オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

全ては「リバーズエッジ」から始まった

 吉沢さんの10月のカレンダーは、多摩川の辺りに佇む吉沢さんの美麗ショットでした😊

(まあ、吉沢さんがそこに居れば、全て美麗ショットになるわけですけれども…)

 

  昨年の春、通いつけの横浜は黄金町のミニシアター「ジャック&べティ」。あの岡崎京子の伝説の漫画「リバーズエッジ」が映画化されたと聞いて、当初は園子温監督の「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」、「私の男」でその演技の巧みさに舌を巻いた二階堂ふみ見たさに劇場に足を運んだのですが…。実際に映画が始まってみると、ゲイの屈折した高校生山田一郎役を演じていた吉沢亮さんを見て、脳天を殴られるような衝撃を受けました。

なぜなら彼は、映画の中で吉沢亮ではなく山田一郎として確かに、リアルに存在していたから❗

 

  もう彼の表情一つ一つ見逃さないよう眼を凝らして見ていたので、映画が終わって小沢健二のこれまた神がかって素晴らしい主題歌「アルペジオ」が流れ始めた頃にはもう、疲労困憊(笑)めでたくその日から吉沢沼にざっぶーん❗😅

 

  ご他聞に漏れず早速ネットで過去のインタビュー記事を読み漁り、動画配信サイトで彼の過去の作品を見まくったワケですが…。「アオハライド」の小湊くん、「オオカミ少女と黒王子」の日下部くん、「通学電車」のトモ…と、それまでかなり彼の出演作品を見ていたことにさらにショックを受けました😅吉沢さんは役を演じるとか作り上げるというよりも、与えられた役柄を理解し、同化しようとする稀有なタイプの演技者なのかな…と。しかもそこには冷静に「演じている自分」を俯瞰し、分析するもう一人の吉沢さんが存在する。まっ、「リバーズエッジ」の場合は、山田一郎というキャラがあまりにも理解不能で、演技することは止めてしまって、ただただ山田一郎としてそこに存在するだけにしたそうですが、それもある意味凄いですよね😅いみじくも二階堂ふみが「吉沢くんは天才。彼が男でよかった(女性だと同じ土俵で戦わなくてはいけないから)」という趣旨のことを洩らしたそうですが、いやまさしく。

 

  「リバーズエッジ」で強烈だったのは彼の硝子玉みたいな、何モノも見通すけれども、じつは何も見ていない…みたいな、空虚なBlank Eyesでした。その時は、若き日のジェームズ・スペイダーみたいに元々そういう 眼をしている人なのかと思ったら…。それがワタシの浅薄な見方だということは、例えば「銀魂」の沖田総悟が闘う時の血に飢えたようなサディスティックな目付きや、「キングダム」贏政の、強烈な意思のカタマリみたいな鋭い眼光を見れば、一目瞭然でしょう😅

 

  常に進化し続ける若きカメレオン俳優吉沢亮。カメレオン俳優の称号は、誰が何と言っても、彼に与えられるべきだと思ってます(ヲタクの独断と偏見😅)その進化をこれからも見続けることができる。ヲタクとして、こんな幸せはありますまい。