昨日、3ヶ月ぶりに映画館に行って『デッド・ドント・ダイ』を観て、ジャームッシュ監督にしてはけっこうキツイ、さんざんクスクス笑わされた後の、世紀末的な悲惨な結末にちょっと落ち込んだ帰りみち(またさ、スタージル・シンプソンの書き下ろしのテーマソングが、メロディがキレイで哀切で、映画の内容に全然そぐわなくてなおさら悲しくなる=笑)。突如として、アメリカのポップス歌手、バリー・マクガイア(名前から見ると、スコットランド系の人みたいですね😊)が歌ったオールデイズの名曲『明日なき世界(原題はEve of destruction)』を思い出したヲタク。
発表が1965年で、
The eastern world it is explodin',
東側の世界は 爆発してる
Violence flarin',
暴力で燃え上がっている
という歌い出しで始まるこの曲、ベトナム戦争の悲惨さと、続く歌詞『君は人を殺すのに十分な年齢かもしれないけど、まだ選挙権はないだろ?』がめちゃくちゃ悲しくて切なくて、でも、ヲタクがこの曲が大好きで一時ことあるごとに聴いていたのは、こんな悲惨な世の中だけど、繰り返し歌われるサビの部分…
But you tell me -
でも俺に言ってくれ
over and over and over again, myfriend,
何度も何度も何度でも繰り返して、我が友よ
Ah, you don't believe -
あぁ、君は思ってないと(言ってくれ)
we're on the eve of destruction.
俺たちは 滅亡の前夜にいるなんてこと
が、絶望の中にも、明日への微かな光を指し示してくれるから。
日本では忌野清志郎がカバーしてて、「これ、同じ曲❗❓」って思うくらい見事に清志郎節になってる(笑)宮本さん、たしか数年前の『カバーズフェス』(NHK BS)で、清志郎バージョンをカバーしてるんですよね。
でもよぉ、何度でも何度でもおいらに言ってくれよ。
世界が破滅するなんて、嘘だろ、嘘だろ。
声が通ってて、力強くて、やっぱり最高だった、あの日の宮本さん😊アコギ片手に、英語の原曲『明日なき世界』を歌う宮本さんもいつか、見てみたいなぁ~😍流麗なメロディが、宮本さんの伸びのある美声に似合う気がする。ハモニカも入るしね✨
いつもいつも宮本さんは、どんなに世界が絶望に満ち溢れているように見えても、希望を捨てず、明日を信じて歩んで行くことを教えてくれる。やっぱり私は、しょんぼりした時、哀しい時、宮本さんの歌に戻って来るんだな、きっと。これまでも、そしてこれからも。
宮本さんのバースデイライブ at作業場、いよいよ明日に控え、そんなことをつらつら考えているヲタクなのでした😊
6月12日(金)、「2020 612 宮本浩次バースデイコンサート at 作業場「宮本、独歩。」ひきがたり」開催!
— 宮本浩次Official (@miyamoto_sampo) 2020年6月4日
ファーストソロ・アルバム「宮本、独歩。」リリース後初となる今回のライヴ、記念すべき一日になるはずです。ぜひ楽しみにお待ちください!https://t.co/fumUe7kUMI