「MUSICA」11月号でのインタビュー(聞き手は鹿野淳さん)、今回の「Do you remember?」の中で宮本さん、ビートルズの「If I fell(邦題 恋に落ちたら)」を歌ってらっしゃると聞いて、もう死ぬほど楽しみにしておりました❗宮本さん、ビートルズのCDを聴いていて、これが一番好きだった…と。
世間の宮本さんのイメージっておそらく、とにかく熱いロッカーで(反面古風な日本男子の風貌も保ちつつ😅)、ちょっと情熱が行き過ぎちゃう人という感じだと思うんですけど。でもこれまで宮本さんがカヴァーしてきた曲を聴くと、ユーミンの「翳りゆく部屋」、聖子ちゃんの「赤いスイートピー」、ちあきなおみの「喝采」どれも繊細な叙情性があってかなり意外性があるんですね。でも個人的にはこのラインナップ大好きで❤️「喝采」のカヴァーのような昭和の歌謡曲愛は、宮本さんの中でさらに育って、「冬の花」で結実しましたけれども。今回の「If I fell」も、ああ宮本さんらしい選曲、素晴らしい❗と思いました。
ビートルズの歌詞 If I fellは「何に対して落ちていくのか」題名では明らかにされてなくて、in love with youと続いていくんですけど、さすがジョン&ポール、巧みな歌詞で。主人公の男の子は、それまで付き合っていた彼女に手酷く裏切られて、心底傷ついて、でも今新しい恋の予感を感じてる。…で、恋に臆病になっている主人公は、新しい彼女に「もし君と恋に落ちたら裏切らないと約束してくれる?僕が納得いくまで説明してくれる?」と言ってるわけですけど、ちょっと宮本さんの過去の恋愛を想像しちゃって、こっちも切ないっすね😅まっ、それだけ宮本さんが曲の世界観を完璧に表現されているということですね🎵
「MUSICA」の鹿野さんは、いみじくも宮本浩次&横山健はジョン&ポールというよりサイモン&ガーファンクルだねっておっしゃっていて、まさに、まさに~🙆CDでは「Do you remember?」の次に「If I fell」が来るんですけど、パンクロックの疾走から一転して叙情的なサウンド、宮本さんと横山さんの多様性に驚かされます👀そして英語の歌詞も力まずナチュラルに歌ってらして、まるで長年英語で歌ってらしたみたい。浩次 & 健で今度は「スカボローフェア」「コンドルは飛んで行く」「アイアムアロック」辺り聴いてみたいなー、最強のデュオ❤️
鹿野さん、(この「If I fell」は)「歌声がめちゃくちゃ綺麗ですよ。児童合唱団のエースだった香りがプンプンしますよ」と。そう❗宮本さんの高音美声がたっぷり聞けます。自曲の場合、高音美声で歌い出しても、最終的にはシャウトして声を潰されるんですけど(笑)この曲では美声のまま静かに終わる、それがまた凄く新鮮😍
ステキなCDをこれからヘビロテして、来年お正月のエレカシ新春ライブ、そして宮本さんのソロライブ(久しぶりに横浜に来て下さるんですーーっ❗)に雪崩れ込む。
宮本さん、いつも生きる勇気と希望をありがとう(笑)
シングル「Do you remember?」いよいよ本日発売です。
— 宮本浩次Official (@miyamoto_sampo) 2019年10月22日
カップリングの「If I Fell」も含めて、横山健さんとの最高のコラボレーション。
ぜひご堪能ください。#宮本浩次#宮本散歩中 pic.twitter.com/3wHInYeOT1
宮本浩次『Do you remember?』 ディスクレビュー https://t.co/nIFH232FzF
— rockinon.com (@rockinon_com) 2019年10月22日