オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

ひな祭りに女の修羅場😅~『おちょやん』3月3日

 今日はひな祭り🎎娘たちが家に居た頃は、夫のお母さんが贈って下さった7段飾りのお雛様を飾ったり、ちらし寿司や蛤のお吸い物など作ったりしてそれなりに気張っていたんだけど、娘たちも人妻となって家を出ていき、夫と気楽な二人暮らしになってからはもはやTVやネット記事で後から思い出すていたらく😅

 

  しっかし今日の『おちょやん』凄かったっすね。

 

  大山社長から2代目天海襲名を命じられるも、父に対する意地を持ち続ける一平(成田凌)は納得できない。その気持ちの底には、父・天海から離縁され追い出された生みの母親への想いがあることに気づいた千代(杉咲花)は一計を案じ、当の母親・夕から一平に襲名を受け入れるよう説得してもらおうと居どころを探し始めるが…。

 

  母子の涙の再会を期待して今朝の録画を見始めたヲタク、今は旅館(…と言っても、客との会話から、高級連れ込み宿っぽい感じが…😅)を経営している夕(板谷由夏)がまなじり吊り上げて「何しに来たんや、あんたらぁぁ❗」と、まるで「極妻」の岩下志麻さながらにスゴむんでいきなりビックリ仰天😮しかもしかも「あの時、お母ちゃんを守ってやれなくてごめんな」と瞳を潤ませる一平に(こういう、母性本能くすぐるオトコの役、成田凌の独壇場ですな)あろうことか、「あんた、なんもわかってへんな。わてが男作って勝手に家出たんや。」

ががががーーーん❗

挙げ句の果てには、「手切れ金や。2度と顔見せんといて」と畳の上にお金の入った封筒をぽーんと…😭

 

  しっかしおちょやんがばーんとビンタ張ったのにはさらにビックリ。夕も負けず劣らず殴り返してあれよあれよという間に女の修羅場に…😅可哀想なのは茫然自失の一平なりね(笑)

 

  これはでもね、歌舞伎の「縁切り物」の定型だと思いますよ、ヲタクはね。愛しながらわざと愛想尽かしをする、『伊勢音頭恋寝刃』や『籠釣瓶花街酔醒』…とかね。板谷由夏さんの、粋(イキ)で、女の凄みのある演技が良かった。駆け落ち相手の男に促されて歩き出した時、後を追ってきた幼い一平をふと振り返った時の、一瞬よぎる母親の表情。でも、その時彼女は母親であることを捨てた。母親を捨てた女は、死ぬまで女として修羅の道を歩むしかない。だから最後まで自分が選んだ道を貫く。それが夕の落とし前。

一平の意地っ張りは、お母さん譲りでもあったんだね😢

 

  ……ひな祭りに『おちょやん』を見て、女性の生き方を考える。それもまた、良きかな(笑)