オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

見所が多過ぎて書き切れないゾ😮『青天を衝け~ 篤太夫、涙の帰京 』

 平岡円四郎(堤真一)の存在が、これほど大きなものだったとは…😭

 

  今回の第17回『青天を衝け』は、平岡が水戸藩士たちの襲撃により非業の死を遂げたのち、周囲の人々……妻のやす(木村佳乃)、部下の川村惠十郎(波岡一喜)や猪飼(遠山俊也)、そして誰よりも慶喜(草彅剛)と篤太夫(吉沢亮)が、大きすぎる喪失感を抱えながらも、それぞれが彼の遺志を無駄にしまいと、未来に向かって歩き出すさまが描かれます。

 

  平岡の信頼に応えようと関東を巡り、結果数十名にも及ぶ仕官志望の若者たちを連れ、京に向かう篤太夫と成一郎(高良健吾)。しかしその道中、江戸で平岡の死を知った二人の心は塞ぎがちでした。岡部の領内で、あの悪…もとい、お代官に留められる篤太夫たち一行。「このご同勢の中には、もと当領分の百姓がおります。この者ども、渋沢と申します。疑うこと多きゆえ、何卒一度お戻し頂けませんか」と言い放つ代官。武士という身分にあぐらをかいて生きてきた彼の心の中は(百姓の分際で一橋家に仕官など許すまじ)という嫉妬と怒りで渦巻いています。息詰まる緊張感が走り、篤太夫が一歩前に出ようとしたその瞬間、な、なんと、猪飼パイセンがぁぁぁ~~❗

「渋沢両人に村方へ帰られては一同が困ります。両人は縁あって当家に入り、今となってはかけがえのなき家中の者。一橋家としては到底承服しかねることゆえ、お断りいたす」(きっぱり)

ぎゃーーっ、カッコいいぞ猪飼パイセンーーっっ♥️

まるで歌舞伎の見得だニラミだっっ❗

猪飼パイセンは、手先のぶきっちょな単なるやらかし侍じゃなかったのねん。

(暴言、お許し下さい😅)

 

 そしてそして、そのパイセンの言葉を聞いたとたん、平岡の大恩を改めて思い知り、真っ直ぐ前を見つめたまま、「この気持ちを平岡さまにお伝えしたかった」と、滂沱(ぼうだ)の涙を流し続ける吉沢亮の瞳の美しさよ、柔軟且つ繊細な演技力よ❗

(「泣くな、オレたちは武士なんでいっ」と突っ込みながら泣きそうな成一郎もかわゆす)

 

「亮にゃんはまずもって眼がキレイだよね。いい演技するなぁ。」

…と、最近すっかり吉沢ファンとなっている夫が脇で呟く(笑)NHK大河ドラマのおかげで、おじさんファンも増えたに違いない😊

 

  …今日はまた、さまざまな夫婦愛を垣間見ることのできた回でしたね。自らの若さと非力を感じながらも将軍の責務を果たし、愛する和宮(深川麻衣)を守ろうとする家茂(磯村勇斗)。故郷に残る者たちに迷惑をかけながら、また、かつての仲間たちが攘夷の戦いを続けているのを知りつつ己を貫くことにふと迷いを見せる篤太夫に、いつものように言葉少なく、しかし動じることなく励まし元気づけるお千代(橋本愛)。そしてそして、掛軸の裏に隠された平四郎の手紙を見つけ、号泣しながら読み続けるやすに、見ている私たちも涙が止まりません。

 

  顔に一文字に深い刀傷を負い、平岡を守り切れなかった悲憤の涙に震える川村惠十郎の姿に、ヲタク、胸を抉られました😢もうね、この川村さんみたいに、たとえ数十秒の出演場面でも、登場人物の一人一人が、こうも次々と強烈な印象を残していくのはなぜ?

まるで青天マジックだよ❗(笑)

 

  長州を攻撃しようとする英国人を必死に止めようとする井上聞多(のちの馨…福士誠治)と伊藤俊輔(のちの博文…山崎育三郎)が、外遊の結果開国論に転じた、幕末の長州で異質な存在であったことが、二人の俳優さんの洗練された雰囲気で一瞬でわかる心憎いキャスティング(しかもほとんどのセリフ英語だし😅)

 

  禁門の変鎮圧に向かう馬上の慶喜(草彅剛)はその昔の鷹狩りを彷彿とさせ、まるで「眠れる獅子の目覚め」のようで、それは凛々しく惚れ惚れしたし、慶喜と西郷(博多華丸…ただの豪傑ではないしたたかさ、腹黒さをうかがわせて秀逸)の腹の探り合いと虚々実々の駆け引きもまた…

 

って、見所多過ぎて書ききれないよ~❗😅