オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

スコティッシュアンサンブル in 横浜音まつり

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横浜音まつり(9.15~11.15)の一環で、赤レンガ倉庫1号館3階ホールにて、アンナ・メレディスの編曲・演出によるヴィヴァルディの「四季」。2016年のロンドンでの初演以降

「痛むほどにほろ苦く美しい。激しく息をのむ作品」

と多くの批評家が賞賛する本作が横浜で初演。嬉しい🎵😍🎵

 

  正式な曲名は1年を意味する「Anno」。主旋律を奏でるのは、スコティッシュアンサンブル❗ジャック・ロウデンがこよなく愛するスコットランドから初来日です💕

 

   時間になるとまず会場が真っ暗に😅舞台後ろの6面スクリーンには、冬、土の中で眠っている植物の種を表現しているかのような絵が。アンナ・メレディスの、沈痛なシンセサイザーの音。ヨーロッパの、重く低く雲が垂れ込めた、長い冬を表現しているのでしょうか❓

 

  ほどなく前方左右の扉から、そして後方の扉から、スコティッシュアンサンブルの面々が各自楽器を手に持って、まるで葬列を組むように粛々と入場してきます。開場前は、「長い柄の傘は入口の傘立てに…。」、また開場後は、通路に少しでも荷物がはみ出していると「膝の上か、椅子の下に納めて下さい」と、案内役の方が何度も注意していたのは、この為だったのかー😮と思いました。確かにこの演出、真っ暗な中でちょっとでも荷物がはみ出してると、とっても危険(;-ω-)ノ「演出上やむを得ず…」とか、一言加えると良かったかも。けっこうスルーしている人、多かったので😅人間って、理由がわからないとなかなか動けない生き物なのかな(汗)

 

  演奏者たちは、6面スクリーンの前、我々観客を取り囲むように半円陣を組んで演奏。まるで私たちはアンナとスコティッシュアンサンブルが作り出す音と映像の世界に呑み込まれていくような不思議な感覚。映像と音楽の合体と言えば、ディズニーの「ファンタジア」が有名ですが、今回は抽象画が動いている感じなので、より観客のイマジネーションを刺激します。

 

  何と言っても春❗北ヨーロッパのあの暗い冬(4時頃日が暮れて、朝8時頃まで夜が明けない😅)を知る者からすると、春が来て植物が芽吹くあの喜びは筆舌に尽くしがたい。今日のヴィヴァルディも、冬の陰鬱さと、春の、まるで音符さえも躍っているような演奏は見事❗

 

  横浜音まつりは昨日(15日)始まったばかり。今後、英国ロイヤルオペラ、英国女王陛下の近衛軍楽隊、私立恵比寿中学、バイオリンの村治香織、プリキュアの声優さんたち、葉加瀬太郎…続々登場します🎵

 

🌟横浜音まつり公式HP

https://yokooto.jp/