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『青天を衝け』外伝~トマス・グラバーとスコットランドのおはなし


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(Scotland from Pixabay)

 『青天を衝け』8月15日までお休み…というお知らせでガックリきてるところに、さらに年内終了のニュースで打ちのめされたヲタク😭

 

  …しかし、スタッフさんも「次回は8月15日。是非お忘れなく」とおっしゃっているので、それまでは放送がなくとも、これまでと変わらず『青天を衝け』についていろいろ呟いて、テンションキープしておきたいと思います🎵

 

  …で、早速なんですけど(笑)

『青天を衝け』のストーリー展開の素晴らしさって、幕末維新を渋沢栄一(吉沢亮)の当時置かれている立場、対人関係にぐっと絞って描かれているところだと思います。…なので、当然、幕臣である栄一からすれば、薩摩藩(特にディーン・フジオカ演じる五代友厚)はヒール役…とは言わないまでも、極めてシビアな対立関係にあるのは事実。徳川幕府×フランス政府、薩摩藩×英国政府という図式ですよね。

 

  『あさが来た』の五代様、英語を操るいかにも英国紳士然としてましたが、『青天を衝け』を見て初めて、そのルーツがすでに薩摩藩士時代の英国との関係にあったのだ…と理解できたわけです。(フランス語を話すモンブラン伯爵との会話でも、五代はあくまでも英語で押し通していて、そんなところも細かく描いている『青天を衝け』はやっぱり素晴らしい❗)

 

  五代様の会話にも度々登場するトーマス・グラバー、当時の外国商会の最大手、商取引と平行して、伊藤博文(山崎育三郎)や井上馨(福士誠治)の密留学のパトロンとしても有名ですが、厳密に言うと、彼はスコットランド人なんですよね。尊大なイングランド人だったら、たぶん、極東の小国の名もない若者の留学を支援したり、日本人の奥さんを娶ったりはしなかったと思います…たぶん😅

 

  外国で怪我して救急車で運ばれ、「イギリス人か?」と聞かれて怒り出し、「俺はスコットランド人だ❗」と叫んだとか、ラグビーの試合、英国×アイルランドの試合だったらスコットランド人は絶対アイルランドを応援するとか…。そんなエピソードには事欠かないし、反対にイングランドには、スコットランド人は野蛮でケチな田舎者だっていう小咄がゴマンとあります(笑)

 

ヲタクの愛する推しの一人、ジャック・ロウデンはイングランドで生まれたクセに(笑)幼少期に移り住んだスコットランドが大好きになり、プロフィールからロンドン生まれを削除しちゃった変人(笑)

 

NHKさん、彼をグラバーさんにキャスティングしてドラマ作ってくれませんかね?主演映画のプロモの為に監督と来日するはずが、自分のプロデュース・出演する映画の撮影の為にそれがお流れになり、「泣きたいくらい悲しい」って言ってましたから…(笑)

 

…って、話があらぬ方向に飛んじゃいましたけど😅ようは、どんなに短い場面でも、膨大な資料を読み込んで、実在の人物一人一人を研究し尽くし、斬新な視点から作り上げられた『青天を衝け』。

 

  NHK大河ドラマ史上、エポックメーキング的な作品であることに間違いありません❗