オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。日本の明るい未来を感じさせてくれるNumber_iを応援中。

ジャクロくん、ジョー・アルウィン、ジェームズ・マッカードルと大いに語る


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(View from Stirling castle,Scotland…Pixabay)

INFOフィルムの公式ツイッターがこんな文章をUpしています👇😊

「ジャック・ロウデンがInfoの教育アンバサダーとして先週Infoフィルムフェスティバルに出席して下さいました。本当に嬉しい。どう言葉にしていいかわかりません」

原文はWe are SUPER pleased (can you tell? )。SUPER pleasedって…。can you tellって…。感涙モノです😭ヲタクの誇り、ジャクロくん(笑)

  もともとINTO Filmは英国映画協会の後援による慈善団体で、その主催によるINTO Film フェスティバルは、英国の若い映画作家、批評家、INTO映画クラブ、教師たちの才能にスポットを当てようと、2015年から始まっています。ジャクロくんは今年の春のインタビューの中で、「動画配信等々で映画製作がなかなか難しくなっているけど、若い世代が映画製作や関連事業に情熱を燃やし、映画という見地から表彰される機会を与えらることは素晴らしい。また、ボランティアの方々の尽力にも頭が下がる」と熱っぽく語っています😊アンバサダー就任もむべなるかな🎵むべなるかな🎵

 

  Infoフィルムの公式ツイッターに、おそらく映画製作を目指す若い学生さんが、ジョー・アルウィン(エリザベス1世の愛人、レスター伯)、ジェームズ・マッカードル(メアリー女王の義兄マリ伯)、そしてジャクロくん(メアリー女王の2番目の夫、ダーンリー卿)というそうそうたる面々にインタビューしている動画がUpされているのですが、その質問の内容といい堂々たる姿勢といい、大したもんです。そして若い情熱を受け止める3人も、真摯に、考えながら、言葉を選びつつ話していて、好感度300%❗(笑)

 

  お嬢さんイキナリ「当時の宮廷では様々な腐敗があったようですが、それは当たり前のこととして受け止められていたのか、それとも明らかにされたのか❓」かましてきます。マッカードル、いきなりハイレベルな質問に面食らって思わず爆笑😅彼曰く、映画に描かれていたように、当時のスコットランドの宮廷では、全てが正規の会議ではなく裏で、特に男たちだけで話し合い、大事な事柄が決定され、民衆は殆どその事を知る由もなく操られていた、21世紀の現代にも啓示的だよね…と。

 

  マッカードルは、力の概念そのものが、イコールアグレッシブな見かけやマッチョなイメージに誤解されがちだけど、本来は信念の強さ=力であるべきと。ジャクロくんはそれに関連して、現代では対人関係においても、正義や品格よりも力(権力という意味かな❓)が物事の決定権を左右する。「なぜなんだろう❓なぜなんだろうって、いつも考えるんだよね…。それじゃいけない気がする…」と呟くジャクロくんの、伏し目がちの角度がたまらん(⬅️バカ😅)

 

 ジャクロくんは「ふたりの女王~メアリーとエリザベス」の中で語られる様々な愛の形の中で、「最もエキサイティングなラブストーリーはメアリー女王(シアーシャ・ローナン)と義兄のマリ伯(ジェームズ・マッカードル)の関係だったと思うんだよね」ですと😮そりゃ、新説だわ(笑)確かに、二人の演技と関係性はあの映画に厚みを加えていました。特にマッカードル演ずるマリ伯の、スコットランド王位を奪った憎い対象であり、同時に愛しい妹でもあるメアリーに対する、愛憎絡み合う複雑な感情。結果的にマリ伯は反対勢力と結託してメアリーを裏切り、しかもメアリーの一人息子(のちのジェームズ1世)を人質にしてスコットランド王位に返り咲こうとしますが…。ジャクロくんと共にスコットランド演劇を牽引するマッカードルならではの演技でした❗

 

  しっかしジャクロくん、「恋愛映画は退屈だから、出たくない」とのたまうだけあって、ユニークなご意見😊…好きだわ(笑)

 

  ジョー・アルウィン(テイラー・スウィフトの現在のカレシ)、マッカードルとジャクロくん、アツいスコッツマン二人に押されて、インタビュー中ニコニコしながら殆ど無言(笑)インタビュアーのお嬢さん、最後に気を使ったのか😅アルウィン君に「イングランドスコットランドの宮廷、どっちが好きですか❓」と質問。アルウィン君、あっけらかんと「イングランドのほうが好き~💕」って😅一瞬、ジャクロくんとマッカードルさんのほうからピキッって音がしたみたいだけど…気のせい?😅

 

  あー、でもアルウィン君、こんな感じだからテイラーちゃんともお付き合いできるんだね。いろいろ考えちゃう人だったら、別れた後のこととか考えるよね。ここでこう言ったら、将来歌詞に書かれちゃうかな、とか。インタビューの度に思うんだけど、ホント、優しくてイイ人そう😊

 

  ジャクロくんがインタビューの最後に「確かになー、スコットランドの宮廷は暗い雰囲気なんだよね、窓が少なくて(笑)」ってフォローして、インタビューは無事に終わりました(笑)