヒロインの心理描写が丁寧に書き込まれているので、小説のほうもお勧めです😊
今日ご紹介した映画は、画面が美しいのと、恐怖に顔が歪んでも美しさが損なわれない、イケメン&イケジョ総出演のものをチョイスしてみました(笑)