オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

ついに真ん中に立った篤太夫~『青天を衝け 一橋の懐』

いやはやめでたい今夜の『青天を衝け』🎉✨😆✨🎊

 

…なぜって?一橋家に仕官した篤太夫(吉沢亮)が、いよいよその天性の才能を発揮し始め、名実ともにNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主役になった回だからです❗

 

  物語の前半では、武田耕雲斎(津田寛治)や藤田小四郎(藤原季節)の天狗党の行く末が描かれます。慶喜(草彅剛)を頼って京へ入ろうとした耕雲斎たち。しかし、禁裏御守衛総督というお役目柄、それを許すことができなかった慶喜の辛さ。彼は、 天狗党征討総督・田沼意尊(こんな役職が存在したのね😅)に、彼らへの公平な裁きを求めますが、ゆくゆく天狗党が一橋家の主要戦力となることを怖れた田沼、ひいては徳川幕府から極刑に処せられてしまいます。耕雲斎の優しさ、人の心がわかりすぎるがゆえに大きな歴史の波に呑み込まれてしまった悲劇😢

 

  慶喜の密書を携え、天狗党の本拠地へ向かった成一郎(高良健吾)が目にしたものは、戦いに疲弊し、食べる物もなく、雪の中寒さにうち震える水戸の浪士たちでした。この悲劇的顛末を知った成一郎と篤太夫の見方捉え方の違いがひじょうに興味深いんですよ。天狗党の浪士たちの惨めさを目にした成一郎は、もはや攘夷もこれまで、「俺はこれから一橋家の為に生きる❗」と宣言します。直情径行、竹を割ったような性格の成一郎らしいセリフですね😊「おめぇは(これから)どうする?」と、成一郎から問われる篤太夫。この時篤太夫は答えませんが、この二人の会話が、今回の、胸のすくような爽快なラストの伏線になっているんですね。

 

  関東に続き、西の八万石を回り、歩兵を募る役を慶喜に志願する篤太夫慶喜は彼を「軍制御用掛・歩兵取立御用掛」に任じ、篤太夫は一橋領の備中に赴き、農民たちから志願を募ろうとしますが、どうあがいても、上手くいきません。それもそのはず、そこにはある黒幕が……

(ネタバレの恐れあり。以下、略=笑)

 

一橋家に仕官したとはいえ、軍略もあまり得意ではなく、どこか吹っ切れないもどかしさを抱えていたかのような篤太夫。遠い昔、藍の商売であんなに生き生きと輝いていた篤太夫はどこに行っちゃったの❓といささか心配していたヲタクですが…。

 

しかし、しかしついに❗

太夫は、一橋家で自分の居場所を見つけた。

自分が今、ここで何をなすべきかハラが据わった。

武器でなく、力でなく、生来の知恵とアイデアでのしあがっていく篤太夫は、まさに幕末のニューヒーローだ❗

 

  篤太夫の秘策、そして彼自身の強い意思と天賦の才を認めた慶喜は、「円四郎め、誠にふしぎなものを押し付けおった」と、カンラカンラの大笑い( ´∀`)

そして表情は一変、「そこまで申したのだ。おぬしの腕を見せてみよ❗」(びしっ)あの「最高の上司」平岡が惚れ込んだリベラル名君ここにあり。

 

  それにしても、慶喜の前で「一橋家の仕官はほんの腰掛けのつもり」だの、「水戸の烈公はとんでもねぇ石頭」だの、失言連発の篤太夫に、冷汗三斗、大慌ての猪飼パイセン(遠山俊也)😅『青天を衝け』助演男優賞はまさにこの方だわ😍…それにしても、篤太夫の失言なんて、殿の鼻を蹴ってはなぢ出させたり、カミソリでアタマけがさせちゃうなんて大失態から比べたら可愛いもんだと思うけどな(笑)

 

(ついしん)

横須賀経済発展の祖、勘定奉行小栗忠順(武田真治)初見参❗もはや、「武士は食わねど高楊枝」では生きていけないことをいち早く気づいて、「コンパニー Company」の概念を将軍家茂(磯村勇斗)に説く小栗。徳川幕府に小栗あり、一橋家に渋沢あり。これからの二人の対比も楽しみです😊

 

  そしてそして来週は、ワイルドセクシーな薩摩藩士から早くもジェントルマン化した五代様(ディーン・フジオカ)がぁぁぁ~~🎉✨😆✨🎊篤太夫と会うの?会わないの?深谷の宿みたいにすれ違うだけ?ねぇねぇ(⬅️しつこい😅)