オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

今日はいよいよ『青天を衝け』総集編一挙放映❗

  ああ、いよいよNHK大河ドラマ史上エポックメーキング的名作である『青天を衝け』、渋沢栄一の生きざま、栄一を演じる吉沢亮の入魂の演技を見納める時が来た😭😭

 

 …もちろん、これからも動画配信やブルーレイ、録画で繰り返し観賞することは可能だし、ヲタクは折に触れてそうするつもりでは、いる。だけど、それはやはり閉鎖的、密室的、隠微な楽しみである。リアルタイムで見て、(ああこの瞬間、同じように泣きながら、笑いながら見ている人たちが大勢いるんだ❗)と心躍り、終わった後に「『青天を衝け』トレンド世界一❗」なーんてニュースを見てほくそ笑む…そんな喜びとは今日でサヨナラ。

 

  最終回、晩年の栄一(吉沢亮)が曾孫たちに囲まれている場面。曾孫たちは新撰組副長・土方歳三(町田啓太)の冒険譚に夢中になっていて、「…わたしは彼と昔いっしょに戦ったのだよ」という栄一の言葉に目を丸くする。(ひいじいさんはエライ人だと聞いてはいたけれど、ほんとうにあの幕末の剣豪土方といっしょに戦ったのだろうか❓だとしたら、すごいことだ。それこそが一番すごい)とでも言いたげに。

 

  この、渋沢の晩年を、若くして命を散らしたがゆえに永遠のヒーローに昇華された土方歳三の生きざまと対比して描いた場面に、『青天を衝け』の真の制作意図が凝縮されていたように思う。(イヤらしい言い方だけど)ラストにかけて高視聴率を狙うなら、財界人として華々しい活躍をする栄一の壮年期で最高に盛り上げてはい終わり❗…でもよかったはず。でもあえてそれをしなかった。最後の最後まで、沢山の失敗と愛する者たちとの断腸の別れ、そして「思うようにいかない人生のやりきれなさ」に苦しみもがきながら走り抜いた、人間くさい渋沢栄一の老いさらばえた姿を、日本の芸能界で一二を争う際立った美貌の持ち主に演じさせた。

 

  吉沢さんがインタビューで、「泥臭くても、カッコ悪くても、最後の最後まで生き抜いた栄一を演じたい」と語っていたことを思い出す。

 

吉沢亮の役者根性、ここに極まれり❗

 

  本当にこれがラスト。

再び見極めよう、ドラマ『青天を衝け』によって新たに生命を吹き込まれた、真に偉大なる人の生きざまを。

 

 

https://twitter.com/nhk_seiten/status/1476478166487216132

https://twitter.com/nhk_seiten/status/1476749961475903489