(横浜のジャック&べティにて『タイトル、拒絶』舞台挨拶。誰が誰だか…=笑)
女性による女性の女性の為の『風俗産業をテーマにした映画』見・参❗今まで風俗の女性たちを扱った映画って、まあ、日活ロマン○ルノの昔から押し並べて男性監督によるものばかりでしたが、まあ見事にリアルな爆弾ブチかましてくれましたよ、これが長編第一作だという山田佳奈監督が〰️💣💥
大学の就活、あらゆる企業に落ちまくって、なぜかその道に飛び込んでしまったカノウ(伊藤沙莉)。ところが初の派遣❓先でいざとなるとビビってしまい、ホテルから逃げ出して大立ち回り😅デリヘル事務所の雑用係として働き始めたものの、事務所で働く一癖も二癖もある女性たちには引っ張り回され、彼女たちを上手くマネジメントできないと言ってはクズ男な店長(般若)にアタマをどつかれる日々(笑)クズ男って言えば、一見ジェントルマンに見えて実は…っていう池田大さん演じるクズっぷりもひどく印象的でした😅
このカノウというのがまた、不思議な人物で。彼女が事務所に入ったことで、まるで起爆剤みたいに、今までどこか自分の人生を諦めたかのように淡々と(❓)仕事をこなしていたデリヘル嬢たちがどんどん素というか、ホンネを晒し始めるんですよね。まあ、それによって悲しいかな、さまざまな惨劇が事務所で起き始めるのですが…。
この、女たちの人生を変えていくカノウという役、伊藤沙莉が演じるからこそ地に足が着いた感があるというか。ドラマ『全裸監督』や『いいね❗光源氏くん』でも感じたんですが、あのハスキーで野太い声が彼女のいちばんの魅力である「ホンネで生きていそうで、同性の共感を呼ぶキャラ」に一役買ってるんじゃないでしょうか😊(あざとい、とか、ぶりっ子キャラって、声がワントーン高いイメージあるじゃないですか。彼女の場合、その真逆を行ってるんですよね)特徴的なハスキーヴォイスのせいで、少女の頃は「風邪ひいてるのか」と言われてオーディションに落ちまくっていたというスカーレット・ヨハンソンを思い出します。
うん、伊藤沙莉は日本のスカーレット・ヨハンソンだ❗声だけじゃない、その胆の据わった女優根性もね😉
裸一貫、たくましく、したたかに生きていく女たち。映画の中で語られるエピソードはけっこう凄惨なものも多いんですけど、随所にユーモアが散りばめられていて、客席ではけっこう笑いが起きてました。何よりも山田監督の、映画の中で、傷つき悶えながらも、必死で生きようとする女性たちへの温かい眼差しが心地良かった😊舞台挨拶で、伊藤さんが監督の人柄が現場でも大好きだった…って言ってましたね。
最後の女性3人の舞台挨拶(山田佳奈監督、伊藤沙莉さん、恒松祐里さん)も女子会のノリで、顔を見合せながら「次、どーする❓」「なんも考えてなーい」なんてくすくす笑ってる感じが、とっても可愛かった😍
素敵な金曜日の夜をありがとうございました❗
㊗️絶賛公開中🤣
— 【公式】アークエンタテインメント (@ark_movie) 2020年11月14日
映画『タイトル、拒絶』の楽屋に行って初日舞台挨拶前の3人に突撃ー🤪💥#伊藤沙莉✨#恒松祐里✨#山田佳奈 監督✨
登壇前にも関わらず快く撮影してくれました😭🙌
その模様は⬇️https://t.co/ertpkzdOxi
そして是非‼️劇場で映画を見て頂けたらと思います😊✨#タイトル拒絶
[フォトギャラリー]伊藤沙莉、満員の客席に感激!『タイトル、拒絶』劇場公開記念舞台あいさつ #伊藤沙莉 #タイトル拒絶 @titlekyozetsu https://t.co/jfxeX8aSEc
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2020年11月14日