オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

浩次と荷風~宮本浩次カレンダー2020

 
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  宮本浩次さんの2020カレンダー、アスマートより到着~🎵待ってましたっ❗

 

  スタイリッシュなモノクロ写真が表紙で、以前小出しで公開されていた宮本さんのツイードのジャケット&チェックのマフラー姿(1月には同じスタイルで車の運転席に座り、こちらを見上げてる表情がめっちゃ少年ぽくて、胸キュンモノです、ハイ😍)、  ハードなグラサン姿や爽やかなブルーのシャツ、マイクを握りしめて熱唱する姿等々、宮本ファンなら垂涎モノ、カメラマン岡田さんのベストショット満載❗また紙がですね、書道で使うような和紙で、普通のカレンダーとは一味違う風合いになっておりますです😊

 

  何よりヲタクの眼を惹いたのは…。

カレンダー4月、永井荷風の『小説作法』(「小説はいかにして作るものなるやどういふ風にして書ものなるやと問はるる人しばしばあり」の書き出し部分)の原稿を、嬉しそうに指差しながら何かお話してる宮本さんの姿ですね~🎵宮本さんが自室を公開して下さっている貴重なショットもあるんですが、漱石全集の隣に『荷風…』という背表紙のハードカバーの本も見えます😍NHKのドキュメントで、「小説書こうとは思いませんか?」とインタビュアーに聞かれて、「えっ?思わないでしょ、こんなに歌が上手いのに」っていう宮本さんの返答に、思わず爆笑したこと思い出しちゃった(笑)

 

  永井荷風って、谷崎潤一郎の才能を発見したというので『谷崎の師匠』と呼ばれ、田山花袋らの自然主義に対抗する『耽美主義作家』に括られることが多いんですけど、ヲタク的にはちょっと違うよなーって前から思っていて。いやもっと、純なんですよ、荷風は。倫理道徳を越えちゃって美とエロティシズムを追求する谷崎とはちょっと違う。思想的に言ったら、川端康成の『眠れる美女』とか、三島由紀夫の『禁色』なんかのほうがもっとハードよ、うん(笑)ヲタクはどちらかといえばお耽美好きで、高校生の頃親に隠れて谷崎潤一郎澁澤龍彦読んでたんで、ナンなんですけど¥$』^;&¥

 

  だからね、宮本さんが荷風をお好き、って聞いてすごく納得しちゃって。例えば荷風の『墨東綺譚』荷風の分身である小説家と、娼婦のお雪との胸に迫るような純愛。娼婦との純愛といえば、欧米の小説にはごまんとあります。『罪と罰』とか『椿姫』とか『レ・ミゼラブル』とか。 やっぱり宮本さんはめちゃくちゃロマンチスト(笑)

  そんな荷風の原稿を嬉しそうに眺めてる宮本さんの横顔は『永遠の少年』😃

 

  それにしても岡田さんを自宅に呼んで撮影してもらったという古染付を初めとする宮本さん秘蔵の品々。動画で見たいです❗一時間くらい、コレクションを紹介し続ける宮本さん…😍アミュモバでどうでしょう❓幾らでも課金しちゃいます(笑)