録画してあったAXNミステリー『探偵ミス・スカーレット』(全6話)鑑賞🎵
英国はヴィクトリア朝。霧の都ロンドン、厚い雲が立ちこめ、光の差さない街の片隅に凶悪な殺人鬼が跋扈する。犯人を追うにも優雅に馬車で(笑)仲間と連絡をとろうにも電報しか手がないもどかしさ。指紋も、むろんDNA鑑定もないから、謎を解くには脳細胞をフルスロットルで回転させなきゃいけない。悪漢とのギリギリの頭脳戦。
ああ、いいなぁ、そのシチュエーション❗(笑)
シャーロック・ホームズも、だから余計ハマるんだよね。
このドラマ、ヲタクの好きな設定だらけ。しかも主人公が女性だから、犯人を追う時に美しいドレスの裾が優雅に翻って、小さな帽子が風に舞って…めっちゃ美しい😍手袋をはめた手でピストルを構える姿も色っぽいことこの上なし(笑)レディな探偵…といえば、ヲタク的にはドラマ『エイリアニスト』のサラ・ハワード(ダコタ・ファニング)が思い浮かびますが、彼女に匹敵するくらいこのミス・スカーレットもチャーミングです😊
キャスティングも最高ですね。ヒロインのイライザ・スカーレットにケイト・フィリップス。え?誰?っていう方も、けっこうBBCの人気ドラマに助演級で出演しているので、顔を見れば「ああ、あの人❗」ってわかるかも。『ピーキーブラインダーズ』何かと言うと聖書の言葉を持ち出してアーサー兄ちゃんを不安に陥れる奥さん、『戦争と平和』若くして逝ってしまうアンドレイの妻、『ダウントン・アビー』夫とのすれ違いに悩むメアリー王女…等々。
しかし、ヴィクトリア朝の英国で、女性が結婚せずに仕事をしようとしたら、こんなに大変だったんですねぇ…😢イライザも、捜査をしようにも検死には立ち合わせてもらえないし、事情聴取をしたくても女人禁制のクラブには入れないわ…で悪戦苦闘。しかしイライザは声高にそれに噛みついたりしません。バディの幼なじみ、イケメン警部補のウィリアムに対しても、ここぞという時にはがんがん自分を主張するんだけど、相手のプライドが傷つきそうだと見ると、さっと引く。恋愛の駆け引きのお手本になりそうな見事な手際(笑)そんなステキなヒロインを、ケイト・フィリップスが生き生きと演じています😊
ストーリーはこれぞ英国正統派ミステリ…といった作り。最近猟奇的な殺人とか狂気のサイコパスを扱った刺激的なミステリが多いので、かえって新鮮♥️バディのウィリアム警部補とも、友人以上恋人以下…って感じの微妙な関係。
芳醇なブランデーみたいなミステリかな😊
📺本日夕方4時 日本独占初放送📣
— AXNミステリー (@AXNMystery) 2021年1月17日
『探偵ミス・スカーレット』
父の跡を継いだミス・スカーレットがハンサムなウィリアム刑事と共に危険な事件に挑む!映画「ダウントン・アビー」でメアリー王女を演じたケイト・フィリップスがチャーミングなイライザを熱演!https://t.co/44xhV6q5xW#AXNミステリー pic.twitter.com/Ie4ZKXeQw3
1月17日、16時からAXNミステリーで放送される英国ドラマ『探偵ミス・スカーレット』は、ヴィクトリア朝時代のロンドンが舞台。
— AXNミステリー (@AXNMystery) 2021年1月17日
いったい、ヴィクトリア朝とはどんな時代だったのでしょうか?https://t.co/NCtqtYEtkL#AXNミステリー #AXNミステリー英国部