オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

『宮本浩次=アイドル』説~MV『ハレルヤ』

  ソロシンガー宮本浩次のMVは、コラボレーション『明日以外すべて燃やせ』『獣ゆく細道』を含めて、短編映画か❗❓っていうくらい、ストーリー性に満ちていて、名作揃いです。エレカシのMVは、宮本さんの素の顔がそこかしこに伺える作りで、それはそれで感動モノなんですが、ソロシンガー宮本浩次は周囲も驚くような(おそらくご本人も😅)変貌を遂げていて、それがMVの作りにも如実に表れていると思うのです。

 

  自らの私生活、人生観、伝えたいメッセージ…等々を謳い上げることによって多くの人がそれに賛同・感動し、普遍的価値を有していく…エレカシの歌って殆どそれだったと思うんですね。ポン・ジュノ監督が、マーティン・スコセッシ監督の励ましとして引用した、「最も個人的なことが、最もクリエイティブなことだ」という、まさにそれですよね😊

 

 ところがところが、我らが宮本浩次は、齢(よわい)50も過ぎた今になって、民衆の求めるアイドル化したんですよ❗

 

凄くないですか❗❓アイドルって、ご存知のように英語では『偶像』ですが、民衆の求めに応じてストイックに自らを磨きあげる宮本さんは、ヲタク的にはまさにアイドルの鏡(笑)聖子ちゃんが好きな筈だわ、宮本さん😅

 

  そしてそして、ヲタクのMV名作集に新たに加わったMV『ハレルヤ』❗冒頭のシーンは…

傷だらけの天使』ぢゃん❗

 

ヲタク的に日本の探偵ドラマの双璧と言えば、『傷だらけの天使』❗(もうひとつの壁は永瀬正敏の『濱マイクシリーズ』)あの有名な、ショーケンがガツガツとトマトにかぶりついて、牛乳パックのまま飲むオープニングね~😍

 

  宮本さんはトマトにかぶり付きサンドイッチを頬張り(ショーケンよりずいぶんお上品ではありますけれども=笑)ドラムを叩きΣ(・ω・ノ)ノギターを奏で、ビルの屋上で咆哮❗…そして(ヲタクの大好きな宮本さんのしぐさ)両手を胸に当てて、空を見上げる。『ロックミュージシャンの日常』ですね😆

 

  …トマトに噛りつくシーン見てたら、ハードボイルドの探偵を演じる宮本さんが見たくなっちゃった😅原尞(りょう)の私立探偵沢崎シリーズ(『夜は甦る』『私が殺した少女』など)は、これから宮本さんに脳内変換して読むワ(笑)