オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

セルゲイ・ポルーニン、3年ぶりの来日❗

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(セルゲイ・ポルーニンが初めてバレエを学んだキエフの街…From Pixabay)

 以前拙ブログでも取り上げた「バレエ界の反逆児」セルゲイ・ポルーニン。彼を初めて見たのは、世界で2000万回再生されたというYou-Tubeの動画"Take me to Church"でした。完璧でしなやかな肉体と、「ニジンスキーの再来」とも称される神技巧、まるで天にも届かんばかりの飛翔。なのに、彼本人はまるで自らを追い詰めるように、自らを虐め苛むように、苦悩の表情を見せながら、激しく踊り続けている…。その姿に、強烈に惹き付けられてしまいました。

 

  そして、彼のドキュメンタリー映画「セルゲイ・ポルーニン~世界一優雅な野獣」❗ウクライナの片田舎に生まれた彼。この早熟な天才を家族は団結して応援しますが、皮肉なことに彼がバレエダンサーとして名声を得るにつれ、ご両親の夫婦関係はギクシャクして行きます。

 

  

セルゲイは2009年、史上最年少の19歳で世界の最高峰、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルに上り詰めました。しかし、家族を喜ばせる為に始めたバレエが、皮肉にも家族をバラバラにし始めたこと、憧れだったダンサーの過酷な現実に、繊細な彼の神経は傷つけられ、彼は次第に壊れていきます。度重なる夜遊び、レッスンの放棄、ドラッグの使用…。彼はまるで自分を罰するように、タトゥーで全身を覆い始めます。そして、2012年わずか22才でロイヤルバレエ団を電撃退団。彼に捧げられた名は、「空を舞う堕天使」…。

 

  のちに彼は、ドキュメンタリーの撮影は、自己を見つめる為の「まるでセラピーのようだった」と語っています。そして、ドキュメンタリーを撮影し始める前は、バレエを踊る目的を見失い、引退しようと考えていた彼が、"Take me to Church"で復活。今はフリーで活躍する傍ら、ダンサーの収入や地位向上の為の活動も行っています。

 

  御大ケネス・ブラナーが監督・主演を務めた「オリエント急行殺人事件」。東欧の貴族役で俳優デヴュー💕出番は少なかったものの、バレエで鍛え上げたしなやかな身のこなしはサスガでした😊そして、伝説のダンサー、ルドルフ・ヌレーエフの伝記映画「ホワイトクロウ」。英国の名優レイフ・ファインズが監督を務めました。てっきりセルゲイが主役かと思ったら、同僚の役😢映画を見たバレエ好きの友人が、「セルゲイの技量が主役の人と比べものにならないほど凄くて…。主役の人、ちょっと可哀想だった」と言っていたので、まだ見ていません😅

 

今回の来日は来年2月、世界のトップダンサーであり、英国ロイヤルバレエのプリンシパルを12年務めたアリーナ・コジョカルが、セルゲイと、シュツットガルトバレエ団の貴公子フリーデマン・フォーゲルを共演相手に選んだドリームプロジェクト❗渋谷Bunkamuraオーチャードホール😍プログラムは2つ。アリーナとセルゲイがドラマティックに踊るBプロ「マルグリットとアルマン」(マーゴ・フォンテイン生誕100年を記念して、コジョカルが日本のファンのために特別に選んだ演目)を選びましたが、華やかなバレエ・ガラ、Aプロも捨てがたい…。うーん、思い切ってAプロも申し込もうか(笑)

 

  12日(土)から受付開始。まだ良い席残っていました。セルゲイとアリーナ、フリーデマンら世界のトップダンサーたちに夢幻の世界に連れていってもらいませんか❔😉