オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

イーサン・ホークがイケおじ過ぎる♥️~Netflix『15年後のラブソング』

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Netflixで『15年後のラブソング』(原題は『裸のジュリエット Juliet,Naked』)観賞。‥‥こういう大人のラブコメ、いいですよねぇ。いい年した大人たちが、小さくまとまることなく、迷いながら時に傷つきながらも新たな一歩を踏み出していく‥‥そんなストーリー♥️

 

舞台は英国の港町サンドクリフ。(この海辺の光景がまた素晴らしい)亡くなった父のあとを継ぎ、博物館で働くアニー(ローズ・バーン)は、もうすぐ40才。長年一緒に暮らす恋人ダンカン(クリス・オダウド)がいますが、彼は90年代に一枚のアルバムだけを残し表舞台から突然姿を消したアメリカのロックスター、伝説のタッカー・クロウ(イーサン・ホーク)に夢中。ファンサイトを立ち上げ、同世代の中年男性との交流にいそしむ日々😅アニーはもうそろそろ子どもを産むには最後のチャンス‥‥と思っていますが、ダンカンはそれどころじゃありません。

 

 

  ある日タッカー・クロウが残したアルバム「ジュリエット」の貴重なデモテープがサイトのメンバーから送られてきて、思わず封筒を開封したアニー。帰ってきたダニーは「こんな貴重なテープをなぜオレより先に開けたんだ」と激オコに。さすがのアニーも堪忍袋の緒が切れて二人は大ゲンカ。アニーは憤懣やる方なく、ダニーのサイトに「『ジュリエット』の曲なんて最低だわ。サイトの人たち、みんなおかしい」と書き込みます。ところが❗「ホント、君の言うことは正しい。『ジュリエット』はクソだよ」と、アニーの元になんとタッカー本人から直接メールが~~❗その日以来、二人の間で奇妙なメール交換❓が始まります。そして、タッカーは英国に住む子供の一人が出産間近なので、英国に来るからぜひ会おうと言い出します。さて、奇妙な二人の関係は、果たして‥‥❗❓

 

 ストーリー的にはあるあるで従来のラブコメ路線を踏襲してるけど、キャラ設定や、さりげない心理描写はけっこう斬新、会話も軽妙洒脱。ステキな会話劇だなぁ‥‥と思って調べたらなんと❗原作者はニック・ホーンビィ(英国の小説家・エッセイスト)。はいっ、少年(ニコラス・ホルト)の複雑な心理と、中年男(ヒュー・グラント)との友情を描いた名作『アバウト・ア・ボーイ』の原作者です。この『アバウト・ア・ボーイ』、12才の少年の心の動きを的確に表現していて、私たち大人は、子供だから○○だろう‥‥なんて、決して彼らを軽んじてはいけない。子どもたちは私たち大人が思う以上に深く考えているんだ‥‥というバイブルみたいな映画。ヲタク自身、孫が生まれてから(注・男子。現在10才)この映画の様々なシーンを折に触れて思い出しています。

 

  この映画でも、タッカーは華やかな恋愛遍歴を繰り返していて、3人(‥‥だったかな❓笑)の奥さんとの間に5人の子供がいる設定😅子どもたちの心理描写が見事で、その子どもたちとのふれあいを通して、アニーが次第にある決意を固めていく過程も、繊細に描かれています。

 

あと、ヲタクはヲタクだから(‥‥なんぢゃ❓😅)ダニーの推し活、ひじょうに皮肉たっぷりに描かれてるけど、笑い飛ばせませんでした(笑)いちいちヲタクあるあるなんで。特に、ゴシップ記事を読み込んで推しの理想像を勝手に作り上げちゃうとこなんてもう‥‥(冷や汗)

 

  それにしてもイーサン・ホーク、落ちぶれた❓ロックスターということで、体重もかなり増量して、お腹も出てて、小汚ないジーンズにTシャツ姿なのに‥‥

なんでそんなにイケてるわけ❓(笑)

 

‥‥思うに、放埒な人生を送ってきたタッカーだけど、彼は彼なりに奥さんや子どもたちに精一杯愛を注いできた。このタッカー、気まぐれに見えてじつは、ひじょうに愛の深い人なんですね。その人間像が、イーサン・ホークの巧みな演技と会話劇によって、こちらに自然と伝わってくるからじゃないかしらん😊

 

  今公開中の『ブラック・フォン』では冷血な殺人鬼「グラバー」を演じているイーサン。ヲタクも近々見に行こうと思っていますかわ、彼のカメレオン俳優ぶりに、久々にブームが到来しそうな気配(笑)