オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

君は天然色❗のん in『私をくいとめて』

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 のんの久しぶりの主演作『さかなのこ』が夏に公開されることが告知されました。ここんとこ「映画館に観に行きたいなー」と思う日本映画の告知久しぶりだったから(小声)、ワクワクしてる😊

 

  ‥‥で今日は、『さかなのこ』公開記念❓で、のんの前作『私をくいとめて』についてちょっと呟いてみようと思います。これね、2020年秋の東京国際映画祭で舞台挨拶付きのチケット申し込んだんだけどあえなく落選したヲタク的には曰く付きの作品。その後すぐコロナが流行し始めて、映画祭の開催もピリピリして緊張したものになっちゃったしね。

 

‥‥というわけで、改めて『私をくいとめて』。30代を迎えたみつ子(のん)は、会社ではプチお局様化しながらも、おひとりさま生活を満喫していました。休日に早起きして掃除洗濯を済ませ、大瀧詠一の『君は天然色』を聞きながらフローリングに大の字になって、ベランダからのそよ風に吹かれる気持ちよさ。ああ、イイなぁ~~♥️ヲタク、これまで1度も独り暮らしした経験がないから、こんな場面見ると、何だか羨ましさと悔しさでアタマぐるぐる🌀🌀しちゃう(笑)

 

‥‥まあ、みつ子が休日、孤独も感じずカフェで楽しく一人でお茶できるのも、脳内に住み着いているもう一人のじぶんA(声・中村倫也)といつも会話しているから。Aが女性ぢゃなくて中村倫也だってとこが、この映画の成功の半分なんじゃないかな。Aはみつ子の中の、言わば知性や理性、客観性を担っていて、中村倫也のあのイケボで「あなたは物事を悪く捉えすぎですよ」とか、「落ち着いて、深呼吸して❗僕がずっと話しかけてあげるから」とか言われたら、自己完結して一生生きていけるよ(笑)

※‥‥だけどラスト近く、私たち女性の観客には、少々残念なオチが待っていますが😅このオチにもまた、深い意味があります。

 

そんなみつ子が、会社に営業で出入りしている年下の青年多田(林遣都)に恋をしたことから引き起こされる悲喜こもごも。A以外には決して心を開かず、自分というシェルターの中に閉じ籠ってそれなりに幸せだったみつ子が、初めて他人と触れあい、喜んだり悲しんだり絶望したり怖がったりしながら、少しずつそれを受け入れ、折り合いをつけていく過程が、のんと林遣都の清新な演技によってとても魅力的に描写されていきます。

 

  初めて多田を自宅に呼んで、一緒に食事して、彼が帰った後、緊張が一気に解けてホッとしたり淋しくなったりしてるのんの表情がすっごくイイです❗初めて彼と沖縄旅行に来た夜、向かってくる彼に恐怖を感じて、「彼との距離の取り方がわからない❗」と感情を爆発させる場面も◎👌

 

あまちゃん』以降、将来を嘱望されていて、若手女優のトップランナーであった筈の彼女が、突如として一線を退いてしまった事情は今でもよくわからないけど(基本、芸能記事は興味ないヲタク😅)、その人に生来備わった魅力や才気は簡単には消せるものではない‥‥と、この映画ののんを見ているとつくづくそう思います。

 

新作『さかなのこ』。柳楽優弥夏帆磯村勇斗岡山天音‥‥今をときめく演技巧者の面々とのアンサンブルの中で、どんな新たな魅力を花開かせてくれるのか、楽しみに待っていたいと思います😊

 


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