オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

まるで日本文学全集みたいな…『宮本浩次 』by ロッキング・オン


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2019年7 月~2020年12月にかけて、雑誌 ROCKING'  JAPANとCUTに掲載された宮本浩次さんと、宮本さんの最大の理解者である山崎洋一郎さん(編集長・音楽評論家)の対談の総集編❗その帯には…。

新しい扉を開いたソロ活動前夜から、悲願の1位獲得まで。快進撃の軌跡を追い続けたロッキング・オンの11本のインタビューと72ページの録り下ろし写真で、アーティスト・宮本浩次のすべてに迫る決定版❗

とありまして、このキャプションが全てを物語っています😊

 

  ヲタク的には殆ど読んだことある内容だけど、こうやって録り下ろしの素敵な数々の写真も含め美麗な装丁で製作されると、新たな感動がありますよね。文学作品も文庫本で通勤の電車の中で読むより、しっかりした装丁の「○○社日本文学全集」で読んだほうがありがたみがあるし、感動もひとしおなのと同じ😊ファンにとっては超・超保存版なり❗

 

  ソロになってからの宮本さんはけっこうお髭姿で登場することが多いですよね。録り下ろしの写真は、そんなセクシー&ワイルドな宮本さん。あまりにもドアップな写真が多くて、見ているこっちが時にドギマギしちゃいますが…😅

 

  髭といえば、インタビューにも、当時20才の宮本さんがロッキング・オンの取材を受ける時に「意気がって髭生やしていったら」(本人談)その頃編集長だった渋谷陽一さん(当時35才)に、「髭なんかまだ似合わねえよ、ダメダメ❗ちゃんと剃って❗これ一応全国に出るんだからよ」と却下されたエピソードも😅最近の「大人な」宮本さんのお髭姿に関して、渋谷さんが何と仰有るか、感想聞いてみたいな。ヲタクはわりと男性の髭フェチなんで最近の宮本さんのビジュアルはツボど真ん中なんですけどね。特にMV『獣ゆく細道』の和服文豪スタイル、MV『冬の花』の薔薇の花束を抱えた傷心の男性の髭姿は最高だよなぁ…(うっとり)

 

天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず

  インタビューを読んで、ソロシンガー宮本浩次の出発点が、スカパラ『明日以外すべて燃やせ』や椎名林檎『獣ゆく細道』の両コラボレーションだったことは非常に意味があったのだと、納得しました。ご存知のように、両作品とも宮本さんは作詞作曲には関わっていません。他の天才アーティストが作り上げた世界観を歌い上げることによって、宮本さんは純粋に一人の歌手、そしてパフォーマーとしての活動に集中でき、確固たる地位を確立した。遡れば、宮本さん自身の機が熟した時に、紅白の舞台裏で椎名林檎さんに声をかけてもらった。その奇跡の一瞬。天の配剤と言わずして何と言おう。そしてその後、ソロ活動を進めるに従い、横山健さんや小林武史さんなど、素晴らしい方たちとのご縁が次々と巡ってきた。その一方で、昔なじみの方たちとの巡り合わせもあった(月桂冠CMのカメラマン、田島一成さん)

…愛されてるね、宮本さん❗

 

選ばれてあることの恍惚と不安と二つ我にあり

  かと思えばいきなり「自分はもう初老だし、いつまでカッコよく歌えるのか」と、弱気になる宮本さん(笑)。山崎さんは「ミック・ジャガーポール・マッカートニー見てごらんよ」と励まして下さるんですが「いやー…。トランプ大統領みたいな髪型になって歌うのもねぇ」と宮本さん😅なんで突然トランプ大統領…(笑)50をかなり過ぎてライオン並みに髪の量あるんだから、その心配は皆無だと思うけどなー。

 

  しっかし、歌手でも俳優でもYounger is betterな風潮の日本の芸能界において、宮本さんの年齢で「てっぺん取った」って、画期的なことだと思う。そういう意味でも宮本さんって希有なアーティスト、山崎さんが仰有る通り、日本のミックになるのも夢じゃない❗

 

それが証拠に、巻末の『あとがき対談』で

宮本「…これ、全然あとがきっぽくないね」

山崎「先の話をしてるよね」

と、まだまだ「大人の青春」真っ盛り、イケイケな宮本さんに安堵するヲタクなのでした😍