オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

ほぼ小ネタだけの😅『ソー : ラブ&サンダー』観賞記

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    元祖アベンジャーズの最長老❓ヒーロー、ソー(クリス・ヘムズワース)。世代は変わり、次々と新たなヒーローが登場しても、ソーは相変わらず「自分探し」(by スターロード)の真っ最中。「いーかげん、オトナになれや~❗」ってどやしつけたいとこだけど、やっぱり気になっちゃう、母性本能をくすぐられる愛されキャラ、ソー。ヲタクは個人的にはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)イチ推し。‥‥でも、初代メンバーの中では、やっぱりソーなんだよなぁ。

 

  『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラスト、ソーはアスガルドの王位をヴァルキリー(テッサ・トンプソン)に譲り、スターロードはじめ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間たちや岩男コーグ(声・タイカ・ワイティティ)と宇宙へ旅立ってしまいました。今作のヴィランは、「神殺し」のゴア(クリスチャン・ベール)。

いやー、やっぱりクリスチャン・ベール最高っす❗

ヒーローものは、主役に負けないくらいヴィランが魅力的だと映画の面白さ、深さが倍加すると思うんですが、前作『バトル・ロイヤル』のケイト・ブランシェットといい今作のクリスチャン・ベールといい、ヴィランに恵まれてるよね、ソー😅

 

 

神を信じ、神に捧げ物をしつつ愛する娘と共に慎ましい生活を送っていたゴア。しかしそのために生活は益々困窮、食べ物も水もなく、娘はついに死んでしまいます。神に助けを乞うても、「人間など、神の生け贄になるだけの存在」とせせら笑われてしまいます。怒り狂ったゴアは、神殺しの漆黒の剣※1「ネクロソード」を手に入れ、次々と神々を虐殺。アスガルドも標的となり、子供たちが全員、誘拐されてしまいます。(ゴアの真の目的は、子供たちを囮にして、雷神ソーを抹殺すること(>_<))ソーはそれが罠と知りつつ、ヴァルキリーとコーグ、そしてガンに冒され、ムジョルニアの力によって「マイティ・ソー」化した元カノのジェーン(ナタリー・ポートマン‥‥彼女の美筋がスゴいの😍※2ヴァルキリーがクラッと来るのも納得  笑)と共に子供たちの救出に向かいますが‥‥❗

※1『ヴェノム』に登場する宇宙外シンビオートを成型した剣。

※2 『バトルロイヤル』では「匂わせ」でしたが、今作でヴァルキリーは自らをLGBTだとカミングアウトしています。

 

これから先はネタバレを含みますので、ネタバレOKな方だけお読みください🙇🙇🙇

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  クリスチャン・ベールという超演技派がキャスティングされただけあって、「神殺しのゴア」は、マーベル史上最も「人間的な」ヴィランと言えるでしょう。次々と神を殺していくのも、復讐心からではなく、自分の命と引き換えに、娘ラブ(クリス・ヘムズワースの実のお嬢さん、インディア)を生き返らせるため‥‥というのが泣かせます😢で、戦いに敗れて瀕死のゴアに、なんとソーはその娘を託されるというビックリな展開😅かくしてソーは、結婚もしないままシングルファザーとなり😮、義理の父娘はそれ以降、宇宙の様々な悪と闘う『ラブ & サンダー』となった‥‥というナレーションが(ナタポと新旧ソーのペアになるんじゃなかったんだ‥‥😅)新たなヒーローチーム「ラブ&サンダー」、二人のやりとりがさすが実の親子、息もぴったりで、ヘムズワース家の日常ってこんな感じ❓と、見ていて思わずほのぼの😊他に奥様も息子さんも出演されているそうで、ファミリー総出演ですネ😉クリスチャン・ベールの証言によれば、インディアちゃんとの撮影時には、クリスはすっかりパパの顔になっていたとか。

 

 ところで、 末期ガンにも関わらずマイティソーとなり、最後の命の炎を燃やし尽くしたジェーンは、愛するソーの腕の中で逝ってしまいます。あまりにも短かった元サヤ時間‥‥😢

 

しかし❗ナタポの美筋にクラクラ来たそこのあなた、安心して❗

 

なんと、ポストクレジットでなつかしや、ヘイムダル(イドリス・エルバ)が登場し、ジェーンに向かって「※ヴァルハラへようこそ」って言うんですよ❗あー、だからヴァルキリーが、ゴアとの決戦を前にたじろぐジェーンに「命を落としても私は戦う。戦う途中で死んだらヴァルハラに行けるから」って言ったのね。あれ、伏線だったのか~❗

※ヴァルハラ

オーディンが居るという輝かしい死後の世界。彼らは、勇敢に戦って死ねばオーディンが統治する巨大な死者の館「ヴァルハラ」に行けると信じており、死を恐れず、むしろ死を先急ぐように戦う。

 

ソーは帰ってくる。

 

この一文に(よっしゃっ❗)と映画館の暗闇でガッツポーズしたのはヲタクだけではないはず(笑)

 

【本日の小ネタ】

★ソーの登場シーンで流れるはガンズ・アンド・ローゼズの『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』~~🎉✨😆✨🎊『バトル・ロイヤル』の時はレッド・ツェッペリンの『移民の歌』でしたよね😊(予告編では『スウィート・チャイルド・オ・マイン』が使われてました)誘拐された子供たちのリーダーがヘイムダルの息子で、彼がガンズ・アンド・ローゼズのファンという設定になってます。そー言えば11月にガンズ・アンド・ローゼズ来日するのよね。「やったぁぁぁ」とか思ったら、ちょうど同じ日にブラック・クロウズのチケット押さえたの忘れてた😅ロック界のビッグネームがピンポイントでかぶるって珍しいね。

 

★『バトル・ロイヤル』で初登場、アスガルドの歴史を題材にした寸劇演じる素人‥‥もとい棒演技集団❓サム・ニールマット・デイモン、ルーク・ヘムズワースは今回も健在❗子供たちがさらわれた非常時に、「寸劇のいいネタができた」と口をすべらせ、ひんしゅくを買っています😅当代きっての名優たちに大根役者の役をやらせるなんて贅沢さは、MCUならではですね😅

 

★ゴアと戦う為、ソーは全能の神ゼウスに援軍を頼みに行くのですが、神々の大宴会しか頭にない俗物化したゼウスにハナから拒否られ、力づくでゼウスの稲妻ソードを奪います。この太っちょゼウス、どっかで見たことある顔だなー(-ω- ?)と思ったらなんと❗ラッセル・クロウぢゃあーりませんかー。しかし、しかし‥‥『グラディエーター』、そしてヲタクの映画ファン史上確実にベスト10に入る『L.A. コンフィデンシャル』で男気に溢れたタフガイだった彼が‥‥(しょぼーーん)

しかし次作では、意外にも彼がヴィラン化しそうな気配なんですよ。ヘラクレス

刺客を命じてたし。単なるナルシストの酒飲みおじさんぢゃなかったんだ‥‥。

 

北欧神話ギリシャ神話の神々が入り乱れてくんずほぐれつ一大決戦❗❓‥‥こりゃ大変なことになりそう。