オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

『静かな熱情』~吉沢亮 in QLAP❗2020年1月号

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  背景も、衣装もブルー❗とっても爽やかな『半沢直樹SP~エピソードゼロ』仕様の吉沢さんです。名付けて『静かな熱情』あー、素敵な言葉だわ。熱情…って今はめったに使われない日本語ですが、熱情と聞いてすぐ思い出すのが、あの楽聖ベートーヴェンの『ピアノソナタ第23番へ短調』名付けて『熱情』。簡単にソノ気になるヲタクは、ホロヴィッツの『熱情』を聴きながらブログを書いておりますです、ハイ(笑)

 

  漫画の実写化だったり、今回のように人気作品のスピンオフだったりする場合、原作の漫画や本作品のファンの方々のイメージを壊したくないとまず考える誠実な吉沢さん。…でも、いつも彼がスゴいなぁ…と思うのは、不安や悩みを、それこそ『静かな熱情~闘志』に転換して、最後はいつもこちらが想像する以上の結果を出してくるところ。

 

  吉沢さん演じる高坂圭のキャラクターは…

過去にあった事件をずっと引きずっていて、自分で踏み出すことをせず、どこか諦めて生きてきた人。でもコンペのプロジェクトを通じて、いろんな人と出会い、少しずつ変わっていく。

ちゃんと自分で一歩ずつ踏み出して成長していく姿が見どころの一つなんだそうです。

 

  わー、楽しみですね❗吉沢さんは、人間の変化の過程を、自然に醸し出す演技がめちゃめちゃ巧いから。特に今年は『なつぞら』の天陽くん❗ビジュアルの工夫も勿論なんですけど、それよりも天陽くんの場合、ご本人もおっしゃっていたように、世の中の不条理を自らの努力で乗り越えようと、尖った若さを感じさせる演技から、年を経るにつれ、それが一種の諦観に変化し、最後は体の弱まりもあって、どこかこの世ならざる遠くを見つめる眼差しがただただ切なかった…😢今見返してみると、『年をとった』という事実だけでなく、ちゃんと、山田天陽という一人の人間の内面的な変化のプロセスを、観ているこちらが納得できるような演技をしてるんです、吉沢さん。

 

  そんな吉沢さんだからこそ、辛い過去に『倍返し』して(笑)、新たな人生に踏み出す高坂圭の人物像を素晴らしく演じ切ってくれるはず😊

 

作曲家、石桁真礼生氏はベートーヴェンの『熱情』を、「苦悶・静かな反省・勝利の歌」と評しているそう。ヲタクは氏のこの言葉を、『エピソードゼロ』の主役・高坂圭への、そしてそれを演じる俳優・吉沢亮への『大いなる予言』と受け止めましたよ😉