オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

吉沢亮の演技が、変わる❗❓『青天を衝け』第5回

 今回もまた疾走感がスゴくて、「えっ、もう終わり❗❓」な『青天を衝け』(笑)毎回1時間は見たいよねー(⬅️ゼイタク者😅)

 

 前回の第4回『栄一、怒る』。お代官様から理不尽な年貢を強要された栄一が、まるで射抜くようにお代官様を睨み付ける場面。その時の吉沢さんを「圧巻の目ヂカラ」と、絶賛する声がネットで溢れたようですね😊ヲタクは、一昨年の映画『キングダム』の吉沢さんの目の演技を、ブログで同じように絶賛していたことを思い出します。『キングダム』は何度も映画館でリピートしたけど、とにかく嬴政(のちの始皇帝)と漂という奴隷の少年の二役を「巧みに演じる」役者・吉沢亮に圧倒的に魅了されていたのです。

 

  ところがね、今回の『青天を衝け』の吉沢さんは、ヲタクにとって「渋沢栄一を演じている吉沢亮」ぢゃ、ないんですよ。ヲタクにとって吉沢さんは、もはや栄一と同化してしまって、ヲタク自身も『青天を衝け』の世界に入り込んで、栄一と一緒に泣いたり笑ったり怒ったりしてる…ってこう書いてくると、なんだかヤバい人みたい(笑)

 

  そこで思い出したのが、先日記事の中で取り上げました+act3月号のロングインタビュー。撮影始まって3ヶ月位経った時、それまでは少年時代ということもあって「無邪気でやんちゃな栄一」というキャラを演じていたけれど、演出の黒崎(博)さんと「ここまでは栄一は"こういう人"という意識の下で芝居してきたけれど、一回そういうのを忘れてやりましょう」という話をした…と。でも、今回の5回目で、もうすでにその萌芽は現れてきている気がします。

 

  ヲタクは今まで、吉沢亮という役者は極めて知的、役柄を俯瞰して眺めつつ、常に緻密な計算をしながら演じていく「左脳的演技者」だと思ってきたけれど、さらに、インタビューで吉沢さんが語っていたように、「現場に立ってから直感で自然体で動く」、まるで武道の極意みたいな演技も習得できたら…。

吉沢亮という役者はもはや無敵ぢゃないですか❗🙌

 

…で、今回の『青天を衝け』のお話しというと(笑)

 

  しっかり者で元気印、いつも栄一にハッパをかけてくれる姉さまのなか(村川絵梨)。今回は、なかが嫁ぐ筈だった商家にキツネが憑いているとの噂を伯母のまさ(朝加真由美)が持ち込んできて、なかの縁談が破談になってしまいます。婚約者に気持ちを寄せていたのでしょう、意気消沈して、魂が抜けたようになってしまうなか。伯母のまさはそれだけでは飽きたらず、今度は栄一の中んちにも憑き物がついているかもしれないと心配して、修験者たちを連れてきて…。

 

  このエピソードを通じて、渋沢家の家族の絆、特に栄一となかの姉弟愛が温かく描かれて、最後の場面でまた泣いちゃった(笑)また、千代(橋本愛)が栄一に、なかの心情を想像して語ってきかせる場面、女心なんてなーーんにもわかっちゃいない栄一を見て淋しそうに笑う千代の表情が良かったですねぇ。同い年くらいぢゃ、どーしても男の子のほうがお子ちゃまだから、しかたないやね(笑)

 

  長い間鎖国していた日本が開国したことによって、迷信が流布したり流言飛語が飛び交ったり、人心は不安のるつぼに。「異人」に対しても、彼らに対する恐れからいたずらに敵意を燃やす者、異人とて同じ人間だと受け入れようと努力する者…。考え方は実にさまざま。それは血洗島村でも江戸幕府のお偉いさんの間でも同じこと。今日の『青天を衝け』を見て、今アメリカで問題になっているアジア人に対するヘイトクライムも、根っこは同じなんじゃないか…と思いました。全ては自分と異なる者に対する無知と無理解、恐れから小さな火種は生まれ、あっと言う間にそれが燃え広がってしてしまうのではないかと。

 

  前回、慶喜(草彅剛)が、自分の小姓に召し上げられた平岡円四郎(堤真一)に「そなたは私の諍臣(そうしん。主君が正道を外れた時、諌める役を担う臣下)となってほしい」と声をかける場面がありましたよね?…その言葉が、今回最後に語られる大きな悲劇の伏線となっていたとは…😭栄一となかの姉弟愛に泣いたばかりのヲタクは、また新たな涙を絞られることになるのでした…。

 

  次回の予告。13代将軍家定の正室・篤君(上白石萌音)と、慶喜正室・美賀君(川栄李奈)が早々に登場~❗美賀君、派手に刃物振り回して大立ち回り、登場したてなのに何やら不穏ですが、大丈夫なんでしょうか😅

 

来週も待ちきれないわ❗