オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

栄一は生来の人たらしである~『青天を衝け 』第12回

  渋沢栄一は生涯を通じてなかなかの艶福家だったらしいですね。野次馬根性で「NHK大河がそのへんをどう描くのか」なんて書いてるネット記事、たまに見ますから😅

 

  …でもねぇ、今日の『青天を衝け第12回~栄一の旅立ち』見て、渋沢栄一がモテモテだったの、しごく納得いっちゃったワ。…だってさ、栄一ってホントに可愛いんだもん。

栄一って生来の人たらしなのよ、究極の愛されキャラなのよ❗

 

  とっさまに勘当を申し入れ、いよいよ高崎城を落とし、さらには横濱の外国人居住地を焼き払う計画を実行しようとする栄一たち。その前夜、千代は手をついて栄一にお願いをします。「おまえさま、ひとつだけお願いがあります。うたを抱いてやってくれませんか?うたが生まれてから、一度もおまえさまは抱いて下さったことがありません」と。それには答えず、背を向けて寝てしまう栄一。

 

  このヤロー、何考えてんでいっっっ❗

…って、ヲタクだったら、そっぽ向いて寝ている栄一の背中に一発ケリ入れるとこですが、千代はじっと黙ってただただひたすら涙、涙。いつも思うことだけど、千代ちゃんはエライのう…。妻の、母の鏡だよ…(号泣)

 

  結局、潜伏先から帰って来た長七郎(満島真之介)から、異国の兵力に今の日本ではとても太刀打ちできない、攘夷など無謀だ、決行するとて犬死にだと諭され、決起計画は頓挫してしまいます。今回の満島さん、ド迫力でしたね😮会心の演技だった…。最近コミカルな役が多かったからね。鬼気迫る感じ、レアティーズ思い出したわ…😍

 

  決起の血判状を焚き火で燃やした翌朝、中んちにとぼとぼ帰って来た時の栄一。自虐なのか、安堵なのか、卑屈なのか、諦観なのか…何とも言えない微妙な表情。喜怒哀楽、どれにも当てはまらないような、そこはかとない感情表現。このあたり、本当にいつもいつも吉沢さん巧いんだよなぁ…。

 

  千代に向かって、正直に「自分の選んだ道は間違っていた」と吐露する栄一。そしてさらに…。

俺はとんだ臆病者だ。俺はうたの顔をまともに見れなかった。怖かった。このあったけぇちっちぇのをこの手に抱いて、いつくしんでいつくしんで、市太郎の時みてぇに失うのが怖かった。

 こんなふうにさ、沽券に関わるとか何とか男たちがとかく騒いでいるような時代に、何のてらいもなく、嘘偽りなく、カッコ悪いところもさらけ出されて、オチない女子いる❗❓そりゃもう、うたをだっこして泣きじゃくってる栄一の背中さすって、今までのもろもろはご破算にして(笑)千代みたいに「大丈夫ですよ。間違って引き返してもいいではありませんか。孔子さまだってそう仰ってる」って言ってやりたくなる。

 

  …で、うたをだっこして「死なねぇでよかった。これからはどんなに間違えても、みっともなくても生き抜いてみせる」って誓った栄一、しばらくは千代とうたのそばで大人しくしているのかと思いきや、今度は当時の政治の中心だった京に行くと言い出す😅しかも、とっさまからしこたま軍資金せしめて…。さすが栄一、転んでもタダでは起きない(笑)

 

  いやー、きっと実際の栄一もこういう人だったんだろうなぁ。上に立って「オレについてこい」って強権でがんがん引っ張って行くタイプじゃなくて、可愛らしくて憎めなくて、ちょっと危なっかしいとこもあって、つい手を差しのべたくなっちゃうような😊こういうのが、人徳というものなのかもね。とっさまがお金渡しながら「あー、孝行とは子が親にするもんだと思ったが、まさか親が子にするもんだとは」というボヤキには思わず笑っちゃいましたが。

 

  まっ、でも外国奉行に任命された川路(平田満)の言う「攘夷という流行り病」に取り憑かれていた頃の栄一は、暗くて目が据わってて別人みたいで心配だったけど、千代の前で号泣して気が晴れたのか😅元の元気印に戻って良かったよ~😊

 

  江戸に出かけた栄一と喜作が平岡円四郎(堤真一)に、「ウチで仕官しないか?」とリクルート?されるシーンがありましたが、平岡は実際にああいう人だったらしいです(週刊文春より)。慶喜に仕えるようになっても行儀作法など度外視、一方では身分関係なくどんどん若い人材を登用していく。渋沢も、経営者になった後年、よく若い人たちとフリートークをして積極的に意見を取り入れていたとか。栄一の人材発掘・育成の手腕も、風通しの良い平岡流…というわけですね。

 

  そしてそして、来週から始まる京都編~~❗もう、画面から漂って来る感じが雅びそのものだわ。早くも登場、新撰組副長・土方歳三(町田啓太)や薩摩藩士時代の五代友厚(ディーン・フジオカ)の水も滴る美男ぶり(^q^)

京都編は、ザッツ・イケメンパラダイス🎵