オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

彼の中の「渋沢栄一的なるもの」~吉沢亮『青天トークショー in 北区』

  先日の休みの日にね、久~しぶりに『あのコの、トリコ。』のDVD見返したんですよ。吉沢さんが新木優子ちゃんとW主演を張った映画で、舞台挨拶も一人の時があったりして、ご本人の緊張の度合いが伝わって来て、DVD見ているこっちも変な汗かいたりして(笑)またね、映画で演じた俳優志望の鈴木頼っていう役が、演技の才能と確かな意思とマーベル映画のヒーローなみの男気に溢れてるのに、本人も周りもそれにまったく気づいてない…っていうね。当時の吉沢さんにぴったりハマった役でした。

 

  …それがどうです❗

今回のトークショーの、堂々たる主演俳優ぶり❗

……しかも名だたるNHK大河ドラマですよ。

 

  撮影が始まった当初は、「どちらかというと自分が陰キャだから、栄一みたいないつも元気いっぱいな役はエネルギー使って疲れます」みたいな趣旨のことを話していた気がするんですけど😅

 

  MCの方から撮影の苦労を聞かれて、セリフの膨大さや、あの例の、谷川岳で撮影したという「青天を衝く勢いで白雲を突き抜けるほどの勢いで進む」登山の場面を挙げた吉沢さん。しかしヲタクが何よりも印象深く感じたのは、その苦労話をする時の、吉沢さんの表情が明るく生き生きとして、何とも楽しそうなこと。明らかに栄一のぐるぐるしてる時の顔だったよ(笑)その時に思いました。この人は、数々の苦労があっても、それに挑戦すること、それを克服することを楽しめる努力の天才なんだって。べつに、愚痴言うのがカッコ悪いからポーズとってるわけじゃ、ないの。それは渋沢栄一の特徴でもあるわけだけど、役を演じることによって吉沢さんもきっと、自らの裡に眠る「渋沢栄一的なるもの」に目覚めたんではなかろうか。困難にブチ当たるほど燃えるっていう🔥🔥🔥

…仕事ではもう、めっちゃヒーローなのに、私生活ではちょっぴりポンコツ気味で母性本能くすぐられるとこも似てるかも(……小声😅)

 

  …で、あの中止を余儀なくされたパリロケについて。ご存じの通り、吉沢さんはデビュー10周年の写真集の撮影でパリを訪れ、渋沢さんゆかりの地をいろいろ訪問したそうなのですが…。

建物自体は残ってても周囲が変化してて、これはもう撮り方がすごく限定されるなと思うところばかりだったので。かえってCGでいろんなもの見せられて、僕はかえってよかったんじゃないかと思いますけどね。

この視点、もはや制作者側だぞ(笑)  吉沢さんって、いち役者でありながら、作品全体を俯瞰して見ていて、その中で自分がどんな役割を果たせばいいか常に考えて行動してる人なんだよなぁ。

 

  名実共に「真ん中に立った」堂々たる推しの姿を見て、大いなる喜びを感じながらもふと、一抹の淋しさを感じたヲタク。ヲタクには娘二人しかいないからわからないけど、息子が例えば成人式を迎える日の母親の気持ちってきっと、こんなふうなんだろうね(笑)