(MI5本部)
ジャクロくん主演❗‥‥もとい、クレジットでは3番目だった(笑)しかし、ヲタク的には主演は断然ジャクロ(もはや脳に霞がかかっている状態 笑)だって‥‥だってさ‥‥前作『カポネ』について呟いたのがちょうど1年前よ❗嬉しさのあまり多少ヘンなこと口走ってもお許し下さい。
邦題は『窓際のスパイ』。あまりにもわかりやすいまんまの題名ですが、原題は『Slow Horses(鈍足の馬)』あるいは『Slough House(泥沼の家)』。ミック・ヘロンの原作は、版によって題名が違うのが面白いんですが、ようは、MI5(英国情報局保安部‥‥国際問題を扱うMI6とは違い、英国国内の治安維持に務める)の中の「泥沼の家」と呼ばれる窓際部署に寄せ集められたスパイの落ちこぼれたち(鈍足の馬)のおはなしというわけです。
ジャクロは、伝説のスパイを祖父に持ち、前途有望なエリートとして入局しながら、あることを「やらかして」しまい、「泥沼の家」に左遷されてしまったリヴァー・カートライト役。のっけからアクションシーンの連続で、(足長~~い)だの、(走り方がカッコいい)だの、(横顔が彫刻みたい)だの、殆んどストーリーがアタマに入ってこないヲタク。
「泥沼の家」は、リーダーの昼行灯みたいなタヌキ親父、ジャクソン・ラム(ゲイリー・オールドマン)をはじめとして、一癖も二癖もある連中ばかり。そんな折、極右グループによるアジア系学生拉致事件が勃発。調査の下請け作業を行ううちに、リヴァーには極右の雑誌記者の関与に対する疑惑が浮かび、独自に調査を進めていきますが‥‥。
全6エピソードのうち、現在配信されているのは2まで。(3は4月8日配信開始)
007シリーズに対するアンチテーゼとなっている‥‥と、ゲイリー・オールドマンがインタビューで語っていた通り、建物はガタガタだし、ラムのオフィスなんてゴミ屋敷。でも、リアルなスパイ活動って、日々の地道な足を使った調査や、それを元に会議や討論を積み重ねることから成り立っているんだな‥‥と気づかされます。でも時にはもちろん危険も顧みずカラダを張ってやらなきゃいけない任務もあり、それにしては表彰されるわけでもなくどこまで行っても陰の黒子のような存在。なんだかワリに合わないよね(笑)そんなスパイたちの哀愁が、そこかしこに散りばめられています。
派手なアクションシーンは冒頭だけで、後は陰鬱な英国式ユーモアに彩られた会話が続く、一風変わったスパイドラマ。万人受けはしないかもしれないけど‥‥
ヲタク的には物凄く好み♥️
見ているうちに、ジャクロくんやゲイリーはじめ、ダメダメスパイの面々に、そこはかとない愛着を感じ始める不思議。
ジャクロくんも「商業的大作には興味ない」って日頃言ってるし、いかにも彼が選びそうなマイナー系のスパイドラマです。なんでヲタクがジャクロくんにこんなにハマってるかというと、趣味嗜好が似てるというか、彼の作品選びもめちゃくちゃツボなんですよね。
‥‥とはいえ、どうもラム(ゲイリー・オールドマン)は一見ボーッとしていながらじつは超優秀な人物のようで、MI5長官代理タヴァナー(クリスティン・スコット・トーマス)とは周知の仲、「泥沼の家」は何やら秘密裏に特命を帯びているフシがあり、いろいろ怪しい(笑)ジャクロくん演じるリヴァーも、単に左遷されたわけでもないらしく‥‥
3話からいろいろ動き出しそうです❗
そんな『窓際のスパイ』 、これから順次配信してくれるみたいでワクワク(個人的には、全話まとめてどーん、より、思わせ振りに少しずつの配信のほうが好き)
昔マンガ週刊誌の連載モノを待ってた時みたいなきぶん🎵
Actors Gary Oldman and Jack Lowden (@JALowden) join us to talk about their new spy series #SlowHorses and more! pic.twitter.com/Q4Of0viki5
— TODAY (@TODAYshow) 2022年3月28日
Top secret meets bottom of the barrel. Watch Gary Oldman as Jackson Lamb and his team of demoted MI5 screw-ups when #SlowHorses premieres 1 April on Apple TV+
— Apple Original Films (@AppleFilms) 2022年3月18日
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