オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

人とつながったと思える瞬間の恍惚~吉沢亮 × 北村匠海 in SPUR 12月号

 SPURの吉沢亮さん対談連載『Take your seat』、今月のお客様は11月13日公開の映画『さくら』で待望の初共演を果たした北村匠海さん❗

 

  普段あまり感じませんでしたが、こうやって二人並んでこちらを見ている写真、いやー、似てるわ❗もう目元なんてソックリだわ。本当の兄弟だって言われても、信じる(笑)

 

  似ているのはビジュアルだけじゃなかったみたいで(笑)吉沢さん自身、「普段人見知りの僕がすぐ仲良くなって…」と❗😮しかも学年で言ったら4年も離れているのに…ですよ❗こんなこと、今まで聞いたことないんだけど(笑)でもね、匠海くんの発言よく読んでいくと、(あっ、なるほど)と思う点がありました😊

 

  今回の映画で、(長男の一(はじめ)という)役を演じることがとても楽しかったという吉沢さんに匠海くんは「役を通して相手とキャッチボールをしている時がめちゃくちゃ気持ちよくて好き」で…

演技とかリアルの垣根を越えたところで、人と人がつながったと思える瞬間が大好きで、それがほんとに気持ちいい。自分でもちょっと変態だと思います(笑)

吉沢さんも「わかる、そういう時あるよね」って言ってるから、匠海くん流に言えば、二人揃って変態だわね(笑)

 

  これ読んでふと、フランスのロジェ・ヴァディム監督の昔むかしのインタビュー思い出しましたよね。監督はその作品を通して「愛とエロス」を追求した人で、その中に『バーバレラ』っていう映画があります。近未来の女性宇宙飛行士がヒロインなんですけど、その未来では、男女の行為がなんと、お互い手を合わせるだけなんですよ😅監督曰く、「人間も進化して感覚が研ぎ澄まされてくると、動物みたいな生殖行為は必要なくなる。手を合わせるだけでエクスタシーを感じるようになるはずだ」って。その時はへー、とか思いましたけど(笑)

 

  匠海くんの発言読むと、役者も新時代を迎えたんだな…とつくづく思います。吉沢さんも以前、役者さん同士、演技の呼吸が合った瞬間に悦びを感じる…って言ってませんでしたっけ❓肉体的に繋がる喜びぢゃないの、言葉による説明でもない。あくまでも感覚であり、呼吸であるところが凄いの。キャリアとか人生の経験値とか小手先の技術のもっと先、感覚を鋭敏に研ぎ澄まして、その作品や演じる役柄の本質を掴みとっていく…って、ある意味衝撃でした。しかもですよ、二人ともそれが難行苦行じゃなくて、楽しいし恍惚感を感じるって言うんだから。ロジェ・ヴァディム流に言えば、「役者の進化形」というべきか。旧態然とした世界では「変態」と呼ばれてしまうかもしれませんが(笑)

 

  吉沢亮、おそるべし。

 北村匠海、おそるべし。

 

  演技の世界の先端を行く若い二人の初共演作『さくら』、小松菜奈も含めてどんな世界観を作り上げてくれたのか❗❓

 

  ますます楽しみになってきました❗

(ついしん)

対談の最後に、吉沢さんの北村匠海評に、匠海くんが「うわあ、初めて本性見抜かれたかも」と声を上げる場面も。鋭い観察眼、さすがお兄ちゃん❗(笑)