オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

宮本浩次さん、芸術選奨 文部科学大臣賞受賞❗

  宮本浩次さん、第71回芸術選奨 文部科学大臣賞 大衆芸能部門受賞❗音楽ナタリーさんの記事によると…

 宮本は自身のルーツでもある昭和歌謡楽曲をカバーしたアルバム「ROMANCE」で、曲への深い洞察力を見せ巧みに心情を表現したことが評価され大臣賞に輝いた。

…だそうです😊

 

  ヲタクの中の宮本さん像は、長い間「なかなか世間に認められない天才」「無冠の帝王」のイメージだった。ご本人も、「これまで生きてきて、賞と呼べるものを貰ったためしがない」って自虐気味に仰有ってもいたし😅だからこそ、ライブで見せる咆哮にも似た、振り絞るような歌声が心の奥深く突き刺さってもいたのだけれど。

 

  受賞の対象になったのは、昭和の女性シンガーの名曲をカバーしたアルバム『ROMANCE』。

 

 コロナ禍の自粛期間中、まるで芸道修行のように毎日宮本さんが歌い込んで、そして小林武史という比類なき天才プロデューサーを得て作り上げた珠玉のアルバム。このアルバムで、宮本さんは初のビルボード1位を飾った(これも意外な事実😅)

 

  ひとたびこのアルバムを聴けば、曲の作り手と歌い手に対する深い深いリスペクトと、一方で宮本さん自身が名曲に吹き込んだ新しい息吹きを感じることが、できる。

 

  栄誉ある賞を受賞したからと言って、宮本さんのことだからそれに甘んじて動きが鈍ることはまず、あり得ない。いやむしろ、音楽の匠(たくみ)である彼の芸道修行は烈々と続くのでしょう。多くの人の心に明るい希望と勇気を届けながら。