オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。

コリン・ファレル × バリー・コーガンの2ショット再び❗『イニシェリン島の精霊』

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ヨルゴス・ランティモス監督の『聖なる鹿殺し Killing of a Sacred Deer』以来、何故か心惹かれるコリン・ファレルバリー・コーガンの2ショット♥️『聖なる~』では、なにげにブロマンスの匂いがした二人。はて今回は……❓

余談ですが、ロブ・パティンソンの『バットマン』ではペンギンとジョーカーなんだわ、この二人♥️

言うまでもなく、二人ともアイルランド出身です😊

 

  2018年アカデミー賞レースでダークホースとなった『スリー・ビルボード』の脚本・監督、マーティン・マクドナーの新作『イニシェリン島の精霊』の予告編が初公開されました~~🎉✨😆✨🎊ぱちぱちぱちぱち

こちらの予想を裏切る、あっと驚く展開で、「ヤられた、悔し~~」って思った『スリー・ビルボード』。今回もマクドナー監督が脚本も担当するので、どんな予想外の展開が待っているのか❓今からドキドキです。

 

時は1923年。島民全員が顔見知り……というアイルランド西部イニシェリン島に住むパードリック(コリン・ファレル)は、長年の友人コルム(ブレンダン・グリーソン)から、突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺するパードリック。コルムに理由を尋ねても、彼はその理由を頑として語らないばかりか、「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしいことを言い出す始末。パードリックは、風変わりな隣人ドミニク(バリー・コーガン)や、妹シボーン(ケリー・コンドン)の助けを借りて事態を何とか好転させようとするが、上手くいかない。そしてついに、果てしない海と空に囲まれた美しい島に、死の知らせの使者とされる“精霊(バンシー)”がやって来る。その先には、誰も予想だにしない、衝撃の結末が……❗

 

   予測不能なストーリー展開、しかも舞台はアイルランド❗ヲタク的にはダブルで嬉しい😻大学の卒論でアイルランド演劇を専攻し、長い間憧れだったアイルランドの地にヲタクが初めて降り立ったのは30年前。まさに今回の映画の舞台となる西部を車で旅しました。イニシェリン……というのは架空の名前だと思います。西部のゴールウェイ湾に、イニシュモア、イニシュマーン、イニシィアという3つの島から成る、いわゆるアラン諸島が浮かんでいますが、そのうちの1つがモデルなのでは❓

 

原題のbanshee(バンシー)、邦題では精霊と訳されていますが、アイルランドスコットランド等、ケルト民族の伝承特有の存在です。

バンシーは人の死を予告する女妖精。死を間近にした人の家の近く、もしくはその家の窓の外に老婆の姿で現れ、両手を打ち鳴らし命の限り泣き叫ぶ。その声は恐怖と絶望の中で、最後の力を振り絞って助けを求めているようにも聞こえ、寝ていた人でも跳び起きる。……大阪日日新聞「亀井澄夫の妖精・妖怪世界の旅」より

 

スリー・ビルボード』に続き、悲劇と喜劇が渾然一体となる「マクドナー節」健在と言われているこの作品。凡人のヲタクには、バンシーが島に降り立った後どんな展開が待っているのか予測もつかないけど😅早く観て、また「ヤられた、悔し~~」って歯ぎしりしたい(笑)

 

 

 

 

 

 

 


コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』2023年1月公開決定&予告編 ─『スリー・ビルボード』監督最新作、予測不可能な衝撃と感動 | THE RIVER