オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

俺はまだ生きてるか❓死んだら、教えてくれよ😉~最終回『青天を衝け / 青春はつづく』

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(お正月は、届いたDVDで追天するつもり♥️)

今際の際だっていうのに、なんてユーモア溢れる言葉なんだろう。与えられたいのちを200%、いやいや1000%生き切った栄一にしか言えなかった言葉。

 

  

渋沢栄一(吉沢亮)と共に笑い、怒り、泣きながら、幕末、明治、大正、昭和と駆け抜けた『青天を衝け』も今日が最終回。

 

 歴史上の人物の生涯を描いた伝記ドラマ…というと、長寿の人の場合、とかくその後半は一線を退いた後のエピローグ…といった感があるのは否めないのですが、栄一の場合はどうでしょう❗財界を引退した後も青年期・壮年期と同様、いやそれ以上に勢いが加速しているではありませんか😮「青春はつづく」の副題の如く、まさに最後の最後まで、栄一の青春は続いたのでありました。

 

  ……反面、彼の勢いをもってしてもどうにもならない現実も、並行してきちんと描かれる。移民問題や人種差別、国と国との軋轢、領土拡大政策、複雑に絡み合う外交問題……。しかしどうにもならないと思っても、彼はあきらめない。人の良心を信じて、突き進む。

 

 ワシントン軍縮会議に合わせて日系移民の問題を解決せんと、 80代を越えて再び渡米(老年期に入ってからの渡米4度めというのだから、恐れ入ります😅)、その後に東京を襲った関東大震災で事務所が壊滅……。暴徒が金持ちの家を襲うという流言に、「危険だから血洗島に疎開してくれ」という息子たちを一喝する栄一。

私のような老人はこんな時にお役に立ってこそ、生きる申し訳が立つというものだ。

このセリフにヲタク、がーーん(@_@)

30も若いってのに、「年とった」だの「若い時とは違ってきた」なんぞ、グチってなんていられないなぁ😅栄一の辞書に、余生なんて言葉はなかったのね。また、 震災後次々と海外各国から義援金や救済物資が届き、栄一の長年に渡る民間外交が実を結んでいく場面は胸アツでした。

 

  長い間断絶状態だった篤二(泉澤祐希)とも、大震災を契機に仲直りして、良かったなぁ😢実際、それ以降篤二さん、財界に復帰して栄一の片腕になったんですよね❓

…また、栄一の最晩年を孫の恵三(笠松将)の視点から描いたのも素晴らしかった❗栄一から日本の未来に続くバトンを渡される者、恵三。そのバトンは、そのまま見ている私たちに渡される。だからこそ冒頭の家康さま(北大路欣也)の言葉…

忘れないで下さい。

真心を込めて切り開いた彼らの道の先を歩んでいるのは、あなた方だということを。

がまさに生きた❗

心に刺さった❗

 

  ラスト近く、大震災で支援を受けたお礼にと、衰弱する身体に鞭打って、中国での大規模な水害に対する義援金をラジオ放送で日本国民に呼びかける栄一。終わってから恵三に、

(今ので)どうだったかな?

届いたかな?

届いたかな?

と問いかける場面でヲタク、はっと思い出したことがあります。

 

   初回の放送から、公式ツイッターで毎回、自分自身の言葉で、その回の見所を発信し続けてきた吉沢さん。初回のツイッターを読んで(もしかしていつもと違う❓)と思ったのは、吉沢さんが

  面白い物は出来てる

と言い切っていたこと。インタビューでも吉沢さん、脚本、演出をはじめとしてスタッフ、キャストのみなさんに対してゆるぎない信頼を繰り返し語ってはいたのですが、(はて、今まで、こんな断定的な物言いをしたことがあったかな❓)と思って。そして続けて……

あとは皆様にどう届くか

って言っていたこと。

マイクの前の栄一の姿が、吉沢さんその人に重なった。

確実に届きましたね❗

確実にみんなに届いたよ、吉沢さん❗

   

  現場のスタッフが撮影を止めたくなくて、ずーーっとカメラを回し続け、吉沢さんが延々とアドリブを続けていたというエピソードも記事になっていましたね😊

 

 ラスト、走馬灯のように栄一の一生が今までの映像で流れていく場面。その年代年代を微妙に差をつけて演じ分けた、役者・吉沢亮の底力に、改めて驚嘆しました。

 

  吉沢さんをはじめとして、脚本、演出、映像、スタッフ、キャストの皆さん、素晴らしいドラマを本当にありがとうございました❗

この感動を胸に、また明日から、ヲタクもじぶんの置かれた場所で 精いっぱい、励むことにいたしましょう😊

 

(ついしん)

ストーリーの前半に平田満さん、そして最終回には原敬首相役で石丸謙二郎さんが~~❗つかこうへい事務所の「寝とられ宗介」「新版・いつも心に太陽を」「熱海殺人事件」「蒲田行進曲」懐かしいなぁ…。我が青春なり。(遠い眼)さすがNHK大河ドラマ、超ベテランから中堅どころ、ライジングスターに至るまで、「誰がどの役を演じるのか❓」想像するだけでワクワクしましたよね😊