オタクの迷宮

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エマ・ストーンとヨルゴス・ランティモスがタッグ❗『哀れなるものたち』&『Bleat』


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エマ・ストーンが「フランケンシュタイン女性版」

を演じる『哀れなるものたち』。

 

 今年末までには、ヨルゴス・ランティモスが『女王陛下のお気に入り』に引き続きエマ・ストーンとタッグを組んだ新作『哀れなるものたち』が公開されるもよう。この映画は、「フランケンシュタイン女性版」とも言うべきもので、「胎児の脳を移植された女性の物語」らしい。(共演は『ハルク』ことマーク・ラファロウィレム・デフォー、マーガレット・クォリー)さすがランティモス、相変わらずぶっ飛んでるなぁ(笑)『女王陛下のお気に入り』や『聖なる鹿殺し』でも感じたんだけど、ランティモスの作品って、ギリシャ悲劇みたいな不条理、宗教や倫理の通用しない、人間の根源的なドロドロした欲望みたいなものを感じるんですよね。あとは『ロブスター』みたいに、悲惨な現実をブラックジョークでくるんだみたいな作品とか。でも、ランティモスの作品ってキャスティングがいつもゴージャス✴️✨ってゆーか、ヲタク好みの人しか出てこない(笑)

 

  そんなランティモス監督がエマ・ストーンとタッグを組んだ三作目が『Bleat』(ヤギのメエメエといった鳴き声の意味)。エマ・ストーン、よっぽど女王の‥‥もとい、監督のお気に入りなのね。キュートで明るくてピュアなパブリックイメージだったエマ・ストーンが、それを逆手にとり、純真そうな笑顔の裡に悪意と野心の棘を隠し持つ小間使いを演じて、新境地を開いたのが『女王陛下のお気に入り』でしたよね。

 

『Bleat』の予告編を見ると、さらにエマ・ストーンが新たな変身を遂げているような気がする。モノクロの短編映画で、ギリシャアテネ国立劇場のプログラムの一環として製作されたとか。(ワールドプレミアは5月6~8日にギリシャで開催予定)

  

撮影されたのは2年前の2020年2月。ロケ地はギリシャのティノス島。

Wikiには、

エーゲ海のキクラデス諸島北部に位置するギリシア領の島。 生神女マリヤを記憶するギリシャ正教会のパナギア・エヴァンゲリストリア聖堂 があり、8月15日の生神女就寝祭には多くの巡礼者が訪れる。

と書かれています。

 

共演はフランス人俳優のダミアン・ボナール。パリの犯罪多発地区モンフェルメイユを舞台に、社会の暗部を描いてカンヌ映画祭審査員賞を受賞した『レ・ミゼラブル』(注・ミュージカルではありません 笑)で、主役の警官役を演じていた俳優さんですね。

 

バッハの小品や、クヌート・ニステット(ノルウェーの作曲家)、そしてそして、日本の現代音楽の雄、細川俊夫さんの作品も挿入曲として使用されているようです❗

 

ティザー映像見ましたけど、なんかこう‥‥

すごく不穏な感じがヒタヒタと‥‥

神経を触るような‥‥ね。

でもって、暗闇の中の白いヤギさんがコワイ(笑)

ロバート・パティンソンが主演したA24製作の映画『ライトハウス』を思い出しました。

 

日本で公開されるかなぁ‥‥。

誰か買い付けてぇぇ~❗