オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

胸がグルグルするぅ~(吉沢亮さんのパクリ😅)『青天を衝け 篤太夫遠き道へ』

 今夜の『青天を衝け』、胸アツエピソード満載で、ヲタクはもう、吉沢さんに負けないくらい「胸グルグル」しっぱなしでございます❗

 

  原市之進から、幕府の代表としてパリ万博に参加する徳川昭武(慶喜の弟…板垣李光人)に随行せよとの、慶喜の命を伝えられた篤太夫(吉沢亮)。言下に「行かせて下さい❗」と承諾する篤太夫に、原のほうが大慌て(笑)「異国に行くのだから、もっとよく考えなさい」というわけですね。そりゃ、そうだ。私事で恐縮ですが、30年前、ヲタクの夫にベルギー赴任の話が持ち上がった時も、行くか行かぬか侃々諤々、両方の親も巻き込んで、果ては家族会議に…😅ましてや当時の洋行と言えば、荒海乗り越え船旅数ヵ月、嵐に会えばそれっきり、生きて帰れないかもしれないんだもの(実際、後でその知らせを聞いたかっさま(和久井映見)、失神しそうだったもん)

しかしそんな重大事を臆さず即断できる篤太夫、激動の時代に飛躍できる素地をすでに、持っていたんだよね😊

 

  慶喜に謁見した篤太夫慶喜の、ちょんまげにナポレオン三世から寄贈されたというフランスの軍服という奇抜な姿にたまげる😅(また、吉沢さんの驚きの表情が◎❗)抵抗なくこういう姿になれる…というエピソードによって、慶喜の柔軟な思考をうかがわせるという脚本の妙。若干15才という昭武(板垣くんのノーブルな雰囲気、若きプリンス役にピッタリ)の、言わば後見役を篤太夫に任せるという慶喜の心に感激する篤太夫。二人が「人の一生は、重荷を負うて遠き道を往くが如し、急ぐべからず。不自由を常と思えば不足無し…」という徳川家康の遺訓を共に唱和する場面は、身分立場を越えた二人の熱き心の交流が、吉沢亮と草彅剛という優れた役者の演技からひしひしと伝わり、『青天を衝け』前半最大のクライマックスとなったのではないでしょうか。もうね、この時の吉沢さんと草彅さんの、何とも形容し難い表情が素晴らしいんです😊

 

  篤太夫と、勘定奉行小栗忠順(武田真治)が一本のネジを挟んで対峙する場面も凄かったですねぇ…。あの時代、幕臣でありながらすでに近代経済の大事さを自覚し、製鉄所や工場による部品の大量生産、コンパニー(Company)の必要性を痛感していた「異能の人」小栗。あまりにも時代に先んじていたがゆえに、後年明治政府に疎まれ、悲劇的な最期を遂げるわけですが…。鋭利な剃刀のような小栗と、好奇心旺盛で、あらゆることを真綿のように吸収してしまう篤太夫の対比がとても面白かった。小栗はこの度の万博使節団が、日本文化の紹介と徳川幕府の威信を世界に知らしめるだけではない、もうひとつ、重大な密命があることを明かすのです。この出逢いがあったからこそ、篤太夫はパリ万博で西洋の経済学を修め、自らのものにすることができたのだ…と思わせるエピソードでしたね。

 

  そしてそして、パリ行きの前にいろいろ託しておきたいと、篤太夫の頭に真っ先に浮かんだのは、やっぱり成一郎(高良健吾)❗だよね~~😊

 

  最近は千代(橋本愛)に度々手紙を書くのにちっとも返事が来ないとスネる篤太夫、自分の留守中千代が誰かに心を動かしはしないかと見当違いの心配をしている篤太夫が可愛いすぎる😍そんな篤太夫を見て、面白がってる成一郎も。やっぱりチアライジマーズはこうでなくっちゃね😉

 

  未来に向かって躍動する若者たちのエピソードが満載だった今回だけに、ラスト近くの、篤太夫と成一郎が獄中の平七郎(満島真之介)を見舞う場面は、キリキリ胸が痛みます😭かつては村の若者の憧れだった平七郎。どこでどう人生のボタンをかけ違ってしまったのだろうか…。幕末には、同じような思いを抱いた若者が大勢いたんだろうな…。

 

 さまざまな思いを抱いて、杉浦愛蔵(志尊淳…篤太夫の新たなバディになりそうな予感♥️成一郎とはまた違った雰囲気で、楽しみ🎵)らとともに、船上の人となった篤太夫。その行く手には何が待っているのか❓

 

来週はいよいよパリ万博❗

(おまけ)

パリ万博では薩摩と結んだモンブラン伯爵が暗躍しますが、外国奉行支配の福地さん(犬飼貴丈)によれば、彼はフランス人だったとか。今までベルギー人だと思ってた😅長年ベルギー在だったヲタクとしては、あんな腹黒い山師みたいな人物がベルギー人じゃなくてホッとしたけど(笑)