オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

色気ダダ漏れトム・ヒューズ♥️~『ディスカバリー・オブ・ウィッチズ』シーズン2

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(London from Pixabay)

  なんでこう、英国の俳優が好きなのか❓じぶん😅古くはピーター・オトゥール(『アラビアのロレンス』)やゲイリー・オールドマン(『レオン』『裏切りのサーカス』)、ベネディクト・カンバーバッチ、エディ・レドメイン、現在熱烈推しのジャック・ロウデン(『ふたりの女王~メアリーとエリザベス』『イングランド・イズ・マイン』)に至るまで、ヲタクの「英国俳優遍歴」は、けっこう年季が入ってるんであります😅いやもう、吉沢亮さんが特別枠、突然変異と言ってもいいくらい(笑)

 

  そんな推しの英国俳優、マシュー・グードとトム・ヒューズが揃い踏みの英国ドラマ『ディスカバリー・オブ・ウィッチズ』第2シリーズ❗第1シリーズでは、現代の英国が舞台で、魔女の血を引くダイアナ・ビショップ(テリーサ・パーマー)と、ヴァンパイアのマシュー・クレアモント(マシュー・グード)が激しい恋に落ちる経緯が描かれます。特別な力を持った種族である魔女やヴァンパイア、デーモンは「クリーチャー」と呼ばれ、特に敵対関係にある魔女とヴァンパイアの恋はご法度。二人は、クリーチャーの「種の起源」とも言うべき「生命の本」の存在を知り、魔女とヴァンパイアの敵対の歴史を紐解き、クリーチャー同士の平和、ひいては自分たちの恋の成就を求めて、「生命の本」を探す長い長い旅に出るのです。しかし、「生命の本」を征する者はクリーチャー全てを征する者、その野望を抱くクリーチャーたちが、二人を亡き者にして自分たちが先に書物を手に入れようと暗躍し始めるのです…。


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(実在したエリザベス朝の詩人、クリストファー・マーロウを演じるトム・ヒューズ)

 

  第2シリーズで二人は「生命の本」を求めてタイムリープし、なんとエリザベス朝のイングランドにやって来ます。エリザベス1世をはじめとして、ウォーター・ローリーやジョン・ディー(錬金術師)、エドワード・ケリー、神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世など、実在した人物が続々と登場し、歴史好きには垂涎の展開😍

 

  トム・ヒューズ演じるクリストファー・マーロウ(愛称キット)にとって、誰よりも冷酷かつ強靭で誇り高いヴァンパイアのマシューは最愛の人。ダイアナに会うまでは、自分が彼に一番近いところにいた筈なのに、再会したマシューは、あんなに憎んでいた筈の魔女にメロメロ(笑)拗ねて気を引こうとすればマシューから「お前の顔なんて見たくない。あっち行け」と言われる始末😅挙げ句の果てには「ダイアナに手を出したら殺してやる」ひどいよマシュー、いくらダイアナに首ったけって言ったって…。

 

  またね、トムくんの、傷ついた表情が絶品なんだわ…。マシューの冷たい態度にどんどん気持ちを拗らせていくそのプロセスも、トム・ヒューズならではの繊細な演技でもう、気持ちにグサグサ来る。説明的な台詞がないぶん、余計にね。

 

ああ、やっぱりトム・ヒューズ、好きだわ~~😍

 

  気持ちが拗れた挙げ句、キットは兄の恋人を憎むマシューの妹ルイーザにそそのかされ、ダイアナを拉致するという暴挙に出ます。鎖で繋がれたダイアナ。狂暴なヴァンパイア・ルイーザは、キットに拳銃を渡し、「さあ、撃つのよ❗この女がいなくなれば兄は再びあなたのもの」と悪魔の囁きを…。震えながらダイアナに銃口を向けるキット。その時ダイアナはキットに向かって、「あなたの武器は言葉よ❗(拳銃ではないはず)」と、キットの書いた詩を口ずさみ始めるのです。

愛も憎しみも我らの力が及ばぬものだ

我らの意志は運命に支配される

恋路が始まるずっと前から

我々はその勝敗を願う

慎重であれば恋など些細なもの

一目惚れでない恋などあろうか

(クリストファー・マーロウ作『ヘーローとレアンドロス』)

ダイアナへの敵意が、自らの才能を認められた嬉しさで次第に変化していくその過程を、蒼い瞳の表情と、微かな唇の震えだけで語るトム・ヒューズ。(恥ずかしながら、この場面だけ何度リピートしたことか😅)

 

  居酒屋で喧嘩に巻き込まれ、若干29才で眉間にナイフを刺されるという残酷な死を迎えるマーロウ。彼はエリザベス1世の下でスパイ活動を行っていたという噂があり、今ではマーロウ暗殺説が濃厚のようです。長く生きていたら、シェイクスピアを凌ぐ文豪になっていたかもしれないのに…😢

 

  あなたの未来を知ってるわ…

ダイアナの、悪魔…ならぬ魔女の❓囁きに我を忘れ、拳銃も下ろしてふらふらとダイアナに引き寄せられていくキット。行く手にはさらなる闇が待っているのも知らずに…。

 

  出番の少ない、脇役も脇役なのですが、愛も名声も得ること少なく、道半ばで倒れた若き詩人。トム・ヒューズならではの表現力で、ドラマにさらなる深みが生まれたことは間違いありません😊


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