※デル・トロ監督には、彼の偏愛対象についての同名の著書もあります。彼は、自らの趣味嗜好をobsession(取り憑かれる、強迫観念)とも表現しています)
ギレルモ・デル・トロ監督総指揮のホラー・アンソロジー『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』、原題は『Cabinet of curiosities』で、不思議なるものの飾り棚、とでも訳しましょうか❓……そう言えば、珍奇な品々や骨董品を陳列した飾り棚をキュリオケースと呼びますね😊海外の予告編が公開されました❗
『驚異の部屋 / Cabinet of curiosities』は、私がずっと作りたいと思って暖めてきた企画だよ。これはアンソロジーで、私はそれぞれの演出家に任せているので、独自の世界観が繰り広げられている。あるものは香しく、あるものは甘美。美と恐怖の融合だ。あらゆる技術を駆使して、美しくリアルなモンスターを造り上げたんだ。
目も綾な色彩美の中、数々の異形の者たち……半魚人(『シェイプ・オブ・ウォーター』)やパン、ペイルマン(『パンズ・ラビリンス』)を耀かせ、最新作『ナイトメア・アリー』では、見世物小屋の人々や楽屋裏のホルマリン漬けの胎児等を、凝視するかの如く撮影する、「グロテスクな美」の求道者たるデル・トロ監督。
予告編を見ただけでも、監督が言うところの「美と恐怖の融合」、デル・トロワールド全開なのが見てとれます。監督が取り憑かれた❓想念を映像化したとも言えるホラー・アンソロジー『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』は、10月25日よりNetflixで配信開始❗
New look at Guillermo del Toro’s Cabinet of Curiosities, debuting on Netflix on October 25. pic.twitter.com/oqyurNP975
— Film Updates (@FilmUpdates) 2022年8月15日