オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

シュツットガルトの貴公子~フリーデマン・フォーゲル


f:id:rie4771:20200209095039j:image

(シュツットガルトにある黄金のヘルメス像~From Pixabay)

昨日のマチネ『アリーナ・コジョカル~ドリームプロジェクト』翌日になっても、感動冷めやらぬヲタクですが…😅

 

昨日は長年の夢が実現した嬉しさに、セルゲイ・ポルーニンのことばかり書きましたが、『ドリームプロジェクト』の名に恥じない一流のダンサーたちのプログラムは、言うまでもなく素晴らしかった❗第二部、トリを飾る『マルグリットとアルマン』が、演劇性、叙情性を追及した作品なら、第一部はダンサーたちの技量をこれでもか❗と見せつけてくれる華やかなテクニックの競演。

 

  日本でも人気の高いシュツットガルトバレエ団の貴公子、フリーデマン・フォーゲル。ロシアの伝説的踊り手、ウラノワへのオマージュその名も『伝説』での、古典的で端正な踊りはさすがでしたが、何と言っても衝撃だったのは、イスラエル出身ガリリ振付によるコンテンポラリー『モノ・リサ』❗まるで振り子のような、五感を刺激する金属音がリズムを刻む中、肉体を極限まで試すかのような、アクロバティックなダンス。貴公子にこんな激しい、官能的な面があるなんて😮当初はTシャツにブリーフ姿で登場するんですが、途中でTシャツを惜しげもなく脱ぎ捨て、まるでシュツットガルトの『黄金のヘルメス』のような肉体で跳躍する、開脚する、回転する…。思わず生唾飲み込んだヲタクは、隣にいる友人に聞かれなかったかしらとアホな心配をするのでした😅

 

  コジョカルの怪我で、急きょシュツットガルトから駆けつけ、『伝説』と『モノ・リサ』でフォーゲルとコンビを組んだエリサ・バデネスの堂々たる演技、そして華やかな『海賊』のパドゥドゥ、菅井円加(ハンブルグバレエ団プリンシパル)とキム・キミンのエキゾティックな東洋的雰囲気がぴったりだった❗コジョカルとの公私にわたるパートナー、 ヨハン・コボー、パントマイムとバレエを融合したようなコミカルなコンテンポラリー『ABC』、クラシックバレエの基礎が素晴らしいがゆえの面白さ、サスガでした😊

 

  様々な出来事で世界が揺れる中、私たちに贅沢な夢を見せてくれたダンサーたち。本当にありがとう❗