*明月院「悟りの窓」から眺める庭園の紅葉。桜と紅葉の時期のみ公開
今日は北鎌倉の明月院で紅葉狩。鎌倉の紅葉の見頃は全国でも最も遅く、12月に入ってからです。
紅葉…というと、ヲタク的には『源氏物語』の『紅葉の賀』の巻🍁燃えるような紅葉の中、光源氏と頭中将、二人の美青年が青色袍の装束で「青海波」を舞う場面が真っ先に思い浮かぶのですが、雅びやかな平安京の、目にも鮮やかな紅葉と違って、鎌倉の紅葉は武家が根づいた地に相応しく、どこか鈍色がかった赤…というか、渋い、落ち着いた色味が特徴です。紅葉が鮮やかな赤に染まるためには、急激に気温が下がることが必要と言いますから、海に程近く、気候が温暖な鎌倉には京の都のような真っ赤な紅葉は望むべくもないのでしょう😅ヲタクはどちらも好きですが…。
*陽に透ける庭園の紅葉
*庭園の向かい側にある枯山水の庭
*鎌倉には、山を切り崩して建立された寺が多い。明月院の裏手も切り立った崖になっています。
*明月院には、名君の呼び声高い、鎌倉幕府第五代執権・北条時頼公の墓があります。ちなみに、来年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』の主役、北条義時は第二代執権です。(逆光で、墓碑に書かれた文字が読めませんね😅)
ランチは明月院近くの古民家レストラン「紫(ゆかり)」で創作フレンチを。
*20種鎌倉野菜のサラダ(自家製ライ麦パンが美味しい)
*かぼちゃのスープ
*牛ほほ肉のビロード煮
サラダにはキャベツのムースが敷かれていたり(ドレッシングがわりに和えて食べる)、かぼちゃのスープにはベニエ(牛のパテを小麦粉でくるんで揚げたもの。南フランスの郷土料理だそう)が浮かんでいたり、ひとひねり効いたフレンチでした。そしてメインは、お店自慢の「牛ほほ肉のビロード煮」❗ビロード……と言うだけあって、口に入れた瞬間に、赤ワインで煮込んだお肉が、柔らかくホロホロと溶けていきます。
またぜひリピートしたいお味♥️
*デザートは自家製プリン🎵パステル系のトロトロプリンです。
*横須賀線に乗る前に、北鎌倉駅前の和菓子店「こまき」であんみつを食すの巻🎵
「季節の練りきり+抹茶」とどっちにしようかさんざん迷った末の決断(笑)こだわりの小豆で作ったメニューはどれも美味しい(^q^)一番窓際の席だったので、池が目の前。左の樹木の向こう側が北鎌倉駅です😊