オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

AXNミステリー『探偵ミス・スカーレット』シーズン2放映開始


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 大好きな英国ミステリー『探偵ミス・スカーレット』、早くも「AXNミステリーチャンネル」でシーズン2(シーズン1と同様、全6話)の放映が決定しました❗3月8日は国際女性デーということで、『探偵ミス・スカーレット』を含む、女性を主人公としたミステリードラマ4作の放映が決定したもよう。

 

  『探偵ミス・スカーレット』の舞台は、英国のヴィクトリア朝霧の都ロンドン、厚い雲が垂れ込め、光の差さない街の片隅に「切り裂きジャック」など、凶悪な殺人鬼が跋扈した時代。犯人を追うにも優雅に馬車で(笑)仲間と連絡をとろうにも電報しか手がないもどかしさ。指紋も、むろんDNA鑑定もないから、謎を解くには脳細胞をフルスロットルで回転させなきゃいけない。悪漢とのギリギリの頭脳戦。

ああ、いいなぁ、そのシチュエーション❗(笑)

シャーロック・ホームズも、だから余計ハマるんだよね。

 

  このドラマ、ヲタクの好きな設定だらけ。しかも主人公が女性だから、犯人を追う時に美しいドレスの裾が優雅に翻って、小さな帽子が風に舞って…めっちゃ美しい😍手袋をはめた手でピストルを構える姿も色っぽいことこの上なし(笑)レディな探偵…といえば、ヲタク的にはドラマ『エイリアニスト』のサラ・ハワード(ダコタ・ファニング)が思い浮かびますが、彼女に匹敵するくらいこのミス・スカーレットもチャーミングです。

 

  キャスティングも最高ですね。ヒロインのイライザ・スカーレットにケイト・フィリップス。え?誰?っていう方も、けっこうBBCの人気ドラマに重要な役柄で出演しているので、顔を見れば「ああ、あの人❗」ってわかるかも。『ピーキーブラインダーズ』何かと言うと聖書の言葉を持ち出してアーサー兄ちゃんを不安に陥れる奥さん、『戦争と平和』若くして逝ってしまうアンドレイの妻、『ダウントン・アビー』夫とのすれ違いに悩むメアリー王女…等々。最新作としては、映画『Benediction』で、我が熱烈推し、ジャック・ロウデン演じる詩人、ジークフリート・サスーンの妻役を演じています。

 

  しっかし、ヴィクトリア朝の英国で、女性が結婚せずに仕事をしようとしたら、こんなにも大変だったんですねぇ…😢イライザも、捜査をしようにも検死には立ち合わせてもらえないし、事情聴取をしたくても女人禁制のクラブには入れないわ…で、捜査もなかなか進展せずに四苦八苦。しかしイライザはそれに噛みついて女性の権利を声高に主張したりはしないんですよね。バディである幼なじみ、イケメン警部補のウィリアムに対しても、ここぞという時にははっきり自分を主張するんだけど、相手のプライドが傷つきそうだと見ると、さっと引く。まるで夫操縦術のお手本になりそうな見事なお手並み(笑)そんな粋でオトナの魅力に溢れたヒロインを、ケイト・フィリップスが生き生きと演じています。

 

  ストーリーはこれぞ英国正統派ミステリ…といった作り。最近猟奇的な殺人とか狂気のサイコパスを扱った刺激的なミステリが多いので、こういう正統派の探偵モノもかえって新鮮かも♥️バディのウィリアム警部補とも、付かず離れず、友人以上恋人以下…って感じの微妙な関係がステキ。シーズン2、めっちゃ楽しみ〜❗

 

※放映は4月22日(放送時間は未定)。第1・第2シーズン全12話、一挙放送予定のようです。

 

★ついしん

待望の第2シーズン、一挙放送されました❗(2023年4月)スカーレットは相変わらず、ロンドン初の女性探偵として男性社会で悪戦苦闘しています。女性文化協会の講演を頼まれれば、「あなたの顧客は男性探偵が相手にしない貧乏人ばかり」とディスられるし(^_^;)…でも、燃える闘魂は胸に秘め(笑)それを笑顔で乗り越えていくのが、ミス・スカーレットのミス・スカーレットたる所以。尋ね人や落とし物など、簡単に解決できるかと思われたものがじつは重大事件に繋がり、幼なじみのウィリアム警部補の追う事件と交差するストーリー展開はシーズン1と同様です。

 

 イライザとウィリアムの間に交わされるウィットに富んだ大人の会話やジェンダーについての議論、※19世紀英国の雰囲気満載の大人のミステリをぜひご覧下さい。

※ドレスの仮縫いをする時に、ミス・スカーレットが「(犯人を追いかけて)走ることもあるから、裾は少し短めに」ってそっと言うシーンがめっちゃ好き❗なんてエレガントなんでしょう……😍