オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

『青天を衝け』は、吉沢亮のドキュメンタリーだ❗~SPUR 3月号

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(ディオールのカシミヤニットの吉沢さん。

青色のグラデーションの背景から浮き出たような怜悧な美貌が蠱惑的♥️すいません、スタッフさん仰るところの「本当に美しい青いエフェクト」はこの写真では…(汗)ぜひ現物をご覧下さい。素晴らしいです❗)

 

  SPUR3月号は、来月2月14日から放送開始のNHK大河ドラマ『青天を衝け』にちなんで、吉沢亮の「青の時代」を大特集❗

 

  「青の時代」と言えば、思い出すのはパブロ・ピカソの「青の時代」。ヲタクはポーラ美術館(箱根仙石原)の「海辺の親子像」が大好きでよくふらっと見に行くのだけれど、ピカソが青色に込めて描いたのは、当時一般の人々が抱いていた「青」のイメージを裏切る、社会の貧困や矛盾、絶望といった強烈なテーマでした。

 

  吉沢さんのインタビューを読んで、ピカソが当時の価値観に強烈なアンチテーゼを叩きつけたが如く、今回の『青天を衝け』もまた、従来の大河ドラマの「型」を打ち破る、画期的な作品になるのではないか…と、ますます楽しみになってきました❗…いみじくもSPURさんが、グラビアでヴィトンの藍色のセットアップをまとう吉沢さんに「メゾンの象徴である「モノグラム」にタペストリーからインスピレーションを得たパターンを取り入れたセットアップは、従来の価値観にとらわれることなく挑戦を続ける彼の姿にも重なる。その視線の先に見えるのは、日本のドラマ史に新たな1ページが刻まれる瞬間なのかもしれない」とキャプションを付けて下さっているように😊

 

  吉沢さんの鋭意連載『TAKE YOUR SEAT』の今月のお客様は、『青天を衝け』演出家の黒崎博さん❗黒崎さんは「栄一は死ぬことが運命づけられるようなかっこいいヒーローではなくて、生きて、生きて、生き抜くぞという道を選んで91歳まで生きた人」と仰っていて。今までの日本では、とかく判官びいきというか悲劇のヒーロー、滅びの美学が人気があった。例えば渋沢の同時代の土方歳三ですが、今まで日本のフィクションでは彼の人生って渋沢とは真逆の「武士道とは死ぬことと見つけたり」とか、それこそ黒崎さん仰るところの「死ぬことを運命づけられた」カッコいい滅びの美学で捉えられていた。今までは、その方が魅力的に見えたから。でも実際のところ、大政奉還後追い詰められて自害しようとした近藤勇を制止し、「生きて、逃げて、戦おう」と言ったのは土方その人。蝦夷共和国を設立し、日本で初めて民主的な選挙を実施したのも彼。蝦夷共和国のリーダーの中には投降した後明治政府に登用された人もいましたから、土方も戦死していなければ、案外自害なんてしなかったんじゃないかな。転身して、いつの間にか明治政府の重臣になってたりして😅

 

  …って話がズレちゃいましたが、何が言いたいかというと(笑)日本国中あらゆるところで暮らし方、働き方、ひいては生き方そのものの従来の価値観が根本から覆されているこの「不安の時代」、世相の変化に柔軟に対応してしぶとく生き抜いた渋沢栄一の生き方をこそ、今私たち日本人は学ぶべきなのではないかと。一見真逆に見える土方歳三も、視点を変えて描けば、渋沢同様、「今」に通じる点がたくさんある気がする。栄一と土方がどこかで遭遇した…って史実はないのかしらん😅けっこう二人の生き方、共通項ありそうだけどな(笑)

 

  吉沢くんはきっと誰よりも長く栄一の気持ちを生きるじゃないですか。だから時間が経てば経つほど吉沢くんのその感覚を大事にしていきたいと思ってます。

ある意味で、これは吉沢亮のドキュメンタリー。

うおおおお~~❗なんてステキな演出法(笑)

吉沢さんの役者としての成長が、ドラマが進行するにつれてどんどん渋沢の人生にシンクロしていくって…😍黒崎さんって…

オタク殺しだわ❗❗(笑)

 

そしてそして、黒崎語録のきわめつけは…

今のところはふんどし一丁でひたすら走っているとか、大きな声で叫んでいるとか、そんなシーンばかり撮っていますよね。

 

(再び)うおおおお~~❗

なになに?村にいる頃は衣装はほとんどふんどしなの?水浴びシーンはちらっと予告編で見たけど…🤤

 

このくだりに来てヲタクは、とたんにそればかりを考えるようになってしまったとさ、ぢゃん、ぢゃん❗

(ピカソの青の時代はどーした❗=笑)