オタクの迷宮

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『唐人街探偵 東京 MISSION』ミステリーコメディ参上!


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U-NEXTで『唐人街探偵 東京MISSION』観賞。

 

  はっきり言って、面白かったです❗笑

 

  唐人街探偵シリーズって、世界でも有数の超人気シリーズなのね😮知らなかった‥‥。『東京MISSION』で早や第3作目らしくって、ヲタクはこの『東京MISSION』が初めてだったから、華流ホームズみたいな主人公チン・フォン(リウ・ハウラン)の、時々フラッシュバックする生い立ちや過去等が理解できなくてちょっと面食らったけど、じゅうぶん楽しめました❗いわばワトソン役のチンの遠縁のおじさん、「自称・名探偵」タオ・レン(ワン・バオチャン)のキャラがもう、愉快すぎて可笑しすぎる‥‥(ぷぷぷ‥‥)

 

さて、今回のストーリーは‥‥

 日本の暴力団黒龍会の組長・渡辺 (三浦友和)と、タイのマフィア、スー・チャーウェイは、日本の中華街の開発利権を巡って抗争を続けていた。その決着をつけるため、二人は鍵付きの密室で話し合いをしていたが、チャーウェイの叫び声がしたため、外に控えていた黒龍会と東南アジア商会の関係者が鍵を壊して踏み込むと、そこには気を失って倒れている渡辺と、ガラス片で刺された、息もたえだえのスーチャーウェイが‥‥❗救急車で搬送中、スーチャーウェイは死亡、渡辺は殺人の現行犯で逮捕されたが、渡辺は冤罪だと主張して譲らない。公判は1週間後に迫っている。チンとタオは、1週間で密室の謎を解き、真犯人を見つけ出すことができるのか‥‥❗❓

 

  なんてったって、日本人キャストがゴージャス過ぎて嬉しい🎵😍🎵日本の名探偵・野田役の妻夫木聡が遺憾なくそのコメディセンスを発揮し、しかも主役の二人を引き立てる謙虚さが爽やかだし、ヤクザの組長役の三浦友和は、コワモテではない、一見穏やかなインテリヤクザふうなのがかえって迫力あってリアル。スー・チャーウェイの秘書役の長澤まさみ、強姦殺人魔・染谷将太のサイコっぷり(童顔のサイコパスっていちばん怖くない?((( ;゚Д゚))))、いわくありげな怪しい警部の浅野忠信、ヤクザの手下の六平直政、オトボケ裁判官・鈴木保奈美‥‥もう、みんな全員適材適所で、ヲタク、日本人として誇らしかったよ❗

 

  中国から見た東京だから、なんていうか、東京であって東京でない、いわば「エキゾチーックJAPAN❗」な感じが面白かった。逃亡殺人犯(染谷将太)のアジトがまるで、今は無き香港の九龍城砦みたいだったりとか。

 

  笑いあり、涙あり、アクションあり、カーチェイスあり‥‥の、映画の面白さをぜんぶ詰め込んだみたいな一大エンターテイメントなんだけど、骨子となる殺人事件の推理が思いがけなく本格的で嬉しい驚き😉あそこでディクスン・カーの「密室の講義」が出てくるとは思わなかった。笑

 

 

この映画のラスト、親子の情愛が描かれて思わずホロリとさせられるんだけど、ヲタク、(まるで歌舞伎の世話物ぢゃん❗)って思わず突っ込んじゃった😅欧米の映画ならこうはならないよな‥‥って。やっぱりアジア人って、お互い思考パターンに共通項が多い気がするよ、うん。中国、日本、タイの名探偵たちが一致協力して事件を解決する‥‥っていうストーリー展開も良かったよね。(タイの探偵、ジャック・ジャー(トニー・ジャー)の脳ミソ筋肉っぷりも、タオ・レンに負けず劣らずラブリー😍)今、世界情勢や政治の世界のパワーバランスはいろいろ難しいことが多いけど、政府のエライ人たちも、このアジアの探偵さんたちに見習ってほしいよ、うん。

 

  この映画見て、すっかり「アジアの探偵アベンジャーズ」❓のファンになっちゃったヲタク😊これから前2作も見ようーーっと🎵